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バイクインプレッション2017「RITEWAY SHEPHERD」 サイズごとに最適なホイール径を採用した、クロスバイクの意欲作

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 ライトウェイプロダクツジャパンが手掛けるスポーツバイクのオリジナルブランド「RITEWAY」(ライトウェイ)。2003年より展開されているこのブランドは、生活のなかに溶け込み、多くの人がスポーツバイクを楽しめるような、スポーバイクツ文化定着への懸け橋となるようなシティ向けの“ライフスタイルバイク”を提案している。今回試乗したのは、フレームサイズごとに異なるホイール径を採用する、新しくなった「シェファード」だ。

「RITEWAY SHEPHERD」(ライトウェイ シェファード) Photo: Masami SATOU

RITEWAY SHEPHERD(ライトウェイ シェファード)
価格:55,800円(完成車、税抜)
サイズ:460(24インチ)、510(26インチ)、570(700C)
カラー:マットネイビー、マットダークオリーブ、マットブラック、マットグレーシルバー、マットホワイト、マットレッド
問い合わせ先:ライトウェイプロダクツジャパン https://www.riteway-jp.com

スペック

フレーム:Niauデザイン 6061アルミ合金
フォーク:Niauデザイン 6061アルミ合金
変速機:シマノ・ALTUS RD-M310(R)
ギヤ:LASCO ARTリングガード アルミ合金 46T(700C)/48T(26″・24″)、11-34T(8s)
ホイール:ALEX DM-18 ダブルウォール CNCサイド アルミ合金(リム) 700C(622) / 26″(559) / 24″(507)
重量:11.55kg(ペダル、キックスタンド込み実測値)※ペダルなし参考10.50kg

スタイリッシュなホリゾンタルフレームは、クロスバイクでも珍しく、このバイクのこだわりがうかがえる Photo: Masami SATOU
前後共にシマノのVブレーキを採用する。 目立たないシートステーの内側にダボ穴を配置し、ネジで埋め、さらには塗装まで施すこだわりよう Photo: Masami SATOU
24インチホイールの460サイズ(左)と、700Cの570サイズ。これほどまでに大きさが違いながらも、同車種なのだ Photo: Masami SATOU

インプレッション BY 松尾修作・米山一輝・齋藤むつみ

米山一輝 サイクリスト編集部のエースライダー。数多くのトップ選手を輩出した東京の名門クラブチームで15年の選手経歴を持つ元レーサーで、現在は国内レースを取材で転戦中。身長175cm Photo: Masami SATOU

米山 2018年モデルの「シェファード」は、フルモデルチェンジの言葉に相応しい、あるいはそれ以上の変化をしてきた。これまでのライトウェイのバイクは比較的中道といったイメージだったけど、今期はものすごく攻めた作りになっていておもしろい。

齋藤 S、M、Lの3サイズで、すべてホイールサイズが異なるというのは新しいですね。最小フレームサイズの460では24インチを採用するので、ちょうど150〜160cmの適正身長にはまる私も試乗させてもらいました。

松尾 実車を見たときは、フレームカラーの印象も大きいと思いますが、全体を縮小させたような作りなので、子供用のように見えました。でも小さいサイズでもホリゾンタルのスタイルを実現していてカッコイイですね。

齋藤 フレームカラーによって、ブラック系、ホワイト&シルバー系のパーツアッセンブルを使い分けています。しかもカラーも豊富で、かなりこだわって作られているのがわかりますね。

米山 Vブレーキのワイヤー受けや、フレームの各種台座ネジや、バルブキャップまで色を統一していて、見た目のシンプルな美しさは、価格帯を考えると驚くレベルに仕上がっていると思う。今回の試乗車はブラック系とシルバー系、両方のアッセンブルを見比べられたんだけど、色を統一するために、スタンドが両者で全く別のものを使っているのにも驚き。

松尾修作 Cyclistの新人編集部員。元プロロードレーサーでヨーロッパをはじめ、アジアツアーやJプロツアーのレースを転戦した。脚質はオールラウンダーで、剛性が高いバイクよりはしなやかでも伸びのあるバイクを好む。身長175cm Photo: Masami SATOU

松尾 デザインはロゴや模様がほとんどないのがプラスのポイント。パーツ交換でカラーカスタムや、ステッカーチューンなど幅が広がりますね。個人的には飽きがこない、そのままが好きです。24インチ採用のSサイズは乗ってみてどうでしたか?

齋藤 思ったよりもハンドルが低く、前傾が深めなポジションでした。「シェファード」はもっと緩いクロスバイクかなと思っていたのが、良いスピード感でスポーティに走れるバイクでした。

松尾 前傾がやや強いポジションでスポーツライド感が強かったですよね。慣れてない人は下向いてしまうかも。ハンドリングは小回りがきく軽快さがあり、それでも太めのタイヤが安心感を与えていました。

米山 キビキビと走行ラインを変えられるクイックさと太いタイヤの安心感がほどよいバランスだったね。普段はクルマや路面が気になる街中のライドを、ロードバイクよりも肩の力を抜いて楽しめた。

齋藤 サクサクっと操れる軽快さは乗っていて楽しいです。加えて24インチホイールでは、普通の700Cホイールを採用するクロスバイクの小さめサイズに乗ると、前輪とペダルに載せた足のつま先が近く、ハンドルを切りすぎると当たりそうになったり、当たったりと気をつけなければならないことがあるんですが、これにおいてはその心配がないジオメトリだったのが良かったです。

齋藤むつみ クルマ業界に就職するも、自転車が好きすぎて自転車雑誌の編集部員へと転身。現在は自転車関連の記事をメインに執筆する、自転車歴10年強のライター・編集者。身長155cm Photo: Masami SATOU

米山 フロントはシングルギヤなんだけど、街乗りに特化するならば良い選択だと思う。見た目もシンプルでいい。

松尾 そうですね。トラブル不要になりますし、アーバンライドに最適なシンプル&クールなクロスバイクとして、このギヤ設定で満足できると思います。 

米山 細部を見れば見るほどマニアックな作り。でも、その結果としては非常にシンプルな一台になっているのが面白いところ。街乗りでお洒落なスポーツバイクが欲しい人、あと普段乗りのクロスバイクが欲しいローディーにもおすすめだと思う。

松尾 総合的に見て自転車好きのツボを押さえた、乗りやすく、かっこいいクロスバイクでした!

(編集 齋藤むつみ)

Photo: Masami SATOU

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