故郷に賭ける復活の勝利 「ツアー・オブ・ジャパン」平塚の決意

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シマノレーシングチームの平塚吉光(米山一輝撮影)シマノレーシングチームの平塚吉光(米山一輝撮影)
「ツアー・オブ・ジャパン」第4戦・富士山ステージで、激しい坂道を駆け上るシマノレーシングチームの平塚吉光 =5月25日、静岡県小山町(米山一輝撮影)「ツアー・オブ・ジャパン」第4戦・富士山ステージで、激しい坂道を駆け上るシマノレーシングチームの平塚吉光 =5月25日、静岡県小山町(米山一輝撮影)

 25日に開催された自転車ロードレース「ツアー・オブ・ジャパン」第4戦・富士山ステージで、地元・静岡県沼津市出身の平塚吉光(シマノレーシングチーム)が奮闘し、上位をうかがう10位でフィニッシュした。これまで4戦とも外国人選手が上位を独占しているが、ハイレベルの大会で23歳と若い平塚も次第に順応してきた。26日の第5戦・伊豆ステージは、平塚の“ホームグラウンド”が舞台。起伏が激しい難コースだが、故郷での最後のチャンスに賭ける。(産経デジタル 米山一輝)

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 平塚は第1戦で67位と精彩を欠いたが、第2戦は23位、第3戦は16位と復調。第4戦には「地元で暴れる」と意気込んで臨んだ。この日は富士山を駆け登る過酷なヒルクライムコースだったが、身長162センチと小柄な体から持てる限りの力を振り絞って快走。チーム内でトップとなる10位でフィニッシュした。

 小学2年生で自転車レースを始めた平塚の夢は、ヨーロッパのプロチームで走ること。高校卒業後は東京の実業団チームで力を付け、2010年にプロのシマノレーシングに迎えられた。1年目に国内で2勝を挙げるなど活躍し、2年目にはチームの計らいで本場ヨーロッパに武者修行へ。しかし、そこで壁にぶつかり、一年間ほとんど結果を残せないまま帰国。日本で出直すことになった。

 だが、平塚は夢をあきらめていない。今シーズンは好調だった頃の力を取り戻しつつあり、あとはビッグレースでの「勝利」という結果を求められている。

 26日に伊豆ステージが開催される日本サイクルスポーツセンター(静岡県伊豆市)は、平塚の母校、修善寺工業高校(現・伊豆総合高校)から目と鼻の先にある。小学生の頃から数え切れないほど走り込んだコースであり、攻めどころは熟知している。

 レースは12周回・146キロの長丁場で、上り坂の累積標高差が5000メートルに及ぶため、平塚は自慢の登坂力を最大限に生かせる。続く27日の最終戦・東京ステージが平坦なだけに、伊豆ステージに向けて「チャンスはあと1回。勝ちたい」と決意を新たにした。

 大会の模様は、ツアー・オブ・ジャパン総集編としてBSフジで放映される。放映日時は6月16日(土)午後1時~1時55分の予定。

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