ひったくりと併せて被害防止キャンペーン自転車盗難、後絶たず 埼玉県警が「二重施錠」や「頑丈で複雑な鍵」の使用を呼び掛け

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街中の犯罪抑止に務める、埼玉県警の「ハイパー・サイクル・ポリス」街中の犯罪抑止に務める、埼玉県警の「ハイパー・サイクル・ポリス」

 埼玉県内で認知される自転車盗難の件数が高止まりしている。全国的な傾向と同様に、県内でも刑法犯の認知件数は減少が続いているが、自転車盗は認知数全体の約3割を占める。被害防止には「施錠」が基本となるが、頑丈で複雑な、防犯効果の高い鍵を活用することが重要だ。年の瀬が近づき、年末に多発傾向となるひったくりも併せて、埼玉県警は啓発と注意喚起を進める。(産経新聞・埼玉版より)

 埼玉県内では平成24年、刑法犯認知件数が22年ぶりに10万件を下回った。自転車盗も20年をピークに、徐々に減少。今年も9月末までに前年同期比で約1千件減少した。ただ、昨年まで年間2万件を超える高止まりの傾向に大きな変化はなく、抑止が課題になっている。

 埼玉県警によると、自転車盗はマンションの駐輪場や民家の敷地内、路上など、置き場所を選ばずに発生。カギを二重ロックにするなど普段の心掛けが重要という。ただ、県警幹部は「すぐに解錠されてしまうケースもある」と指摘。実際、今年9月末までに認知した自転車盗のうち、施錠していたのに被害が防げなかったケースが45%もあった。

埼玉県警が入る県庁第2庁舎埼玉県警が入る県庁第2庁舎

 一方、ひったくりの認知数も年々減少している。18年に3024件だったが、24年は1309件。今年も9月末までに前年同期比354件減の674件と減少傾向だ。ただ、被害者が路上に倒れて大けがをするなど、結果的に重大な被害となるケースも後を絶たない。

 埼玉県警では年末に向けて、自転車盗やひったくりの被害防止を呼びかけるキャンペーンを進めている。県警幹部は「丈夫で複雑な構造のカギや(カゴに装着する)防犯カバーの活用など、ちょっとした配慮が被害防止につながる」と話している。

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