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サイクリスト

5月1日に施行自転車活用推進法アピールへ 超党派議連が皇居一周サイクリング「青空総会」

by 後藤恭子 / Kyoko GOTO
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 超党派の国会議員から成る「自転車活用推進議員連盟」(議連会長・谷垣禎一自民党前幹事長)は世界環境デーの6月5日、議連や関係省庁の自転車活用推進本部の関係者らを集めた「青空総会」を東京・千代田区の国会議事堂周辺で開催した。5月1日に施行された自転車活用推進法のアピールを目的としたもので、同議連の幹事長を務める自由民主党の河村健夫議員は開会の挨拶で、「これから本格的に同法律を動かしていかなければならない」と強調した。

皇居一周サイクリングに出発する議員連盟、他関係者の皆さん Photo: Kyoko GOTO

11年ぶり2度目の開催

大岡敏孝議員も私物のリカンベントで出走 Photo: Kyoko GOTO

 自転車活用推進議員連盟による「青空総会」は2006年以来11年ぶり2回目の開催。集まった議員や関係者は自前の自転車や、シェアバイクなど思い思いのスタイルで快晴の国会議事堂をスタート。約30人が皇居一周約5kmのサイクリングし、自転車活用推進法“元年”として、「環境・健康・交通・経済」を啓発する街頭活動を行った。

自転車ツーキニストの疋田智さんも私物の電動アシスト自転車で出走 Photo: Kyoko GOTO

 2016年12月に成立し、5月1日に施行された「自転車活用推進法」は自転車専用道路や通行帯の整備、シェアサイクルの整備、自転車競技施設の整備、交通安全教育および啓発など、自転車の活用を推進する施策の「基本理念」を定めたもの。今後の自転車の施策をめぐる方向性を定めたもので、これを根拠法として関連法の策定などが動き出すことになる。

国会議事堂をバックに記念撮影
パラサイクリングの石井雅史選手(左)も参加 Photo: Kyoko GOTO
サイクルライフナビゲーター、絹代さんの姿も Photo: Kyoko GOTO

 総会の実施にあたり、ケガで静養中の議連会長・谷垣禎一議員に代わって挨拶をした河村議員は、「ここに勢揃いした、やる気満々の先生方の中にはおなかが出てる方も数人いるが、総じて健康体を誇っているのは自転車の効用」と会場の笑いを誘いながら、「交通の問題、環境の問題、あらゆる面で自転車を活用することの重要さを考え、自転車活用推進法ができた。これをいよいよ本格的に動かしていかなければならない」と志気を高めた。

同議連の幹事長を務める自由民主党の河村健夫議員
自転車活用推進議員連盟の穴見陽一事務局次長 Photo: Kyoko GOTO

ブースやシェアバイク体験会も

ゴルフバッグを載せられる電動アシスト自転車 Photo: Kyoko GOTO

 また、施行に伴い、新たに国土交通省内に設けられた「自転車活用推進本部」の初代本部長となった石井啓一国土交通大臣は「各関係省庁の緊密な連携協力を求め、自転車活用の推進に関する業務を効果的、効率的に進めていきたい」と意欲を示した。

 会場となった国会議事堂正門付近では出展ブースが設置され、さまざまな電動アシスト自転車の体験会や、最近千代田区などで人気のシェアバイク体験会なども催された。

ひときわ注目を集めていたヤマハの電動アシスト自転車「YPJ」 Photo: Kyoko GOTO
ミヤタサイクルの高谷信一郎社長(写真右)、ウエイブワンの中田明社長(中央)らも駆けつけた Photo: Kyoko GOTO

「自転車愛好家が増える空間」

 総会の進行役を務め、自身も長距離ライドを愛好するサイクリストという穴見陽一事務局次長は、「クルマ側の問題も非常にある。自転車が適法に走っていても、邪魔扱いして危険な走行をしてくる場合もある。相互理解、認識が共有されるまでには時間はかかるだろうけれど、スピードアップできるように頑張りたい。自転車が交通空間の中で、幸せな形に位置づけられるような対策を法律を通じて講じていきたいし、自転車愛好家が増えていくような走行空間づくりをしていきたい」と語った。

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