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シマノセールスと地域のショップがサポート<9>目標の100km大会が台風で中止…気持ち切り替え、次なる夢へ決意表明

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 日本各地に住むロードバイク未経験の女性5人が、10月22日に滋賀県で開催される100kmを走破するイベント「高島ロングライド100」を目指す企画の第9弾は、いよいよ迎えた本番の様子をレポート……。のはずが台風21号の影響でまさかの大会中止に。それでも全員は現地に集合。これまでの心境を座談会で語りながら、次の目標に向け気持ちを切り替え、雪辱を誓い合いました。

←<8>おそろいのオリジナルジャージが届いた

おそろいのオリジナルジャージで「自撮り」する5人 Photo: Kenta SAWANO 

安全第一の決断に納得

 季節はずれの台風がやってきた10月21日、本企画の目標「高島ロングライド100」出場のため、現地に向かうメンバーに「中止」の知らせが。。。大会実行委員会が公式Facebookで「気象庁の予報では、21日の夜から22日・23日にかけて滋賀県高島市に大雨・暴風警報が発令される可能性が高いとのことです。実行委員会でも何度も検討を重ねましたが、やはり参加者様の安全を第一に考慮し、止む無く中止の判断に至りました」と発表。

 メンバー5人は東京、岡山、名古屋、京都から高島市に向かう途中に、中止の報告を受けましたが、いったん受付場所になる湖西線・近江今津駅に集合。「残念ですね。でも参加者の安全第一ですからしょうがないですね」と声をそろえました。

湖西線の車窓から見た雨の琵琶湖 Photo: Tomoko HORITA 

 その後、京都から近江今津駅前の大会受付のあるホテルに集合。さすがは女性同士、残念という気持ちよりも、初めて全員が集合したことで盛り上がり、8月の東京一周40kmライドには、お父さんのヒルクライム大会参戦のために参加できなかった、“最年少のベテラン”南美さんを交え、5人全員で初の集合写真を撮影しました。

近江今津駅近くの受付会場に到着 Photo: Akiko KOBAYASHI 
高島ロングライド100の参加賞 Photo: Sayoko KUSAKA
受付で参加賞を受け取る南美さん Photo: Kenta SAWANO

 南美さんはSNSだけで交流していた“お姉さんたち”との対面に感激。一人ひとりにあいさつし、名前をしっかり確認しました。5人は受付で参加賞一式を引き取ると、手作りイラストの入った大会オリジナルボトルやマドレーヌ、ゼリー状補給食など実際に走っているときに役に立つグッズや食べ物がぎゅっと詰まった参加賞に大喜び。「来年は是非走ってみたい」と全員で声をそろえました。

初のメンバー5人集合

参加賞の大会オリジナルボトルを手に笑顔 Photo: Kenta SAWANO

 「是非来年は天気のよい高島を走ってください」という大会本部の方々の言葉を胸に、受付会場を後にして宿泊先に向かいました。

 宿舎にチェックインし、「せっかくだから5人おそろいで写真を撮ろう」と誰からともなく、大会直前に届いたオリジナルジャージを着て記念撮影。いろいろなポーズも息の合ったところを見せ、お互いを撮影したり、自撮りで集合写真に収まりました。5人はおそろいのジャージのまま、100kmライドまでの道のりとこれからについて話しました。

堀田さん「夜連でいつの間にか坂が上れた」

おそろいのオリジナルジャージで「自撮り」 Photo:Ayanie

 努力家で「ちわままさん」と皆に慕われている堀田智子さんは「今まで、ボートやバイクという動く乗り物に乗ってきて、『自分で走るというのはどんな気持ちかな』と思いながら納車してロードバイクを受け取った日のことを忘れられません。自転車をどう家まで持って帰っていいのかわからず途方に暮れたんです」と振り返ります。

これまでの挑戦を振り返る堀田智子さん(左)と日下紗代子さん Photo: Kenta SAWANO 

 でもそこからがみんなが尊敬する頑張りを見せます。まずお世話になっている「ワイズロード池袋」の皆さんの講習を受けた後は「夜な夜な自宅の周辺をひとりで走りました。でも乗れるようになってくると、なんか楽しかった。やっと平らなところを走れるようになったので、ショップさんの三浦半島ライドに参加したら、初めてのヒルクライムでまた壁にぶつかりました。最初まったく上れず、今度はひとりで上り坂を練習するようになり、楽しくなってきました。ロードバイクを買うまでは、ショップまでの道のりは坂が多く、自転車では通っていなかったのですが、自分で決めた小さな目標を1つずつクリアするのを楽しみながらロードバイクに乗っていたら、いつの間にか通れるようになっていました。今回イベント前に最後の整備にお店に行ったとき、『ここは前は上れなかった坂だったんだよな』と感慨深かったですね。

