バイクインプレッション「TREK MADONE 2.1」 マドンの名にふさわしい走行フィールとエアロ性能を備えたアルミ入門ロード

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 1976年に創業したアメリカのバイクブランド、TREK(トレック)。「We believe in bikes」の理念のもと、一人でも多くの人に楽しく、安全にトレックの自転車を活用してもらうことを目指し、最新技術のスポーツバイク・アクセサリー開発に日々取り組んでいる。「MADONE(マドン)」は勝利のために開発された、“ブランドの顔”とも言えるロードバイクで、その高い走行性能は様々なレースにおいてライダーたちに栄光をもたらしてきた。今回試乗するのは、トッププロが使用するモデルをベースに、入門用としてアルミ素材で仕上げられたマドン2.1だ。

「TREK MADONE2.1」(トレック マドン2.1) 「TREK MADONE2.1」(トレック マドン2.1)

TREK MADONE 2.1(トレック マドン2.1)
価格:159,075円(完成車)
サイズ:50、52、54、56、58、60
カラー:クリスタルホワイト、グロス トレックブラック/リバーベッドブラック
問い合わせ先:トレック・ジャパン http://bikes.trekbikes.co.jp

 

スペック

フレーム: 200シリーズ Alpha アルミ
フォーク: マドン KVF カーボン
変速機:シマノ・105(F)&(R)
ギヤ:シマノ・R565 50×34T、ティアグラ12-30T(10速)
ホイール:Alloy hubs w/Bontrager Approved alloy rims
 

インプレッション BY 米山一輝

マドンが採用するKVFとは後端を切り取った翼型の形状のこと。マドン2.1も横風から受ける抵抗を抑え、仮想テイルによるエアロ効果もたらすKVFエアロ形状をベースに設計されているマドンが採用するKVFとは後端を切り取った翼型の形状のこと。マドン2.1も横風から受ける抵抗を抑え、仮想テイルによるエアロ効果もたらすKVFエアロ形状をベースに設計されている

 マドンはトッププロが使用する7シリーズから今回試乗した2シリーズまであるが、これほどまでに細かく、なおかつ明確にグレード分けがされているブランドはないだろう。2シリーズのマドンの特徴は、まずフレームに採用される素材がアルミであること。マドンの名を受け継ぐに値するアルミロードバイクとしてリリースされ、この素材、そしてこの価格でどこまで性能を追求できるのか、興味深いモデルだった。

 上位機種に採用されるKVFエアロ形状が、マドン2.1でもメーンフレームとフォークに反映され、エアロダイナミクス効果が高められている。その形状はデザイン的にも優れているが、やはり機能的要求から導入された究極のフォルムであり、レーシーな印象を受けた。

米山一輝 数多くのトップ選手を輩出した東京の名門クラブチームで15年の選手経歴を持つ元レーサー。現在は国内レースを取材で転戦中米山一輝
数多くのトップ選手を輩出した東京の名門クラブチームで15年の選手経歴を持つ元レーサー。現在は国内レースを取材で転戦中
横剛性を向上させ、エアロ効果を高めたKVF形状のフォークは、スピードセンサーを内蔵するスピードトラップに対応横剛性を向上させ、エアロ効果を高めたKVF形状のフォークは、スピードセンサーを内蔵するスピードトラップに対応

 試乗してみると、マドンの上位機種と同様、路面に吸い付くような追従性の高さがあり、ハンドリングの良さも相まって安定性は十分。全体的にバランスよくまとまっている。加速のフィーリングも悪くなかったが、それはタイヤやホイールを変えれば更に良くなるので、乗りこなしながらバイクの性能をいっそう引き上げていく楽しみがある。

 フィーリングの面では、まさしくマドンの名を受け継ぐにふさわしい味付けがなされている。このあたり、単なる普及版にとどまらず、カーボン素材の上位機種の開発コンセプトが、うまくアルミ素材に落とし込まれている印象を受けた。

 剛性は必要にして十分。ガチガチな印象ではないし、アルミバイクとしては乗り心地が良いので、長距離のライドにも向いている。 用途としては、サイクリングから、レース系のイベントや走りにも対応するだろう。

遠目からはわかりにくいが、異なるブラックを用いてデザインが入るトップチューブ遠目からはわかりにくいが、異なるブラックを用いてデザインが入るトップチューブ

 もちろん、30万円オーバーの上位機種のマドンに並べない部分はある。しかしながら、価格に対してパフォーマンスは期待以上に出ているし、走りのフィーリングや安定性、乗り心地といった基本の部分に妥協のない、安心して選べるロードバイクに仕上がっている。

 トレックのロードバイクには、パフォーマンス系のマドンに加え、エンデュランス系の「DOMANE(ドマーネ)」がある。アルミ製の2シリーズにも、マドン2、ドマーネ2の両モデルが揃っている。乗り比べるとどちらもマドンらしさ、ドマーネらしさがあり、性格の違いがはっきりしているので、ユーザーは目的に合わせてモデルを選ぶと良いだろう。

※DOMANE 2.3のインプレッションは12月23日に掲載予定です。 

■トレックのアルミロード購入で5000円分のクーポンプレゼント

 トレック・ジャパンは全国のトレック正規販売店を通じて、11月30日から2014年2月28日まで、「ボントレガー クーポン5000円分プレゼントキャン ペーン」を実施している。
 期間中にマドン2シリーズ、ドマーネ2シリーズなど対象のアルミロードバイクを購入すると、ヘルメット、ポンプ、ライトなどのボントレガー製品 購入時に利用できる5千円分(税込)のクーポンがプレゼントされる。スポーツバイクで通勤やレースを始めてみたい方にとっては、エントリーモデル のアルミロードバイクをお得に購入できるチャンスだ。

キャンペーン詳細ページ


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