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3位の佐藤はコルナゴ「V1-r」「今年もタイム、ゴキソとサンボルト」おきなわ市民210kmを制した高岡亮寛の機材チェック

by 松尾修作 / Shusaku MATSUO
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 昨年に続き、“ホビーレーサーの甲子園”と称されるツール・ド・おきなわ市民210kmカテゴリーを3年連続の勝利、通算5勝目を高岡亮寛(Roppongi Express)が飾った。高岡のバイクはタイム「ZXRS」をベースに、こだわりのパーツが各所に使用。厳しいレースを戦ったばかりの上位選手の決戦バイクをチェックした。

ツール・ド・おきなわ市民210kmを制した高岡亮寛のこだわりが詰まったバイク(提供写真)

R950のデッドストックは8本ある

ヘッドにはチームロゴが誇らしげに描かれる Photo: Shusaku MATSUO

 昨年もZXRSをチョイスした高岡だが、ことしのバイクはカラーが違うだけでなく(昨年はレッド)、太めのリアタイヤにも対応するようクリアランスが広げられ、マイナーチェンジされたモデル。ダウンチューブには自身が立ち上げたチーム名が入り、ヘッドチューブには大きく「RX」のロゴがペイントされている。

 ハンドルにも注目したい。深いドロップが特長のオーバル「R950」がお気に入りという高岡は、デッドストックを8本持っているという。今回のバイクにはC-C420mmを採用。「細いとエアロなのは確かだが、ダンシング時のフィーリングを大事にしたい」と話していた。

クライマースイッチは「使い勝手がいい」と絶賛していた Photo: Shusaku MATSUO
深いドロップが特長のオーバル「R950」をチョイス Photo: Shusaku MATSUO

 昨年はスラム「eタップ」だったが、ことしはシマノ「9150デュラエース」をチョイス。ハンドルにはクライマースイッチとスプリンタースイッチが取り付けられている。電動変速のため、好きなスイッチに変速を割り振れることから、左右のSTI内側のスイッチをリアディレーラー、外側のスイッチをフロントディレーラーの変速にしている。「前後ディレーラーともに重くするのは右のSTI、軽くするのは左のSTIに一貫している」という。

ハブは高精度の回転性能とクッション性ももち合わせるゴキソ Photo: Shusaku MATSUO
クリンチャータイヤはコンチネンタル「GPスーパーソニック」 Photo: Shusaku MATSUO

 ホイールは昨年と同じくゴキソのカーボンクリンチャーを使用。タイヤはコンチネンタルの「GPスーパーソニック」、チューブはSOYOのラテックスチューブが入れられていた。「やっぱりゴキソのクリンチャーは進むと思うし、タイヤはグリップもする。取り扱いが楽なのもいい」と評価した。

エンドワッシャーは小さなこだわり

フォークの隙間を埋めるエンドワッシャーが装着 Photo: Shusaku MATSUO

 クイックリリースはカンパニョーロを使用するが、内側にフォークの段差を埋めるエンドワッシャーを装着。「接地面積が増えるから高速走行時に効果が出ている気がする。こういう製品は好き」と評価した。チェーンはワックスがコマの内部まで行き渡るよう特殊な加工をしたもの。「モルテンスピードワックスを溶かし、チェーンを煮詰めたもの。半固形で中にワックスが入ってるから汚れない。500km位もつかな」と説明した。

チェーンはワックスで煮詰めた決戦使用 Photo: Shusaku MATSUO
ボントレガー「セラーノ RXL」も愛用の品の一つ Photo: Shusaku MATSUO
ウェアはサンボルト「PROfitセパレートワンピース」の襟付きモデル Photo: Shusaku MATSUO

 ウェアはサンボルトの「PROfitセパレートワンピース」。襟付き、襟なし、長袖の3種類を持っている高岡は、襟付きタイプをチョイス。「インナーウェアを着る際、襟付きの方がいい。今回はインナーウェアは着ませんでしたが」と話した。ソックスはR×Lソックスの「TBK-300R」をベースにしたもの。シューズは8年選んでいるボント製。ダイヤルを閉めてなくても足にフィットするうえ、剛性の高さに魅力を感じているという。

楕円チェーンリングをチョイス

バイクはコルナゴ「V1-r」をチョイス Photo: Naoi HIRASAWA
クランクはパワーメーター付きのローター「インパワー」を使用 Photo: Naoi HIRASAWA

 3位だった佐藤信哉(VC Fukuoka)はコルナゴ「V1-r」をメインバイクに選んだ。ホイールはフルクラムの「スピード55T」を履き、タイヤはスペシャライズド「Sワークス ターボ」を装着していた。メインコンポーネントはシマノの9150デュラエースを選んでいるが、クランクはアクスル内にセンサーを内臓し、パワーを計測できるローター「インパワー」を装着。ギアは楕円タイプを取り付けていた。

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