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教えてヨーコ部長! ~女子のお悩み相談室~<2>40代主婦「同世代女性のライド友だちをつくる方法を教えてください」

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 数あるスポーツの中でもとくに男女差が大きいと言われるサイクルスポーツ。悩みや疑問が出てきても、身近に相談できる人がいなかったり、男性では聞きにくかったり…。そんな女性サイクリストのみなさんからの相談を、Facebookの大グループ『自転車女子部』を主宰している“ヨーコ部長”こと青木陽子さんがどーんと引き受けてくれます。質問もどしどしお送りください!今回は早速寄せられた質問、「自転車仲間の作り方」について─。

◇         ◇

 

 はじめまして。自転車仲間が出来ないことに悩んでいる40代主婦です。

 仕事と家事と育児とPTA活動で大忙しな私のいまの楽しみは毎日往復10km程度の自転車通勤。通勤に使っているクロスバイクがまぁ~、ママチャリとは異次元の乗り物で楽しくて楽しくて、今年はロードに手を出してしまいそうです。

 しかし…仲間ができません。去年、せっかく当たった「ツール・ド・東北」も一人で走りました。エイドでポツンと…寂しくて。妙齢の女性サイクリストはどこにいるのでしょうかー!

 練習会や飲み会などなかなか参加できない母親サイクリストはどうやって仲間を見つけ、交流を深めたら良いのでしょうか。子供をその道に引きずり込むかとも考えましたが、それは家計的に厳しそうです(笑)。

 ちなみにマラソンもやっており、こちらは仲間がたくさんいます。PTA仲間にも走る人が結構いて、そのことが余計に自転車との大きすぎる差、違いすぎる世界を感じさせます。もういっそのことサイクリングジャージにレーパンで小学校の懇談会に行ったれ、と思ったりしています(笑)。あっ、若い先生方には興味のある方がいらっしゃるかも! できれば年代の近い方のほうがよいですが、もう一本釣りしかないでしょうか。

宮城県 ペンネーム:ナーゴ(45歳)

 こんにちは、ヨーコ部長です。ナーゴさん、新コーナーにさっそくのご質問ありがとうございました!

 自転車が楽しくてたまらないご様子が伝わってきて嬉しくメールを拝見しました。でも女性の仲間が見つけられない切なさもひしひしと伝わってきました。クロスバイクが楽しいなら、ロードバイクはまた、ママチャリからクロスへのジャンプと同じくらい楽しさもジャンプアップしますのでぜひチャレンジしてください。

女性サイクリストの仲間を見つけるにはどうしたらいい?女性サイクリストの仲間を見つけるにはどうしたらいい?

 さて、仲間が欲しいのに見つけられないというお悩み、切実だと思います。わたしもイギリスに引っ越した際、ライドイベントにひとりで参加し、補給所でひとりぽつんとモグモグしながらとても寂しかったことを思い出しました(涙)。

 とはいえ、もう大前提として認めざるを得ないのは、自転車女子人口はまだそんなに多くないということです。大都市圏はまだしも、地方だとどうしても絶対数が少ない。ランのようには行かないのは事実です。

 しかもお仕事やご家族があって自由にできる時間も少ない…そんなナーゴさんにお薦めしたいのは、まずはネット上で自転車のお友だちを増やすことです。わたしが主宰しているフェイスブックの「自転車女子部」のようなコミュニティや、ほかのSNSプラットフォームでもよさそうなコミュニティに参加し、お近くの人がいないか声をかけてみてはどうでしょうか。ここは積極性が大切です。自分はこんな風に楽しんでいるということをポストして、「一緒に走る人募集」と呼びかけるといいと思います。

リボンを「友達募集」の目印に

 また、住んでいるところが近い人だけに目を凝らさなくてもいいと思います。自転車の楽しみ方が近い人、楽しそうなライドをしている人とどんどん繋がって友だちになってみましょう。ふだんは一緒に走れなくても、オンラインで親交を深めておいて、「ツール・ド・東北」のような大型のイベントで時々一緒に走るというのも楽しいですよ。

 ロードバイクの人が中心でややスポーツ色が濃くなりますが、いわゆる自転車SNSの「STRAVA」(ストラーバ)など、ライドの記録ログを共有するオンラインコミュニティも友だち作りには利用価値が高いと思います。たとえばフェイスブックで知り合った人とストラーバでも繋がれば、お互いがどこをどんな風に走っているかがわかり、話も弾むでしょう。

 それにしてもこの一緒に走る仲間が欲しいというのは、多くの女性サイクリストに共通するニーズだと思います。「自転車女子部」でも、友だちが欲しい、でもサイクリングロードやイベントで会っても声をかけにくい、声をかけてほしいという話題が出たことがあります。そのときは、ヘルメットの後ろなどに「女性のライド友だちを募集中です」というメッセージとして、赤白青のトリコロールのリボンをつけてはどうかという話になりました。

「女性のライド友だち募集中」のメッセージを込めたトリコロールのリボン Photo: Yoko AOKI「女性のライド友だち募集中」のメッセージを込めたトリコロールのリボン Photo: Yoko AOKI

 その他には、自転車イベントのボランティアに参加し、そこで出会った人たちと友達になってその後も一緒にライドを楽しんでいる、という人の話もちらほら聞きます。

 そして最後に、いまナーゴさんにとっていちばん確実な手段。それは、ナーゴさんが“一本釣り”(笑)とおっしゃっているのに近いと思いますが、身近なお友だちを自転車乗りにしてしまうことです。若い先生方でもいいですが、ラン仲間の中に、いけそうな人もいるのでは? その人たちにナーゴさんがクロスバイクに乗っている颯爽とした姿をスキあらば見せつけて、どう楽しいか、ママチャリといかに違うかなどを説明して、ちょっとでも反応があったら容赦なく誘ってみましょう。けっこう成功しますよ(経験者は語る)。

◇         ◇

※ヨーコ部長にあなたの自転車に関する悩みを相談してみませんか? ml.sd-cyclist-info@sankei.co.jpまで、タイトルを「教えてヨーコ部長!」としてお寄せください。

青木陽子回答者 青木陽子(あおき・ようこ)

当サイトで『“自転車革命都市”ロンドン便り』も連載中のフリー編集者・ジャーナリスト。雑誌編集者を経て独立起業、日本の女性サイトの草分けである「cafeglobe.com」を創設し、編集長をつとめた。スポーツ自転車歴は17年目、11台の自転車を所有。Facebookで1000人近い女性メンバーが集う「自転車女子部」を主宰するほか、サイクルアパレル「Rapha」のアンバサダーでもある。ブログ「yokoaoki.com」を更新中

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