スマートフォン版はこちら

サイクリスト

チームとして今季10勝目NIPPOのマリーニが集団スプリントを制す ツアー・オブ・タイフーレイク第1ステージ

  • 一覧

 10月10日に5.3kmの個人タイムトライアルのプロローグで開幕した「ツアー・オブ・タイフーレイク(UCIアジアツアー2.1)」は、11日に中国の無錫(むしゃく)で113kmの第1ステージが開催され、NIPPO・ヴィーニファンティーニのニコラス・マリーニ(イタリア)が集団ゴールスプリントを制してステージ優勝を挙げた。

「ツアー・オブ・タイフーレイク」第1ステージをNIPPO・ヴィーニファンティーニのニコラス・マリーニが制した ©NIPPO Vini Fantini

 第1ステージは平坦基調のステージで、あいにくの小雨が降るなかスタートを迎えた。序盤から7選手が先行する展開でレースが進んでいった。メイン集団はリーダーチームであるイスラエルサイクリングアカデミー、そして昨年の同コースを使用した第1ステージでステージ優勝を挙げているスプリンターのヤコブ・マレクコ(イタリア)擁するウィリエールトリエスティーナによってコントロールされた。

 滑りやすい路面もあり、何度か落車も起こったが、集団は残り4kmを切って逃げ集団を吸収。その後、ゴールスプリントに向けて各チームで体制を整え、NIPPOもマリーニをエースとし、アラン・マランゴーニ(イタリア)が位置どりをサポート。最後は横一線に広がったスプリントとなったが、マリーニが伸びのあるスプリントで見事先着。喜び溢れるガッツポーズを掲げて、ステージ優勝を挙げると同時にポイント賞でも首位に立った。

 マリーニは8月下旬のベルギーでの「GPスタッド・ゾッテヘム」で落車して左手首を骨折。9月はリハビリやトレーニングに打ち込み、今大会がけがからの復帰戦となった。今回の勝利は、ツアー・オブ・チンハイレイクでの第12ステージ優勝に次ぐ今季2勝目。チームにとっては今季10勝目となった。

 今大会、NIPPOからは内間康平、伊藤雅和、窪木一茂、小石祐馬の日本人4選手が出場している。窪木は序盤に落車しながらも終盤に向け調子を上げたが、ラスト2kmでメカトラが起こり「スプリントには参加せずに集団後方へ退くことになった」とコメント。けが明けの小石、伊藤らとともに、チーム全員がメイン集団内でフィニッシュした。

■第1ステージ結果
1 ニコラス・マリーニ(イタリア、NIPPO・ヴィーニファンティーニ) 2時間26分35秒
2 ライアン・マカナリー(オーストラリア、H&Rブロック プロサイクリング) +0秒
3 ヤクブ・マレクコ(イタリア、ウィリエートリエスティーナ・セッレイタリア)
4 ルーカス・アエド(アルゼンチン、ユナイテッドヘルスケアプロサイクリングチーム)
5 アントン・ムズィチキン(ミンスク サイクリングクラブ)
6 ジョン・アベラストゥリ(スペイン、チームUKYO)
78 アラン・マランゴーニ(イタリア、NIPPO・ヴィーニファンティーニ)
92 小石祐馬(NIPPO・ヴィーニファンティーニ)
110 伊藤雅和(NIPPO・ヴィーニファンティーニ)
128 窪木一茂(NIPPO・ヴィーニファンティーニ)
129 内間康平(NIPPO・ヴィーニファンティーニ)

ニコラス・マリーニのコメント

 献身的なチームメートの走りがあってのこの勝利をとても嬉しく思っている。8月末にケガをして、9月はレースに出場できなかった。復帰戦ではできるだけ早く勝ちたいと思っていたので、今日勝つことができて本当に良かった。この先のステージもさらに勝利を掴みたいと高いモチベーションをもっている。今日のレースでは日本人のチームメートたちが自分を勝たせるためによく働いてくれ、最後はマランゴーニが経験を生かした素晴らしいアシストをして、良い位置からスプリントに挑むことができた。最後に、今日の勝利を先週、手術を受けたばかりの母親に捧げたい。

福島晋一監督のコメント

 昨日の結果は良くなかったが、レースは今日からと切り替えて挑んだ。悪天候の中、落車が相次ぎ、窪木、アランが負傷したが、最後に2人ともよく動いてくれた。ケガ上がりの小石、伊藤もできる仕事をこなし、最後にマリーニが決めてくれたのは非常に嬉しい。この優勝に気を良くすることなく、貪欲にこの先も勝利を目指していきたいと思う。

関連記事

この記事のタグ

チームNIPPO

  • 一覧

新着ニュース

もっと見る

ピックアップ

ショップナビ

スペシャル

ソーシャルランキング

インプレッション

インプレッション一覧へ

連載