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cyclist 過酷なクラシックレースで出し切った新城 「今は達成感しかない」

【Teamユキヤ通信】リエージュ~バストーニュ~リエージュ過酷なクラシックレースで出し切った新城 「今は達成感しかない」

2013/04/22 11:16更新

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リエージュのスタート地点に現れた新城幸也リエージュのスタート地点に現れた新城幸也

 新城幸也(チーム ヨーロッパカー)は21日、ベルギーで開催されたワールドツアーレース「リエージュ~バストーニュ~リエージュ」に出場した。今年で第99回を迎えたクラシックレース。ワンデーレースの中でも世界屈指の過酷さと言われるだけあって、1日の獲得標高差は4600mに達し、コース全長も261.5kmと非常に長い。

 イタリアでの4日間のステージレース「ジロ・デル・トレンティーノ」を終えた新城は、鎖骨骨折のため出場できないチームのエース、トマ・ヴォクレールに代わっての出場となった。実はこのレース、昨年は新城自身が手首骨折のために出場が叶わなかったレースでもある。

 ヨーロッパカーのエースは、今回もピエール・ローラン。前半から逃げの集団にはチームからヴァンサン・ジェロームが入り、後方待機となった新城はいつもの通り、ピエールのアシストとしての仕事をこなし続けた。

 レース終盤、逃げの集団が吸収されてからは有力選手たちが次々とアタック。ピエールも前方でレースを展開していたが、痛恨のパンクに見舞われ、勝機が遠のいてしまった。

 新城は、かなり絞られた先頭集団に残ったものの、最後1.2km平均勾配8.6%の上りでのペースアップで脱落。先頭から1分30秒遅れ46位でゴールした。少し前まで、日本人がこのレースを完走することなど想像もつかなかったことを思うと、アムステルゴールドレースでの24位、今回の46位と、新城がすでにこの位置のレベルの選手であることを証明したと言える結果だ。

集団で走る新城幸也。クラシックレースでこの位置での完走も、今や驚くことではなくなった集団で走る新城幸也。クラシックレースでこの位置での完走も、今や驚くことではなくなった

 「トレンティーノから徐々に調子を上げて臨んだが、いきなりの寒さで筋肉に痛みを感じることもあった。でも、調子はよく体はよく動いた。ピエールのパンクは残念だったけど、自分はこんなに追い込んで出し切ったのは久しぶりで、今は達成感しかない。明後日からのツール・ド・ロマンディも頑張る!!」

 そう電話でインタビューに答えている途中に、「携帯電話さえ重く感じる」という、疲労度がうかがえる一言も聞かれた。

 レースを終えた新城は、すぐにベルギーからスイスに移動。23日~28日までスイス伝統の山岳ルートレース、ツール・ド・ロマンディに出場する。

(レポート・飯島美和 写真・砂田弓弦)

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