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唐見実世子は8位竹之内悠が終盤まで粘り4位で健闘 中国のUCIシクロクロスレース「千森杯」

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 中国・北京中心部から北西にある延慶区で9月6日、シクロクロスのUCI(国際自転車競技連合)クラス1レース「千森杯」第2戦が開催され、男子エリートクラスを走った竹之内悠(Team Toyo Frame)が4位に入り健闘。女子エリートに出場した唐見実世子(弱虫ペダルサイクリングチーム)は8位となり、UCIポイントを獲得している。

惜しくも 4位となった竹之内悠(Team Toyo Frame) Photo: Masakazu ABE
日本選手団16人の集合写真 Photo: Masakazu ABE

 全長3.5kmのコースは前回とうって変わって、簡易舗装を含む林間コースのフラットセクションがメインで、高速コーナーやスタート後2つある階段+キャンバー下り、フライオーバー、凹凸のある路面などの要素を含むものの、高低差が約13mで全体的に常にペダリングを要するハイスピード&パワー系のレイアウト。

3位争いをする竹之内悠(Team Toyo Frame) Photo: Masakazu ABE

 第1戦と同じメンバーの59名が出走したエリート男子は、1周目終了時に竹之内悠(Team Toyo Frame)を含む9名の先頭集団ができ、その後周回を重ねることに人数を減らしながら、終盤で単独アタックしたヨルベン・ヴァン・ティッヘルト(ERA – Circus:ベルギー)がそのままフィニッシュし、「千森杯」2連勝をあげた。残り2周で1-2位が抜け出し竹ノ内は3-5位パックでレースを展開するものの、ペースが上がった最終周回でわずかに遅れてしまい、惜しくも表彰台まで2秒差の4位でレースを終えた。

22位の小坂正則(スワコレーシングチーム) Photo: Masakazu ABE
スタート直後の織田 聖(弱虫ペダルサイクリングチーム)と小坂 光(宇都宮ブリッツエンシクロクロスチーム) Photo: Masakazu ABE

 最前列スタートで活躍が期待された小坂光(宇都宮ブリッツエンシクロクロスチーム)はスタート後に痛めた脚の影響でレースを途中棄権に。レース前半を10位台で走行した織田聖(弱虫ペダルサイクリングチーム)は、転倒した際に起こった機材トラブルで走行不能になりマイナス5ラップでレースを終えた。

<br />1戦目から順位を上げ、8位に入った唐見実世子(弱虫ペダルサイクリングチーム) Photo: Masakazu ABE

 同じく35人で争われたエリート女子は、第1戦の表彰台メンバー、ジョイス・ファンデルベーキン(STEVENS Pro Cycling – Donen-Vondelmolen CX team:ベルギー)、セレナ・ゴードン(GIANT FACTORY OFF ROAD TEAM:アメリカ)、エミリー・カチョレック(SQUID:アメリカ)の3人が最終局面までレースを展開し、男子同様に第1戦の覇者ファンデルベーキンが中国シクロクロス2連勝となる勝利を手にした。10位以内が目標と語っていた唐見 実世子(弱虫ペダルサイクリングチーム)はスタートで出遅れたものの、中盤以降トップグループを上回るラップで順位を上げて8位に入り、第1戦同様UCIポイントを獲得した。

26位の福本千佳(Live GARDEN Bici Stelle) Photo: Masakazu ABE
女子エリートは3名のトップ争いとなった Photo: Masakazu ABE

 日本選手団はレース後解散し、レース翌日の9月7日に各々、羽田、成田、関西の空港に向けて帰国した。

<竹之内悠コメント>

 スタートは前回同様3列目からだったが上手く前に出ることができた。このコースは前で展開しないと縦に伸びてしまうため、スタートが決まり1周終了時点で先頭パック内の9位まで上がれたのでレースに加わることができた。第1戦はスタート後の落車選手の影響で大きく遅れたが、ラップタイムは良かったのでスタートさえ上手くいけば前で走れる自信はあった。残り2周で3人パックの先頭を引いた後、最終周回中盤の上りでタイスのアタックに離されてしまい表彰台を逃してしまった。平均スピードが30km/hを超える高速レースでセッティングの経験値が足りてない部分があり細かいロスがでたのは課題なので、今回経験できたことを修正してヨーロッパ遠征にのぞみたい。

<唐見実世子コメント>

 スタートで出遅れてしまい焦ってしまった。その後はスピードの合う選手が見つからなかったので終始一人で走っていたけど集中して前を追えた。
今回は試走2日間で日本人選手を含む速い選手と一緒に走り、ラインや走り方は少し改善できたこともあり、順位を上げることができたのはよかった。
しかし、全日本やヨーロッパ遠征に向けては、フィジカル、テクニックともにまだまだ足りていないので、今後も足りないスキルを強化していきたい。

■男子エリート
1. YORBEN VAN TICHELT (ERA – Circus, BEL) 1:01:10
2. MARCEL WILDHABER (SCOTT-SRAM MTB Racing, SUI) +00:07
3. THIJS VAN AMERONGEN (DESTIL-ZZPR.nl,NED) +00:08
4. 竹之内 悠(Team Toyo Frame) +00:10
22. 小坂 正則(スワコレーシングチーム) +03:44
28. 斎藤 朋寛(RIDELIFE GIANT) +05:25
32. 中里 仁(Speedvagen Family Racing) +05:38
37. 重田 兼吾(Team CUORE) +06:50
48. 向山 浩司(SNEL CYCLOCROSS TEAM) -5LAP
50. 織田 聖(弱虫ペダルサイクリングチーム) -5LAP
DNF 小坂 光(宇都宮ブリッツエンシクロクロスチーム)

■女子エリート
1. JOYCE VANDERBEKEN (STEVENS Pro Cycling – Donen-Vondelmolen CX team, BEL) 46:34
2. SERENA GORDON (GIANT FACTORY OFF ROAD TEAM, USA) +00:01
3. EMILY KACHOREK (SQUID, USA) +00:04
8. 唐見 実世子(弱虫ペダルサイクリングチーム) +01:26
26. 福本 千佳(Live GARDEN Bici Stelle) +04:38
32. 須藤 むつみ(Ready Go JAPAN) -1LAP

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