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【Teamユキヤ通信】ツール・ド・フランス2017 第21ステージ7度目のツール完走を果たした新城幸也 来年は“地元”で開幕「また絶対に出場したい」

by 飯島美和 / Miwa IIJIMA
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 7月23日に閉幕したツール・ド・フランスで、新城幸也(バーレーン・メリダ)は最終第21ステージを無事に走り切り28位でゴール、総合109位で7度目のツール・ド・フランス完走を果たした。「すぐにまた絶対に出場したいと思えるのもツール」と早くも来年の出場に意欲を見せた。

シャンゼリゼで凱旋門をバックに、7度目の完走を指で表し満面の笑みの新城幸也 Photo: Miwa IIJIMA

 最終日はパリ・シャンゼリゼを舞台にコンコルド広場、凱旋門を通過する伝統の周回コース。レース途中に雨が降り出したため、石畳のシャンゼリゼは滑りやすくなり、ひやりとする場面もあった。ゴール時には曇りがちながらも雨は上がり、新城は最後までエースのソニー・コルブレッリ(イタリア)を献身的にサポートしながら、トップ集団のなかでゴールした。

 チームとしては、総合を狙う山岳エースが初日に落車リタイアという厳しい状況に立たされた。初出場のメンバーが多く、精神的に追い込まれる場面もあったが、チームの中で一番経験の多い新城が「なるべくその選手たちの母国語で指示を出してあげて欲しい」と監督たちに提案するなどチームの士気を高めるために働く姿が多くみられた。

最終日のスタート前。スロベニア、スペイン、イタリアと国籍の違うチームメイトたちが日の丸を掲げ、新城幸也への労いを感じさせた Photo: Miwa IIJIMA

 チーム設立1年目でのツールはスタッフにとっても初めてのことが多く、順調でスムーズに、とは決して言えないチームの動きとなっていたが、そのなかで新城の存在が要となっていたことをチーム関係者の誰もが認めている。7度目のツール完走を果たした新城は、次のように3週間を振り返った。

 「今年も長いようで、あっという間の3週間が終わりました。日本からテレビの前で、SNSで、そして現地でもたくさんの熱い応援ありがとうございました」

ツール・ド・フランス大会ディレクターのクリスチャン・プリュドム氏が自ら「いつも笑顔をありがとう!」と声をかけ、スタート前の新城幸也に駆け寄った Photo: Miwa IIJIMA

 「初めてツールに出場するというチームが初日でエースを失ったり、正直チームメイトたちの意識を高めるのが難しときもありましたが、やっぱりツール・ド・フランスは誰にとっても特別なもので、どのレースでも味わうことのできない『自分たちはツールを走っているんだ』という気持ちで乗り越えてきたところが大きいです」

 「自分にも逃げるチャンスは与えられたのに、目標としていたステージ優勝ができなかったのは、また今後の課題。終わった時、すぐにまた絶対に出場したいと思えるのもツールですね! 来年は地元(フランス、ヴァンデ)スタートですし!! その前に、まだビッグレースは残っているので来週からも頑張ります!」

■新城幸也のレース予定
7月29日 クラシカ・サンセバスチャン(1.UWT、スペイン)
8月7日~13日 ビンクバンクツアー(2.UWT、ワールドツアー・オランダ)

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