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まさみんのゆるゆる自転車女子旅<33>「リカンベント」デビューで大興奮 祭&花見めぐりの「ときがわ町サイクルフェスタ」

by 龍野雅美 / Masami TATSUNO
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 4月2日に埼玉県ときがわ町で行われた「ときがわ町サイクルフェスタ」に参加してきました。ポタガールがリピートするイベントの一つで、坂好きのサイクリストなら知っている白石峠を含むコースが人気です。ポタガールも上級、初級とそれぞれのレベルに合わせて参加しました。ヒルクライムが人気のイベントですが、坂がほとんどない「ときポタコース」もあります。今回は、こちらのゆるゆるサイクリングをレポートします。

リカンベントに初チャレンジ! Photo: Masami TATSUNO

坂もゆるゆるサイクリングも楽しめる

ポタガール4人で参加してきました Photo: Masami TATSUNO

 「ときポタコース」は、「今回は3つお祭りをめぐるよ!」と、実行委員長自ら自転車にまたがり先導してくれました。「ときポタコース」は約26kmの距離を、3つのお祭りといくつかの観光スポットを加えてめぐるコース。30人ほどの参加者の中には小学生の女の子や、「今回が初めての自転車イベント」という女性も。おしゃべりが大好きな実行委員長がみんなに声をかけてくれて、会話も楽しみながらのんびり走れる。みんなの距離もどんどん縮まって、アットホームな雰囲気になります。

スタート地点にある「ゆで卵」は名物。朝ごはん代わりに腹ごしらえです Photo: Masami TATSUNO
初級コースに参加したyukariさんとチカさん。がんばってね~! Photo: Masami TATSUNO

 立派なしだれ桜がある神社に立ち寄ったり、お汁粉のふるまいを楽しみながら最初のお祭りへ。たどり着いた場所では、なんと餅つきが行われていました。お祭りで餅つき!なんてローカル! 埼玉にもまだまだこんな文化が残ってたんだな~。

2つめのお祭り会場 Photo: Masami TATSUNO
つきたてのお餅を、その場ですぐに大福にして食べさせていただきました。搗きたてのお餅は、弾力があるのに、とってもやわらかい!ここでしか味わえない美味しさです Photo: Masami TATSUNO

 普段はコンクリートジャングル(ていうほど都会じゃないけど)の埼玉に住む私としては、この「田舎感」がとってもほっこり、のんびりな気持ちにさせてくれます。

恐る恐る餅を返そうとする女性。ベテランへの道のりは、まだまだ遠い… Photo: Masami TATSUNO

 餅つきベテランの紳士淑女が、息もつかぬ速さで「ついて捏ねて、ついて捏ねて」を繰り返します。「おお~、さすが」と見ていると、「さて、後継者を育てなきゃ!」と地元の若いご婦人にバトンタッチ。見ていると簡単そうだけど、交代した女性は「きゃー!こわい!」と振り下ろされる杵を怖がって恐る恐る臼の餅に手を伸ばすものだから、餅にタッチするだけで、ほとんどひっくり返せません。

つきたてのお餅を、その場ですぐに大福にして食べさせていただきました。つきたてのお餅は、弾力があるのに、とってもやわらかい!ここでしか味わえない美味しさです Photo: Masami TATSUNO

 「あははは!」「ほら!がんばれ!」周りから自然と笑いが起きる。すると、女性が「こっちに変わります!」と餅タッチから餅をつく方に交代。つき始めると、急に表情が変わって楽しそう。「やっぱりこの子はつく方が向いてるのね」と先ほどのベテラン女性も納得した模様。どうやら餅つきにも、適性があるようです。つきたてのお餅で振る舞っていただいた大福はとっても美味しかった~!

鳥居を囲むように、大きな花桃の花がたくさん咲いていました Photo: Masami TATSUNO

 町内の標高が高いところでは前日に40cmも積雪があったといいます。4月2日のイベント開催当時、桜はまだ蕾で、かわりに濃いピンクの花を咲かせる花桃が満開でした。

 めぐったお祭りでは、快晴の青空をバックに花桃のピンクや菜の花の黄色を愛でながら、焼きそばやフランクフルトなどの屋台料理を楽しみました。

急きょ開催?リカンベント体験会

 「前回も参加したら楽しくて、また今年もみんなで来ちゃいました」─。そう話してくれたのは自称「リカンベント普及協会」の男性グループ。なかなかお目にかかる機会のないリカンベントですが、今回は3台が会場に集まっていました。

小学生の女の子もチャレンジ Photo: Masami TATSUNO

 すぐ後ろを走っていてすごーく気になっていたので、「これって走り出しの時とか、カーブとかスピードを落とさなきゃいけない時は、結構大変じゃないですか?」と聞いてみました。すると、「乗ってみればいいじゃん!」と試乗できることに!

 みなさん、乗ったことありますか? いや~、難しい! 難しいんですよ。難しくないとおっしゃる方もいるかもしれませんが、1台60万円と聞いていたものだから、余計に緊張しちゃいました。

 まず、どこに身体の重心を持っていけばいいのか分かりません。普段、ロードバイクに乗る時は前傾姿勢。それが、後ろに寄りかかる姿勢になるので、乗った瞬間に「えっ?」と動揺してしまうんです。さらに、ハンドル操作をしようとしても、前輪がいつもと違う位置にあるので、どの程度ハンドルを切ったらどのくらい方向転換できるのかが一瞬分からなくなってしまいます。

ハンドルが腰のあたりにくるタイプ。これが一番乗りやすかった Photo: Masami TATSUNO
ハンドルが胸元にきて、座席も少し高い位置にあるタイプ。これが一番緊張した(笑) Photo: Masami TATSUNO

 でも、3台とも乗せていただいたら視線の高さやハンドルの位置がそれぞれ違い、乗り心地も全く違って、難しいながらも楽しいことが分かりました。これは、カスタムした「自分の1台」が欲しくなります。リカンベント愛好家の皆さん、ぜひ「ときポタコース」に集まりましょう!

急きょ会場に設置された青空食堂。この日は風もなくポカポカしてたので、ライド後にはのんびりランチが楽しめました Photo: Masami TATSUNO
人気のライスボールは揚げたてで美味しかったです Photo: Masami TATSUNO

 前日の雪で一部コースが変更になったため、会場には急きょ「青空食堂」が設置されました。参加者にはあらかじめ、イベントで使用できるチケットが配布されていて、地元のお店やