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スマホとSNSを活用したサイクリングイベント広島の中山間地域を自由に巡る「さとやまソーシャルライド」 11月まで開催中

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 広島県の中山間地域を中心に11月12日まで、スマホアプリとSNSを利用したサイクリングイベント「さとやまソーシャルライド」が開催中だ。7カ月あまりの期間中、参加者は自由に県内のポイントを巡り、里山の地域の魅力を再発見することができる。今年11月26日まで行われる「ひろしま さとやま未来博2017」のシンボルプロジェクトの一つとして実施されている。

広島県の内陸部を中心に「さとやま」の魅力を楽しむ Photo: Island Pictures Tom Miyagawa

サイクリングで地域の魅力を満喫

中山間地域を中心に離島部など県内全域にログスポットが点在する(ログスポットガイドブックより)

 さとやまソーシャルライドは、広島県内各地(一部は島根県)に全371カ所設定された「ログスポット」を巡るイベント。ログスポットは各地域の名所やグルメスポットに設定され、スポットを訪れることで各地域の魅力を満喫しながらサイクリングできる仕組みだ。専用アプリ(iOSとAndroidに対応)を利用してログスポットの写真をSNSにアップすることで、スポットの立地条件に応じたポイントを獲得できる。

 ロードバイクで一気に広範囲のログスポットを巡ることも、レンタサイクルなどで少しずつ巡ることもでき、楽しみ方は参加者次第で無限大だ。月ごとに一大会として区切られ、各月のポイント上位者が月間賞として表彰されるほか、全体の合計点による総合賞なども用意されている。

ログスポットではスマートフォンでチェックインするとポイント獲得 Photo: Island Pictures Tom Miyagawa
ログスポットはグルメスポットもたくさん Photo: Island Pictures Tom Miyagawa
6月末には、4月末まで開催された第1回大会の表彰が、広島県庁で行われた(児玉佳子撮影)

 また、日時とコースを決めてログスポットを巡るサイクリングイベントも、各地で開催されている。4月には広島県出身のプロロードレーサー、唐見実世子選手と走るイベントが安芸高田市で、7月16日には親子サイクリングが広島湾に浮かぶ離島、似島で行われた。

自転車でしか味わえない空気感

 県の中北部に位置する安芸高田市で行われた『唐見実世子選手と走る さとやまソーシャルライド』に参加した唐見選手がリポートを寄せてくれた。

◇         ◇

唐見実世子選手(弱虫ペダルサイクリングチーム) Photo: Island Pictures Tom Miyagawa

 安芸高田市は広島市と接していて、練習でもよく通っていた町でした。そんな馴染み深い場所でのサイクリングに、ワクワクしながら当日を迎えました。

 今回は土師ダムという大きなダムの周りや江の川沿いの比較的フラットな気持ちの良いルートを通って、安芸高田市のスポットを巡るものでした。広島にゆかりのある作家さんの作品を見ることができる八千代の丘美術館、サイクリストにお馴染みの土師ダムサイクリングターミナルも通ります。

 戦国大名毛利氏の祈願所だった清神社では神主様が自ら歴史について説明してくださり、また三本の矢のお守りまで頂きました。そのほかにも産直市、木造2階建ての郷野小学校などに立ち寄り、ランチはこの辺りで獲れた鹿肉を煮込んで作ったジビエカレーを食べました。安芸高田市には何度も練習で行っているはずなのに、知らなかった道、知らなかった場所ばかりで驚きと感動の連続でした。

浜田一義・安芸高田市長も見送り Photo: Island Pictures Tom Miyagawa
毛利元就にゆかり深い清神社では神主様から神社の歴史の説明を受けた Photo: Island Pictures Tom Miyagawa

 小さな男の子や、女性も多く参加してくださいました。サイクリングは老若男女、どこでも楽しめる生涯スポーツではありますが、こうやってたくさんの方々と自転車を通して、同じ時間を共有できる機会はなかなかありません。

 各地で人の温もりにふれながら、心から“さとやま”を楽しむことができました。たくさんの発見や自転車でしか味わえない空気感、地元の方々やたくさんのサイクリストとのふれあいが待っている「さとやまソーシャルライド」に、みなさんも、ぜひ参加してみませんか。

景色のよい里山の空気を堪能 Photo: Island Pictures Tom Miyagawa
年齢・性別・経験もさまざまな参加者が集まってサイクリングを楽しんだ Photo: Island Pictures Tom Miyagawa

さとやまソーシャルライドについて

広島県地域政策局 中山間地域振興課 三井剛さん

 広島県の中山間地域は、県土の約7割を占め、豊かな自然環境に恵まれた中国山地や瀬戸内海の多島美を誇る島しょ地域を背景に、気持ちのよい空気や恵まれた食べもの、地域の温かい人たちとのふれあいなど、私たちが百年先の未来に引き継ぐべき、大切なふるさとの営みが溢れています。 広島県では、そのような中山間地域に元気と活力を呼び起こし、新たな地域の未来を創造していくために、今年の3月25日から11月26日までの間、「ひろしまさとやま未来博2017」を開催しています。この「未来博」のシンボルプロジェクトとして行っている「さとやまソーシャルライド」では、中山間地域を「さとやま」と称して、自転車のペースで、いつもと違う目線から「さとやま」を巡り、いつもは気づかない風景やとっておきの場所を発見したり、地元の人たちとの出会いを楽しみながら、そこで見たり感じたことをSNSに書き込んで、広島県の「さとやま」の魅力をどんどん拡散していただきたいと考えております。自転車であれば、ロードバイクでも、ママチャリでも、レンタルサイクルでも参加でき、専用アプリをスマホにダウンロードして、FacebookやTwitterに写真を投稿するとポイントが貯まり、毎月、自転車関連賞品や地元の魅力的な特産品などをGETできるチャンスもありますので、多くのみなさんのご参加をお待ちしております。

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