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海外客誘致も期待宇都宮市が「広域自転車マップ」作成 プロ監修で「長距離」に特化

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新たに作成された「宇都宮広域自転車マップ(北西版)」 =6月7日、宇都宮市役所(豊嶋茉莉撮影)

 「自転車のまち」を掲げている宇都宮市は、ロードバイクでの長距離走行(ロングライド)などにも対応した「宇都宮広域自転車マップ(北西版)」を作製した。宇都宮を起点にした市外観光地へのコースを掲載しており、ロードバイクを利用する本格的な自転車愛好者も満足できる長距離ルートが紹介されている。 

 掲載されているのは、いずれも中・上級者向けコースで、(1)鹿沼市草久の古峯神社を目指す古峰原街道ルート(JR宇都宮駅を起点に5時間半)(2)日光の2社1寺を回る世界遺産周遊ルート(6時間)(3)塩谷町を通って龍王峡(日光市)などの絶景を見る龍王峡~霧降高原ルート(8時間)。他に、毎年10月に開かれている「ジャパンカップサイクルロードレース」のコースも収録。ジャパンカップのコースを走るため、県外から来る愛好者も多いという。

 同市では、以前に同マップ市内版も作製したが、今回はロングライド向けに特化。コース監修は、宇都宮に拠点を置く自転車プロチーム、宇都宮ブリッツェン。景色の良さ、安全性、道の分かりやすさなどが考慮されている。マップには公衆トイレや急な坂道など自転車利用者に必要な情報が網羅されている。

 宇都宮市道路建設課の田崎和則係長は「ジャパンカップも年々盛り上がり、自転車のまちづくりも進んでいる。マラソンブームのように自転車利用者も増えるのでは」と期待を寄せる。

 マップはA2判で、ポケットにも入るようにカード大に折りたたまれている。また、スマートフォンをカーナビのように利用するサイクリストが多いことから、インターネットサイト「ルートラボ」でも無料で公開。ルートが青く表示され、現在地も示される。

 JR宇都宮駅西口の「宮サイクルステーション」などで配布。当初の500部が既に品薄となり、夏休みまでに5千部の増刷を予定している。

 国内では、瀬戸内海を横断するしまなみ海道や琵琶湖1周コースが海外からの自転車愛好者に人気。同課は「県内には世界遺産の日光もある。外国からの観光客にもアピールしたい」としており、ロングライドの魅力は「車で通り過ぎるのとは違って、風や季節感を感じられること」だという。今後、別方面のマップの作製も検討している。(産経新聞宇都宮支局 豊嶋茉莉)

産経ニュースより)

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