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ブランドを深く知るポディウムキャンプ今年もキャプーチさんとライド&交流 「カレラキャンプ」で最新バイクを体験

by 米山一輝 / Ikki YONEYAMA
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 イタリアのバイクブランド「CARRERA」(カレラ)を輸入販売するポディウムが4月20日、カレラファンを対象にしたプレミアムイベント「カレラキャンプ」を千葉県館山市周辺で開催した。昨年に続き往年のトップレーサー、クラウディオ・キャプーチさんを招き、ファンライドや懇親会、最新製品の紹介などを行った。

2度目の開催となった「カレラキャンプ」。昨年に続きクラウディオ・キャプーチさんが来日した Photo: Ikki YONEYAMA

全員カレラで房総ライド

 カレラキャンプは、ポディウムが取り扱うブランドごとに、その歴史や思いをファンにより深く伝えようと、昨年から取り組んでいる「ポディウムキャンプ」の一つで、今年で2回目。昨年は関東のみで行われたが、今年は東西で1日ずつの開催となった。関東での会場となった館山リゾートホテルには、平日にも関わらず熱心なファンが各地から26人参加。東京駅からアクセスできる貸切バスも運行された。

ホテルのプールサイドに、カレラの最新バイクが展示された Photo: Ikki YONEYAMA

 地中海風のホテルの中庭には、カレラの最新バイクや、参加者が乗るためのカレラバイクがずらりと並んだ。イベントの最初は全員がカレラのバイクに乗車しての壮観なライドだ。カレラユーザーは自分のバイクで参加、そうでないライダーにはピカピカの最新モデルの試乗車が用意された。ライドで使用するヘルメットは、キャプーチさんから参加者一人ひとりに手渡された。

 カレラの本国イタリアからはキャプーチさんのほか、セールスマネージャーのマルコ・カンパニョーニ氏、ブランドマネージャーのシモーネ・ボイファヴァ氏が来日。ともにサイクルウェアに着替えて参加者とともにライドを楽しんだ。

ライド用にカレラの試乗車が約20台用意された Photo: Ikki YONEYAMA
キャプーチさんから、ライドで使うヘルメットを手渡し Photo: Ikki YONEYAMA
カレラの本国スタッフもライドに参加 Photo: Ikki YONEYAMA

キャプーチさんが自らアドバイス

 ライドは房総・フラワーラインを中心に、全体で約35kmの距離。気持ち良く晴れた穏やかな天気の中、春の空気を楽しみながら海沿いを走った。キャプーチさんは一列の集団内を前に後ろに移動しながら、笑顔で参加者一人一人と交流するなどサービス精神旺盛だ。

走りながら参加者全員と交流するキャプーチさん Photo: Ikki YONEYAMA
プロのテクニックで自由自在な走りを披露する Photo: Ikki YONEYAMA
ファンサービスをしながら自身もライドを楽しんでいる様子のキャプーチさん Photo: Ikki YONEYAMA

 途中立ち寄った公園のスペースでは、キャプーチさんの自転車教室が行われた。参加者の走り方を一人ずつチェックして、豊富な経験からポジションやペダリングなどをアドバイス。時折その場でサドル高などを変えながら、納得できるまで丁寧にレクチャーしていた。

自転車教室では、参加者一人ずつ走りをチェック Photo: Ikki YONEYAMA
キャプーチさん自らライディングのアドバイス Photo: Ikki YONEYAMA
レース2日前にサドルを上げることになった高木三千成選手(東京ヴェントス) Photo: Ikki YONEYAMA

 自転車教室にはサポートライダーとしてライドを先導したJプロツアーチーム「東京ヴェントス」のメンバーも参加。チームのエースの一人、高木三千成選手は「あと1〜2mmサドルを上げた方がいい」とアドバイスを受けていた。高木選手は「トルクをかけて踏むタイプなのですが、適正のポジションから変わってしまっていたのかも。こぎやすくなりました」と、客観的な視点が参考になった様子。2日後に迫ったJプロツアーのレースもこのポジションで挑戦するという。

現在もカレラのバイクに乗るキャプーチさん。AR-01を使用する Photo: Ikki YONEYAMA

 昨年は試乗車を使ってライドしたキャプーチさんだが、今回は普段使用しているというカレラのエアロロード「AR-01」を持ち込んだ。現在もグランフォンドなどに積極的に参加するというキャプーチさんだが、AR-01は上りや下り、平地など全ての状況においてバランスが取れている点が気に入っているそう。ギアはフロント52-36T、リア11-25Tを装備して、どのような場面でも乗れるようにしているという。

参加者全員で海辺で記念写真 Photo: Ikki YONEYAMA

伝説のレースを自ら解説

 ライドは休憩をはさみながら、自転車教室も含めて約3時間でゴール。キャプーチさんの全盛期に高校生だったという今泉恵介さんは「あこがれのキャプーチさんと一緒に走れて、何も言うことはないです。年を重ねても魅力的で、会えて良かったです」と喜び一杯の様子だ。

ライドの合間にもファンサービス Photo: Ikki YONEYAMA
キャプーチさん全盛時代のカレラチームのジャージで参加した今泉恵介さん Photo: Ikki YONEYAMA
現在カレラのエアロロードを納車待ちの大畑慶将さん Photo: Ikki YONEYAMA

 現在カレラのエアロロード「エラクルエア」の納車待ち中だという大畑慶将さんは、この日はニトロSLでライドした。「エントリー向けモデルだそうですが、BB周りなどにしっかり剛性があり、なおかつマイルドで乗りやすかった」とこちらのバイクも気に入った様子だった。

 ライドの後はテラスで食事をとりながらの懇親会が開かれた。ここではキャプーチさんがカレラのバイクを駆って伝説的な逃げ切りを決めた、1992年のツール・ド・フランス第13ステージの映像を見ながら、優勝したキャプーチさん自身がレースの流れを解説。当時のバイクではフロント52-41T、リア11-23Tのギア、172.5mmのクランクを使用していたという。

ビデオを見ながら当時のレース展開を語る Photo: Ikki YONEYAMA
カレラの最新モデルの紹介も行われた Photo: Ikki YONEYAMA
水玉の山岳賞ジャージを着ての200km逃げ切り勝利。映像のゴールの瞬間に「ニンジャ!」とガッツポーズ Photo: Ikki YONEYAMA

 5つの峠を上り、距離は254.5kmという超絶過酷なレース。キャプーチさんは1つ目の峠からメイン集団から抜け出したが、「最初は山岳ジャージを守るためだけの動きだった」と秘密を明かした。だが結果的に200km以上を逃げ続け、独走でゴールへと飛び込んだ。最後の上りでは52-19Tの重いギアを使用したが、「同じイタリア人のブーニョが集団で追っていると聞き、腹が立って力が出た」と会場を笑わせていた。

カレラ以外のブランドキャンプも開催

サインや握手など、最後まで旺盛にファンサービスに努めたキャプーチさん Photo: Ikki YONEYAMA

 このほか懇親会では、前日東京のワールドプレミアで発表されたばかりの2018年モデルが、カンパニョーニ氏から紹介された。その後もキャプーチさんは記念写真やサインに応じ、気さくにファンサービスに努めていた。

 カレラキャンプは4月22日には兵庫・淡路島で開催。また今後のポディウムキャンプとして、5月18日(館山)、20日(淡路島)に、チネリ、ハッチンソン、セラ・サンマルコの本社スタッフを招いての「チネリキャンプ」が行われる。その後もオルベアなど、他のブランドキャンプも開催していく予定だ。

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