東京都・主婦ブロガー・堀田智子さん

インスタグラムtomokohorita
フェイスブック堀田智子(Chiwamama)
ブログちわわのまま

日下さん「始めるのを迷っている人に教えたい」

これからロードバイクに乗る女性を応援したいと話す日下さん(左から2人目) Photo: Kenta SAWANO 

 日下さんは「マラソン(42,195km)を『走る?』って言われたら厳しかったけど、ロードバイクなら自分の力以上のものが出せるかも、と思った。自転車だからこそ100kmでもいけると思った。ただ、実際に霞ヶ浦の向かい風や伊豆大島のヒルクライムを経験してとてもきついことがわかった。逆に追い風やくだりはとても楽しいですね」とロードバイクの楽しさにハマっていきました。

 最近は少しずつ気持ちも変わってきたといいます。「この前参加した自転車関係のイベントで『今はクロスバイクに乗っていて、いつかロードバイクにチャレンジしたいが、なかなか勇気が出ない』と話している女の子がいて『私も初心者だけど、乗れているよ』と教えてあげたくなった。ロードバイクはハードルが高いと考えている人が多いみたいなので、『そんなに怖くないよ、楽しいので始めてみよう』と声をかけていきたい。まわりからも楽しそう、どういうのに乗ったらいいの?と相談を受けるようになりました」と話しました。

丸の内OLの日下紗代子さん

インスタグラムsayokokusaka
フェイスブックSayoko Kusaka

あやにーさん「ロードバイクの“一人時間”が大好き」

100㎞挑戦のこれまでを話すあやにーさん Photo: Kenta SAWANO

 どちらかというと自動車移動派だったというあやにーさんは「スポーツバイクにネガティブなイメージを持っていました。車を運転していると、車の横をすり抜けられた時に怖い、危ないと考えていました。ところが自分が乗ってみたら楽しかったんです。100㎞完走はひとりだと大変な目標でしたが、SNSで様子を見たり、連絡をとったりしてみんなで一緒に目指すことができた。楽しめるようになってきたら、あっという間に5、60km走れるようになっていました」と振り返りました。

 そして長距離を楽しめるようになったことで「性格的にいろいろ考えてしまうタイプで、いつも何かしながら考えていたのが、自転車に乗っている時間は自分と向き合ってじっくり考えることができ、とても良い時間になっている」と自転車の楽しさに気付いたようです。

あやにーさん(名古屋市・ブロガー)

インスタグラムayanie.gram
フェイスブックAyaka Kato
ブログAyanie Journal

5人でおそろいのジャージでポーズ Photo: Kenta SAWANO

南美さん「いやいやサイクリングが、自分から出かけるように」

小学6年生の南美さんは、年上の仲間に混じってしっかりとした言葉で話す Photo: Kenta SAWANO 

 最年少の小学校6年生・南美さんは「高島ロングライド100」の直前に、本番に近い90kmを走りました。でも実は今春、はじめてロードバイクに乗るまではクロスバイクでの20kmが最長距離でした。「お父さんが、お母さんにも内緒でロードバイクを買ってきて『なにしとんねん』と思ったけれど、実際にロードバイクが目の前に届いたら“本物感”がすごかった。乗ってみたらすぐに『面白いかも』と思って練習が楽しくなった」と振り返ります。

 そしてそれまでは「毎週、お父さんに誘われて、“いやいや”サイクリングに行っていたけど、ロードバイクには自分から乗るようになって『今週はどこに連れて行ってくれるの。あそこに行こうよ』とお父さんを誘うようになりました。練習したら100kmいけるやろ、と言われ走ってみたら『いけるかもしれない』と思い、実際にがんばっていけるようになりました。100㎞も走れると思います」と心身ともに成長したようです。

ジュンコさんへ不思議な自信「100㎞完走、なんとかなる」

「100㎞走る自信がなぜか最初からあった」と話すジュン子さん 

 山ガールのジュンコさんは「お世話になっている、滋賀のストラーダバイシクルズの松岡さんから『余裕、余裕、いけるよ』と安心させてもらって『100㎞完走はなんとかなる』という自信がなぜかあった」と話します。

 そしてこちらは山ガールらしく大会直前に『山合宿』を実行。「八ヶ岳に登山に行って、1日9時間、2日合計で14時間、荷物を背負って歩いていたので、100㎞完走への自信が強まりました。雨具も山用の装備があるので」と大雨でも走る装備と覚悟ができていました。

盛り上がる5人「次の目標はどこ?」

次なる目標へ「乾杯!」 Photo: Kenta SAWANO

 座談会を終えた5人は、バーベキューをしながら次の目標イベントを夢見ます。「冬に走るんだったら、沖縄?ハワイ?オーストラリア?」「しまなみとか、和歌山とかも景色が良さそう」と、どんどん勝手に盛り上がっていきました。次のこの連載では、次なる100㎞挑戦の目標イベントを決定発表します。お楽しみに。

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目指せ100km!女性ライダー5人の挑戦

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