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ロードバイクの“夏の祭典”延べ1万4000人参加の「シマノ鈴鹿」が開幕 シマノのEバイクユニットが好評

by 松尾修作 / Shusaku MATSUO
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 ロードバイクを使った夏の祭典「シマノ鈴鹿ロード」が8月19日、三重県鈴鹿市の鈴鹿サーキットで開幕した。2日間の日程で開催されるイベントにはビギナーから上級者、キッズから女性まで参加できる種目が豊富に用意。多くの企業が軒を連ねた展示ブースでは新製品や試乗車が所狭しと並び、シマノのEバイク用ユニットが注目を集めていた。

2日間で延べ1万6000人が参加する「シマノ鈴鹿ロード」が開幕 Photo: Shusaku MATSUO
チーム力が試される「5ステージ・スズカ」のチームTT Photo: Shusaku MATSUO

 国内最大規模を誇るシマノ鈴鹿には2日間で延べ1万4000人が参加する一大イベントだ。初めてレースに参加するライダー向けに講習会付きの体験レースもあり、シマノ鈴鹿でレースデビューを果たす参加者も多い。2日間を通して5ステージで争われる「5ステージ・スズカ」も人気を博しており、一体となって個人総合時間賞と団体総合時間賞を目指す「チーム戦」も盛り上がりをみせる。

1日目は森崎が首位に

 5ステージ・スズカは3ステージが開催。第1ステージのロードレースは寺崎武郎(バルバクラブ)が優勝、第2ステージの個人TTは設楽彗斗(Elite Test Team)が制し、第3ステージのチームTTはMKWが天狗党に9秒の差をつけて優勝。森崎英登(MKW)が個人成績首位に立っている。

個人TTがスタートし、1人ひとりメインストレートを上る選手たち Photo: Shusaku MATSUO
1日目、第3ステージまで終えて個人総合首位に立つ森崎英登(MKW) Photo: Shusaku MATSUO

日本自転車競技連盟(JCF)登録チームTTはマトリックスパワータグが最速タイムで勝利。2位はトップと0.63秒の僅差で入った宇都宮ブリッツェンで、3位はシマノレーシングと国内UCIコンチネンタルチーム勢が上位を占めた。

JCF登録チームタイムトライアルを制したのはマトリックスパワータグ Photo: Shusaku MATSUO

Eバイクで新たなスポーツ需要を

 活況なのはサーキットコース上だけではない。ピット裏にあたるパドックスペースではメーカー、ブランドがブースを数多く出展。2018年ラインナップを展示しているコーナーもあり、参加者はレースに出場する合間にひっきりなしに訪れる。

シマノのEバイクユニット「E8080」 Photo: Shusaku MATSUO
シマノブースではEバイクユニットやPRO製品、シューズなどのアクセサリーが並ぶ Photo: Shusaku MATSUO

 ホストメーカーのシマノは電動アシスト自転車(Eバイク)用のユニット「E8080シリーズ」を展示。ユニットはメーカーへと供給され、メーカーはユニットに合わせたバイクを設計するという。E8080シリーズは、すでに欧州向けに供給されているユニットがベースになっており、日本の規格に合わせたもの。7月下旬に開催された「シマノバイカーズ」に続く展示となった。

 コンポーネントメーカーとしてトータルで設計したことが特長であり、コンパクトなユニット本体はフレーム設計を従来通りのものにすることを可能とし、ドライブトレインに悪影響を与えない。スムーズな出力が可能で、新たなスポーツサイクルの魅力を伝えるバイクになるという。

シンプルで直感的な表示の「E8080」サイクルコンピューター Photo: Shusaku MATSUO

 操作は手元にあるコントローラーで行い、3つのボタンを使用。上下ボタンはアシストのモードを変更し、中心のボタンでは画面モードをチェンジさせる。ボタンはクリック感があり、走行中の操作でも直感的でわかりやすい仕様。テストバイクも用意され、来場者はオンロード、オフロード両方のコースで試乗ができた。ユニットが搭載されたマウンテンバイクを試乗をした福田智優さんは「オフロードでもアシストが効いて安定感があり、加速も自然でスムーズ。上りは楽しんで走れました」と新たに感じた魅力を語った。

エアロR1に新型レンズ登場

 ヘルメットメーカーのオージーケーカブトはエアロロードヘルメット「エアロR1」の新型レンズを展示。通常、購入した際に付属するレンズと比べて50%の軽量化を果たした。さらに歪みを抑え、よりレースシーンにマッチするものとなった。カラーはブルーミラー、ピンクミラー、スモークの3種で、ミラータイプは税抜6000円、スモークは税抜5000円で8月下旬に発売される。

代表選手向けに供給される特別カラーの「エアロR1」 Photo: Shusaku MATSUO
「エアロR1」用に新たに登場したレンズは従来の半分の重量となった Photo: Shusaku MATSUO

各メーカーがテストバイク

22色全ての「CAAD12」が並んだキャノンデールブース Photo: Shusaku MATSUO

 “色で遊ぶ“がテーマのキャノンデールはアルミロードバイク「CAAD12」の全カラーが展示された。22色を取り揃えたラインナップには蛍光カラーからマットタイプ、往年の名車をイメージしたカラーパターンも。

さらに自由にカラーオーダーを楽しめる「カスタムラボ」でペイントされた「スーパーシックスエヴォ」 Photo: Shusaku MATSUO

 キャノンデール・ジャパンの池田新代表は「チームでカラーを統一したり、家族で揃えたり、色を合わせるとよりライドが楽しくなります」とアピールした。「スーパーシックスエヴォ」のカラーオーダーシステム「カスタムラボ」ではさらにこだわりのカラー、自由な配色を叶えることも可能だ。

 テストバイクを用意するメーカーも多く、トレックには新しくなった「エモンダSLR」や、ノーマルステムを装備した「マドン」が並ぶ。コーダーブルームブースにはレーシングシリーズの全ラインナップが試乗可能だった。

シマノブースでは大会記念グッズが販売 Photo: Shusaku MATSUO
ウェアブランドのバレットではカジュアルに着こなせる「ポケT」が好評 Photo: Shusaku MATSUO

 また、物販ブースも好評で、シマノブースではイベント公式グッズ、ウェアブランドのバレットでは背中にポケットがついたサイクルジャージ風Tシャツ「ポケT」などが並んでいた。

コーダーブルームはレーシングライン全てのバイクを試乗可能 Photo: Shusaku MATSUO
レックマウントブースではさまざまなマウントが展示。ガーミン、ライト、スマホを固定できるものも Photo: Shusaku MATSUO

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