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チームバイクとして「ジロ・ローザ」で初導入Team Sunweb Womenが認めた 「ランマは女性のためのパーフェクトなバイク」

by 後藤恭子 / Kyoko GOTO
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 「ジャイアント」が手がける女性ブランド「Liv」(リブ)が発表した女性専用設計の新型ロードバイク「LANGMA」(ランマ)。同シリーズの最上位機種「ランマ ADVANCED SL」が、リブがサポートしているUCIウィメンズチーム「Team Sunweb Women(チーム・サンウェブ ウィメン)のチームバイクとして、6月30日~7月8日にイタリアで開催された女子最高峰のステージレース「ジロ・ローザ」で初導入された。それに先駆けて開催されたメディア発表会にジロ・ローザに出走する同チームのメンバー7人が集まり、「ランマADVANCED SL」の印象や評価について語った。

←「ランマ」とマッチ、Livが2018年新作ウェアを発表

「ジロ・ローザ」に出場した「チーム・サンウェブウィメン」のメンバー。チームバイクの「ランマ」をバックに ©Liv

「ランマ」を象徴するブランドの勝利

 「チーム・サンウェブ ウィメン」が記者たちの前に現れたのは6月29日。「ジロ・ローザ」のチームプレゼンテーションが行われた日だ。

左からリブの創設者兼現GIANTグループ会長、ボニー・ツーさんと「チーム サンウェブウィメン」のロザンヌ・スリック、サブリナ・スタルティエンズ、モリー・ウィーバーの3選手 ©Liv

 開幕を翌日に控え、彼女たちはとてもエキサイティングした様子。とくに「ランマ」という心強い相棒が新たに加わったことについて、ロザンヌ・スリック(オランダ)は「山を飛ぶように駆け上がっていける感覚。ジロ・ローザをランマで走れるのが楽しみ!」と期待に胸を膨らませていた。

 その言葉を裏付けるように、ジロ・ローザではコリン・リヴェラ(アメリカ)が第4ステージで3位に入賞。さらにルシンダ・ブランド(オランダ)が「クイーンステージ」となった第8ステージで、後続に12秒差をつける独走で見事ステージ優勝を果たした。

ジロ・ローザのクイーンステージで「ランマ」に乗って独走勝利したルシンダ・ブランド(オランダ) ©Cor Vos

 とくにこのブランドの勝利は「ランマ ADVANCED SL」の性能を象徴するものだった。

 ジロローザで最も標高の高い「チマ・コッピ」を通過するテクニカルかつハードなコースで、レース前半から単独で逃げていたテティヤナ・リアブチェンコ(ウクライナ、レンスワールド・クォータ)に対して単独追走に出たブランドが30kmかけて追いつき、そのまま単独アタック。テクニカルな下りで剛性とコントロール性に優れる「ランマ」の性能を最大限に生かし、勝利を勝ち取った。

リブとライダーたちによる共同開発

 「ランマ」はリブのエンジニアと「チーム・サンウェブ ウィメン」の選手たちとの共同開発によって生み出された。プロライダーたちとプロトタイプのテストを何度も繰り返すなかで調整を重ね、その結果、女性サイクリストに最適なジオメトリと剛性、そしてエアロ性能を併せ持つ超軽量ロードバイクが完成した。

「チーム サンウェブウィメン」の新たなチームバイクとして採用された「ランマ」。ソリッドなチームカラーをまとっても女性らしいシルエット ©Liv
記者の質問に答えるルシンダ・ブランド Photo: Kyoko GOTO

 5年間にわたってジャイアントのフラッグシップモデル「TCR」シリーズに乗り続け、そして「ランマ」の開発にも関わってきたブランドは、「ランマの乗り心地はTCRとは決定的に違う」と強調。「私たちはTCRでは正しいサドルのポジションを得られなかったし、ペダルの上の膝の位置も誤っていた。一方でランマは女性の体型に合せて設計されているので、正しいポジションで高いパフォーマンスを引き出してくれる」と語った。

ヘッドチューブに描かれた「Liv」のロゴ ©Liv
重量剛性比が改善され、ハンドリング性能が向上した「Contact SLR Fluxステム」 ©Liv
軽さと剛性がバランスよく配分されたカーボンフレーム。トップチューブには「LANGMA」の文字と「KEEP CHALLENGING」という言葉が記されている ©Liv
「Sunweb」のロゴがチームカラーで施されたフォーク ©Liv

155cmのリヴェラ「私にぴったりのバイク」

「ランマ」に乗るコリン・リヴェラ ©Liv

 「ランマ」のプロトタイプテストで、とくにリブがのテストライダーとして意見を重視していたのが、コリン・リヴェラ(アメリカ)だ。アジア系で155cmと小柄な体型ながら、スプリンターとして力強い走りをする彼女を、“女性サイクリストがもつ可能性”を象徴する存在と考えているためだ。

「『ランマ』のエアロ機能はダウンヒルでスピードを上げるのに最適」とコリン・リヴェラ ©Liv

 リビエラは最上位機種「ランマ ADVANCED SL」について「エアロ機能を備えたクライミングバイクで、通常の軽量バイクより格段に優れている。軽さをいかして効率的に坂を上ることもできるし、上り切った後も急降下して平地で踏むこともできる。ランマはどんな地形においても高いパフォーマンスを発揮することができる、オールラウンドでパーフェクトなバイク」と評した。

「小柄で強いコリン(写真右)は『ランマ』を象徴するライダー」と語るボニー・ツーさん ©Liv

 さらに「ランマでスプリントしたとき、加速に確かな手応えを感じることができた」とも評価。ダウンヒルでのアタックを得意とする自分のスタイルに合っているとの見方を示し、ランマのもつ剛性とエアロ性能を得た自分の今後の走りに意欲を示していた。

 リブの創設者、ボニー・ツーさんは「小柄な体型ながら世界のレースで活躍するコリンの存在は世界の女性、とくに小柄な女性にとって勇気を与える存在。『ランマ』はリビエラを始めとするメンバーたちの可能性を引き出すことに貢献できると考えている」と語った。

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Cyclist for Woman Liv アイテム(女性向け) 女性の走りを変えるLANGMA 女性向け自転車

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