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SankeiBiz【Next Stage】より「ブランド力向上しつつ自転車の楽しみ方を提案したい」 アクションスポーツ神田秀仁社長

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アクションスポーツ・神田秀仁社長アクションスポーツ・神田秀仁社長

 イタリア製高級ロードバイクの輸入販売や独自ブランド「カラミータ」の製造販売を主力事業とするアクションスポーツ。スポーツ自転車の販売にとどまらず、初心者に魅力を紹介するユニークな取り組みを進めている。神田秀仁社長に事業戦略を聞いた。(フジサンケイビジネスアイ 佐藤健二)

 ――主力のロードバイク事業の現状は
 「カラミータ・シリーズの最新モデルで、シクロクロス(オフロードでの自転車競技)と街乗りの両方を意識した『CX』の受注が順調に伸びている。今後4、5年のうちに5倍くらいの事業規模になってくれればうれしい」

 ――新製品の開発は
 「カラミータはフレームにクロムモリブデン鋼(強度と弾力性を兼ね備えた鉄の一種)の良さを生かしたシリーズだが、新たに軽量素材であるカーボン(炭素繊維強化プラスチック)を使ったトライアスロン競技向けモデル『クイーンK』の試作車を開発した。レース志向の利用者向けに供給する計画だが、まずはセミプロの契約選手に乗ってもらい知名度を上げたい」

アクションスポーツのオリジナルシクロクロスバイク「カラミータ CX」アクションスポーツのオリジナルシクロクロスバイク「カラミータ CX」

 ――スポーツ自転車市場の先行きをどうみる
 「健康志向の高まりを背景に40歳以上でロードバイクに乗り始めようと考える人が増えており、4、5年前には考えられなかった状況だ。ダイエットにも効果的なので女性マーケットも期待できる」

 ――初心者向けの試乗会にも力を入れている
 「月1回のペースで試乗会を開催してきた。自転車は生活を楽しむための手段の一つだが、メーカーは自転車を売るだけで、楽しみ方を提案してこなかった。当社が拠点にしている埼玉県は自転車道が整備されているだけでなく、歴史的観光資源も多い。その利点を生かし、サイクリングを楽しむための拠点としてシャワーやロッカーを備えた『ABCキュービック』を作った。感動を売りながら自社製品のブランド訴求力を高めたい」

 ――スポーツ自転車産業の課題は
 「この業界には、安い製品を軽んじる風潮がある。開発の順番は自転車部品大手メーカーの新製品に合うモデル作りからスタートし、利用者の要求は後回し。だから過剰在庫が膨らんでしまう。また、インターネット販売の拡大に伴い、安全を軽視する利用者が増えている。安全点検啓蒙(けいもう)活動は業界として、もっと積極的に取り組むべき課題だ」

SankeiBizより)

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