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補給食の試食会も好評明治が「サイクリストの栄養学」講座を開催 選手が実践する食事内容も披露

by 松尾修作 / Shusaku MATSUO
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 「運動で、体脂肪を燃やす」チカラに着目したアミノ酸飲料「VAAM」(ヴァーム)を持つ明治が10月27日、東京都内でサイクリストのための栄養学と題しセミナーを開催した。明治は2000年からブリヂストンアンカー サイクリングチームをサポートするなど、長きにわたりサイクリストに親しまれている。今回は、ブリヂストンアンカー所属選手の実際の食事も披露され、参加者からは熱心な質問が相次いだ。

プレミアムフライデーの夜とあって、多くの参加者が集まった Photo: Shusaku MATSUO

セミナーは自転車産業振興協会が主催し、年4回実施されるスポーツバイクメカニック(SBM)入門講座内の4回目として、午後6時半から東京駅近くで開催された。月末のプレミアムフライデーということもあり、仕事帰りの参加者が多く集った。

 講師を務めたのは明治の案浦美保代さん。同社の栄養士として、さまざまなスポーツ選手の食事に関するアドバイスを実施している。ブリヂストンアンカー所属の初山翔選手の食事への取組も過去紹介したが、ロードレースにおいて効果的な食事を日々実践することは、パフォーマンスアップに欠かせない。

明治の栄養士、案浦さんが講師に招かれ、「サイクリストの栄養学」をテーマに講演 Photo: Shusaku MATSUO
食品から栄養を摂取するための基礎から説明を熱心に聞く参加者たち Photo: Shusaku MATSUO

 食傾向や食の意識は様々な聴講者であるかと想像するが、この日は「強い身体は食事から!サイクリストの栄養学」をテーマに、栄養学の基礎を改めて理解することから始まった。トップ選手でも愛好者の方でも共通することは、カラダが資本であること。そのカラダを作るのは毎日の食事であるので、しっかりしたカラダを作るための簡単な食事の型として、明治が進める「栄養フルコース型」の食事が紹介された。①主食②おかず③野菜④果物⑤乳製品がすべてそろった食事を心がけることで、5大栄養素をフルに摂ることができるのだ。日頃の体調も良くなるだろうし、カラダの基礎をつくることができる。

 また、応用として、激しい運動を伴うアスリートレベルで不足しがちになる栄養素も紹介。特に長時間運動を行う場合、不足するエネルギー源の「炭水化物(糖質)」、カラダづくりに欠かせない「たんぱく質」、「鉄」、体調をキープするための「ビタミンB群」や「ビタミンC」など。「体重を減少させたい」、「筋肉をつけたい」といった細かな目標へ向けての、食品的なアプローチについても言及した。

 注目が集まったのはプロ選手の実際の食事紹介。ブリヂストンアンカー サイクリングチームの初山翔選手が日頃実践する「栄養フルコース型」の食事写真や、今年のジャパンカップに挑んだ西薗良太選手や石橋学選手の実際の朝食がスクリーンに映し出されると、なかなか見ることができないレースの裏側に、参加者はスクリーンへカメラを向けていた。

石橋学選手のレース前の食事(提供写真)
西薗良太選手(ブリヂストンアンカー サイクリングチーム)が実際にレース前に食べる食事が紹介(提供写真)

 西薗選手の食事は「とにかくご飯(ライス)を食べる内容」と紹介。卵、納豆、味噌汁といった消化・吸収に時間と負担がかかる脂質を抑え、炭水化物(糖質)が多く含まれるコメを摂取できる内容だった。また、チームがレース中に配る補給食のつくり方を具体的に紹介。「ロールパンにジャムを詰め込み、クッキングペーパーで包むのがこだわりです」と明かされた。

 案浦さんはリカバリーのポイントとして「自転車に乗り終え、30分以内にたんぱく質や糖質を取ることでカラダの回復も進みます。しかし、食品を用意するのは難しい。それを補うサプリメントとしてプロテインやゼリードリンクなどを活用するのも賢い手段ですね」と説明した。

補給食の食感や味比べができ、好評だった Photo: Shusaku MATSUO
ブリヂストンアンカー サイクリングチームの補給食のつくり方を披露(提供写真)

 また、運動中のエネルギー源にも話が及んだ。「長時間のロードでは、体重や環境にもよりますが、サイクリストの方々でも1000~2000Kcalのエネルギー消費を伴う距離を踏む方もいらっしゃることでしょう。その際、エネルギー源としてカラダで使われているのが糖質と体脂肪です。ガス欠にならないよう、事前や途中での補給も大事ですが、体脂肪のエネルギーに着目すると、もっと快適な動きやパフォーマンスアップにつながることが考えられます。VAAMは、運動中の体脂肪燃焼に着目したアミノ酸です。運動30分前の摂取をおススメしています。顆粒やドリンク、ゼリータイプがあり、シチュエーションに応じて選んでみてください。」と製品を紹介。「選手たちはボトルに入れたり、背中のポケットに忍ばせ、長丁場のレースに活用している」といった例もあげられた。

ザバス「ピットインゼリーバー」はアップル風味とマスカット風味の2種が並ぶ Photo: Shusaku MATSUO

 参加者にはVAAMやザバスアクアホエイプロテイン100、ザバスピットインシリーズがお土産として配布。また、会場内では試食が行われ、ピットインゼリーバーの触感や味、アクアプロテインの飲みやすさなどを参加者たちは確かめていた。案浦さんには質問が飛び交い、サイクルスポーツと栄養学の関心の高さをうかがわせた。

 仕事帰りにセミナーへ参加した桜井一隆さんは、「普段は週末、サイクリングロードなどでサイクリングを楽しんでいます。レースに出るわけではありませんが、日常の食事から良いフィジカルをつくるヒントを見つけられればと思い参加しました」と来場した目的を話し、「関心があった項目だったので、直接質問できる機会は貴重ですね」と有意義なセミナーだったと続けた。

 なお、明治は11月10日からのツール・ド・おきなわにブース出店を行う。簡単なアンケートを実施し、素敵な賞品がもらえる企画が考えられている。

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