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サイクルモード2017で大盛況「若手には精神的なアシストも」新城幸也がシーズンを振り返るトークショー

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 千葉市・幕張メッセで開催されている「サイクルモードインターナショナル2017」で11月5日、新城幸也(バーレーン・メリダ)のトークショーが行われた。MCにはロードレースの実況、解説で活躍するサッシャさんと栗村修さんが登壇。ふだんなかなか聞くことのできないチームのエピソードや、今シーズンの振り返りに多くのファンが聞き入った。

ベテラン選手として創設1年目のチームに貢献した新城 Photo: Shusaku MATSUO

 3日間で行われたイベントも最終日を迎え、この日も大勢の来場者が会場を訪れた。メインステージで開催されるトークショーを前に、席が埋めつくされるほどの観客が詰めかけ、新城の登場を待ちわびた。栗村さんとサッシャさんの軽快なトークで場が温められ、いよいよ新城が登壇。拍手でステージに迎えられた。

「ツール初日はお通夜モード」

ーー今シーズンを振り返っていかがでしたか

新城:ダウンアンダーから始まり、昨日終えたばかりのツール・ド・フランスさいたまクリテリウムまで長いシーズンでした。埼玉クリテはテクニカルなヘアピンコーナーや、道幅が狭く棒状一列の集団が続きとても大変でした。

新城登場前から詰めかけた観客 Photo: Shusaku MATSUO

ーー長く所属したフランスチームとの違いは?

新城:ヴィンツェンツォ・ニバリ(イタリア)がバーレーンの王子と立ち上げたチームなのですが、僕はニバリとは年初のチームプレゼンテーション以外で実は会っていません。僕はツール組だし、彼はジロ・デ・イタリアに向けてプログラムを組み、トレーニングやレースに集中しました。僕はツールに出場できるが年初はわかりませんでしたが、スペインでのツアーでの走りや、ツール・ド・ロマンディ、クリテリウム・ドゥ・ドーフィネの走りが評価され、セレクションされました。グループが違ったので、同じチームですがすれ違いでしたね。

ことし、現地でツール・ド・フランスを取材したサッシャさんは「新城選手はツールの“ファミリー”の一員だった」と明かす Photo: Shusaku MATSUO

ーーツールでは最初のTTでエースが落車リタイアという苦難のスタートでした

新城:個人TTを早い段階で終え、ホテルでマッサージを受けながらヨン・イサギレ(スペイン)の走りを見ていたのですが、なかなかゴール映像が入らないので何が起こったのかわかりませんでした。チームは全員で食事をするのですが、その日のディナーはお通夜モードでしたね。しかし、気持ちを切り替えて、若手スプリンター、ソニー・コルブレッリ(イタリア、 バーレーン・メリダ)に区間勝利を託しました。

「コルブレッリは手がかかった」というエピソードを披露する新城 Photo: Shusaku MATSUO

チーム内ではツール最多出場

ーーツールではどのような役割を果たしましたか

新城:7回目のツール出場ということで、チーム内では最多出場回数でした。チームには若手、ベテランもいましたが創設1年目のチームは皆1年生という感じ。でも、ベテランから若手へアドバイスすることも多かったですね。「食事中に携帯を出すな」とベテランから若手に注意することもありましたね。 コルブレッリは手のかかるスプリンターだったのでツール期間中は苦労しました。

 レース中、中間スプリント前にして「もうだめだぁ」と弱気になるんです。泣きそうになってたこともありました。 僕らが牽引しても、肝心の彼がついていないこともあった。でも、まだ若手ということもあり、経験を積む必要があります。精神的なアシストも彼の助けになったでしょう。

8回目のツール出場とステージ勝利を目標に、来季の展望を語った Photo: Shusaku MATSUO

ーー来季について目標を教えてください

新城:12月6日からはクロアチアで2週間のチームキャンプがあり、来年の予定が決められます。来年のツールはフランスの自宅すぐ近くがスタートですし、第2ステージへの道はいつもの練習コース。フォーカスして頑張りたいと思います。

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