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ジロ・デ・イタリア2017 第13ステージ最終のスプリンターステージもガビリア 圧巻のゴールで今大会4勝目

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 ジロ・デ・イタリアは5月19日、第13ステージがレッジョ・エミリアからトルトナまでの162kmで争われ、集団スプリントを制したフェルナンド・ガビリア(コロンビア、クイックステップフロアーズ)が、前日に続いて勝利し、今大会4度目のステージ優勝を挙げた。集団は92位までが先頭と同タイムでゴール、個人総合首位のマリアローザは、トム・デュムラン(オランダ、チーム サンウェブ)がキープしている。 (平井久美子)

ポイント賞ジャージ(マリアチクラミーノ)を着るフェルナンド・ガビリア(コロンビア、クイックステップフロアーズ)がスプリントを制し今大会4勝目 Photo: Yuzuru SUNADA

山岳ステージを目前に淡々と進んだレース

第13ステージは、カテゴリー山岳も設けられていないほぼ平坦なコース。第14〜20ステージは厳しい山岳が登場、また、最終日の第21ステージはタイムトライアルとなるため、スプリンターにとっては実質最後の勝利のチャンスとなるステージとなった。

終盤まで逃げ続けた3人 Photo: Yuzuru SUNADA

 スタート直後に飛び出したのは、ヴィンチェンツォ・アルバネーゼ(イタリア、バルディアーニ・CSF)、パヴェル・ブルット(ロシア、ガスプロム・ルスヴェロ)、ヨハン・ファンジル(南アフリカ、ディメンションデータ)、マテイ・モホリッチ(スロベニア、UAE・チームエミレーツ)の4人。しかし、スタートから10kmに満たない段階で、ファンジルが集団から脱落し、残る3人がレースをリードする形となる。ゴールスプリントを狙うメイン集団は、この逃げ集団を容認するものの、タイム差は1分半ほどにキープされてレースは淡々と進んでいった。

 残り30kmを切るとようやくメイン集団はスプリントに向け、各チームが隊列を組んでペースアップ。先頭とのタイム差を一気に縮め、ここまで逃げ続けていた3人を22km地点で吸収した。

後方から圧巻の抜け出し

 残り3kmを切った地点では、クイックステップフロアーズ、ロット・ソウダル、ボーラ・ハンスグローエなど、スプリンターチームが先頭でリード。ゴールスプリントに向け各チーム隊列を組み、ゴールまでに備えた。残り1kmではボーラ・ハンスグローエが先頭に整然と隊列を組んで、サム・ベネット(アイルランド)の勝利に向け最終カーブを抜ける。

チームメイトに守られてステージを終えた総合首位のトム・デュムラン Photo: Yuzuru SUNADA

 残り300mは直線での勝負。やや混戦の先頭争いからガッツポーズでゴールゲートをくぐったのは、ガビリアだった。10番手付近と後方からのスプリントだったが、トップスピードに加速した状態で壁際の隙間を突破し、一気に先頭へと躍り出た。ジロ初出場の22歳が、大活躍で今大会4勝目を獲得した。

 総合上位勢に変動はないまま、ジロは第2週目のハイライトとなる山岳ステージへと突入していく。

表彰台で4勝目をアピールするガビリア Photo: Yuzuru SUNADA

第13ステージ結果
1 フェルナンド・ガビリア(コロンビア、クイックステップフロアーズ) 3時間47分45秒
2 サム・ベネット(アイルランド、ボーラ・ハンスグローエ) +0秒
3 ジャスパー・ストゥイヴェン(ベルギー、トレック・セガフレード)
4 ロベルト・フェラーリ(イタリア、UAE・チームエミレーツ)
5 ライアン・ギボンズ(南アフリカ、ディメンションデータ)
6 リュディガー・ゼーリッヒ(ドイツ、ボーラ・ハンスグローエ)
7 サーシャ・モードロ(イタリア、UAE・チームエミレーツ)
8 カレイブ・ユアン(オーストラリア、オリカ・スコット)
9 アンドレ・グライペル(ドイツ、ロット・ソウダル)
10 ビアチェスラフ・クズネツォフ(ロシア、カチューシャ・アルペシン)

個人総合(マリアローザ)
1 トム・デュムラン(オランダ、チーム サンウェブ) 56時間28分53秒
2 ナイロ・キンタナ(コロンビア、モビスター チーム) +2分23秒
3 バウケ・モレマ(オランダ、トレック・セガフレード) +2分38秒
4 ティボー・ピノ(フランス、エフデジ) +2分40秒
5 ヴィンチェンツォ・ニーバリ(イタリア、バーレーン・メリダ) +2分47秒
6 アンドレイ・アマドール(コスタリカ、モビスター チーム) +3分05秒
7 ボブ・ユンゲルス(ルクセンブルク、クイックステップフロアーズ) +3分56秒
8 ドメニコ・ポッツォヴィーヴォ(イタリア、アージェードゥーゼール ラモンディアル) +3分59秒
9 タネル・カンゲルト(エストニア、アスタナ プロチーム)
10 イルヌール・ザカリン(ロシア、カチューシャ・アルペシン) +4分17秒

ポイント賞(マリアチクラミーノ)
1 フェルナンド・ガビリア(コロンビア、クイックステップフロアーズ) 315pts
2 ジャスパー・ストゥイヴェン(ベルギー、トレック・セガフレード) 192pts
3 アンドレ・グライペル(ドイツ、ロット・ソウダル) 144pts

山岳賞(マリアアッズーラ)
1 オマール・フライレ(スペイン、ディメンションデータ) 49pts
2 ヤン・ポランツェ(スロベニア、UAE・チームエミレーツ) 46pts
3 ナイロ・キンタナ(コロンビア、モビスター チーム) 35pts

新人賞(マリアビアンカ)
1 ボブ・ユンゲルス(ルクセンブルク、クイックステップフロアーズ) 56時間32分49秒
2 ダヴィデ・フォルモロ(イタリア、キャノンデール・ドラパック) +2分23秒
3 アダム・イェーツ(イギリス、オリカ・スコット) +2分56秒

チーム総合
1 モビスター チーム 169時間40分58秒
2 アスタナ プロチーム +3分39秒
3 UAE・チームエミレーツ +9分30秒

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