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ジロ・デ・イタリア2017 第2ステージグライペルが集団のゴールスプリントを制してステージ優勝 総合も首位へと浮上

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 ジロ・デ・イタリア第2ステージが5月6日、オルビアからトルトリで行われ、アンドレ・グライペル(ドイツ、ロット・ソウダル)が集団スプリントを制してステージ優勝を果たした。グライペルはボーナスタイムを獲得したことで総合首位に浮上し、総合リーダージャージ「マリアローザ」に袖を通した。

集団スプリントを制したアンドレ・グライペル(ドイツ、ロット・ソウダル) Photo: Yuzuru SUNADA

積極的に動いたテクレハイマノ

 イタリア・サルディーニャ島の東部を舞台に開催された第2ステージは、3級、2級山岳が組み込まれたアップダウンが連続する221kmのコース。開幕直後のため、ポイント差が少ない選手たちによるジャージ争いの行方に注目が集まった。

マリアローザ着用のルーカス・ペストルベルガー(オーストリア)擁するボーラ・ハンスグローエがメイン集団をコントロールする Photo: Yuzuru SUNADA

 レースはスタート直後から飛び出した5人がレースをリード。ダニエル・テクレハイマノ(エリトリア、チーム ディメンションデータ)、シモーネ・アンドレッタ(イタリア、バルディアーニ・CSF)、エフゲーニ・シャルノフ(ロシア、ガスプロム・ルスヴェロ)、イリア・コシェヴォイ(ベラルーシ、ウィリエール トリエスティーナ)、ウーカシュ・オフシャン(ポーランド、CCCスプランディ・ポルコヴィツェ)がメイン集団に約4分のタイム差をつけた。一方、後方ではマリアローザ着用のルーカス・ペストルベルガー(オーストリア)擁するボーラ・ハンスグローエが集団をコントロールした。

2日連続で逃げに乗ったダニエル・テクレハイマノ(エリトリア、チーム ディメンションデータ)をはじめとした5人が逃げた Photo: Yuzuru SUNADA

 途中に設けられたスプリントポイントと山岳賞ポイントでは、ジャージ着用の可能性があるため激しくレースが展開。テクレハイマノが積極的にポイントを狙い、着実に点数を重ね、スプリント賞ジャージの「マリアチクラミーノ」、山岳賞の「マリアアッズーラ」を手にした。

 逃げていた5人は2級山岳頂上付近でメイン集団へと吸収。再び1つにまとまったメイン集団は、下り基調のラスト50kmを駆け下り、ゴールは集団スプリントの様相を呈した。

 スプリンターがフィニッシュに合わせて前方へと上がる一方、総合上位を狙うイルヌール・ザカリン(ロシア、チーム カチューシャ・アルペシン)にメカニカルトラブルが発生。チームメートが下り、ザカリンを援護するもメイン集団から遅れてしまう。

総合首位ジャージ「マリアローザ」に袖を通したアンドレ・グライペル(ドイツ、ロット・ソウダル) Photo: Yuzuru SUNADA

 ゴール前ではロット・ソウダルと、カレイブ・ユアン(オーストラリア)をエーススプリンターとしたオリカ・スコットが強力に牽引。良い形でグライペルとユアンがアシストから発射されるも、ユアンはペダルからクリートが外れてまさかの失速。ドイツチャンピオンのグライペルは絶好のポジションから自らのパワーを存分に発揮し、ステージ優勝を飾った。総合でもトップに立ち、マリアローザを手にしている。ザカリンはトップ集団から遅れてゴールし、20秒のタイムを総合ライバル勢から失った。
 

第2ステージ結果
1 アンドレ・グライペル(ドイツ、ロット・ソウダル) 6時間5分18秒
2 ロベルト・フェラーリ(イタリア、UAEチームエミレーツ) +0秒
3 ジャスパー・ストゥイヴェン(ベルギー、トレック・セガフレード) +0秒
4 フェルナンド・ガビリア(コロンビア、クイックステップフロアーズ) +0秒
5 クリスティアン・ズバラーリ(イタリア、チーム ディメンションデータ) +0秒
6 エンリーコ・バッタリーン(イタリア、チーム ロットNL・ユンボ) +0秒
7 ライアン・ギボンズ(南アフリカ、チーム ディメンションデータ) +0秒
8 ゲラント・トーマス(イギリス、チーム スカイ) +0秒
9 カレイブ・ユアン(オーストラリア、オリカ・スコット) +0秒
10 ルイ・コスタ(ポルトガル、UAEチームエミレーツ) +0秒

個人総合(マリアローザ)
1 アンドレ・グライペル(ドイツ、ロット・ソウダル) 11時間18分39秒
2 ルーカス・ペストルベルガー(オーストリア、ボーラ・ハンスグローエ) +4秒
3 カレイブ・ユアン(オーストラリア、オリカ・スコット) +8秒
4 ロベルト・フェラーリ(イタリア、UAEチームエミレーツ)
5 ジャスパー・ストゥイヴェン(ベルギー、トレック・セガフレード) +10秒
6 パヴェル・ブルット(ロシア、ガスプロム・ルスヴェロ) +12秒
7 クリスティアン・ズバラーリ(イタリア、チーム ディメンションデータ) +14秒
8 ライアン・ギボンズ(南アフリカ、チーム ディメンションデータ)
9 フェルナンド・ガビリア(コロンビア、クイックステップフロアーズ)
10 エンリーコ・バッタリーン(イタリア、チーム ロットNL・ユンボ)

ポイント賞(マリアチクラミーノ)
1 ダニエル・テクレハイマノ(エリトリア、チーム ディメンションデータ) 36pts
2 エウゲルト・ズパ(アルバニア、ウィリエール トリエスティーナ) 13pts
3 イリア・コシェヴォイ(ベラルーシ、ウィリエール トリエスティーナ) 9pts

山岳賞(マリアアッズーラ)
1 ダニエル・テクレハイマノ(エリトリア、チーム ディメンションデータ) 20pts
2 チェザーレ・ベネデッティ(イタリア、ボーラ・ハンスグローエ) 9pts
3 オマール・フライレ(スペイン、ディメンションデータ) 8pts

新人賞(マリアビアンカ)
1 ルーカス・ペストルベルガー(オーストリア、ボーラ・ハンスグローエ) 11時間18分43秒
2 カレイブ・ユアン(オーストラリア、オリカ・スコット) +4秒
3 ジャスパー・ストゥイヴェン(ベルギー、トレック・セガフレード) +6秒

チーム総合
1 オリカ・スコット 18時間15分54秒
2 UAE・チームエミレーツ +0秒
3 クイックステップフロアーズ +0秒

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