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アメリカの超級山岳ステージレースNIPPOのカノラが上りスプリントを制し今季5勝目 ツアー・オブ・ユタ最終ステージ

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 アメリカ・ユタ州の州都ソルトレイクシティを舞台に7日間のステージレース「ツアー・オブ・ユタ」(UCIアメリカツアー2.HC)が開かれ、8月6日に行われた最終第7ステージでNIPPO・ヴィーニファンティーニのマルコ・カノラ(イタリア)が上りスプリントを制した。5月に開かれた「ツアー・オブ・ジャパン」でのステージ3勝など活躍を見せているカノラが今季5勝目を飾った。

ツアー・オブ・ユタ第7ステージで上りスプリントを制したマルコ・カノラ ©NIPPO Vini Fantini

 第7ステージは起伏のある市街地を使った周回コースを約11周回する118kmのレースで、フィニッシュライン手前1kmは登坂区間というレイアウト。

 NIPPOは前日の厳しい山岳ステージで小石祐馬が熱中症によってリタイアとなり、6人でスタートした。第7ステージはカノラが得意とするコースプロフィールであることから、当初から照準を絞っており、区間優勝を狙いに行くステージだった。

 序盤からアタックの攻防が続きハイペースでレースは進んだが、3周回目でイヴァン・サンタロミータ、トレーニーのダミアーノ・チーマ(ともにイタリア)を含む17人の大きな先頭集団が形成された。その後、リーダーチームやスプリントを狙うバルディアーニ・CSF、NIPPOが積極的に集団を牽引した。

 残り2周回で逃げていた選手は集団に吸収され、集団はアタックと吸収を繰り返しながらゴールに向けて加速していった。そのなかでジャコーモ・ベルラート(イタリア)の素晴らしい動きがあり、エースのカノラは常に前方をキープした。

 そして残り1kmを前にカハルラルの選手がアタックを仕掛け、それをカノラが単独で追撃。2選手が集団から先行する形となり、カノラは絶妙なタイミングでさらにアタック。残り200mを独走し、後続を振り切る形でフィニッシュラインを越えた。

今季5勝目を挙げたマルコ・カノラ(中央) ©NIPPO Vini Fantini

 カノラにとってこれが今季5勝目(リンブルグクラシック優勝、ツアー・オブ・ジャパン区間3勝)で、昨シーズンまでの2年間をアメリカ籍のUCIプロコンチネンタルチームで活動していたが、アメリカでの勝利は初めてとなった。また、NIPPOはエドゥアルド・グロス(ルーマニア)のナショナルチームでの勝利を含めて、この勝利で今季10勝目をマークした。

 NIPPOは同じメンバーで8月10日から13日に開催される「コロラド・クラシック」(UCIアメリカツアー2.HC)に参戦する。

マルコ・カノラのコメント

 この嬉しい勝利を、誕生日を迎える母親に捧げたいと思う。チームメートたちにも感謝の気持ちを伝えたい。彼らの動きは素晴らしく、完璧な状態で最後の局面を迎えることができた。最終周回はとても速いペースでのレースだったが、ベルラートがいい位置をキープしてくれ、残り300mで後ろを見ると後続との差が開いているのがわかったので、一気にスパートをかけた。第5ステージのスプリントで2位だった悔しさを晴らしてくれる勝利になった。このまま良い勢いで次戦となるコロラドクラシックに挑みたいと思う。

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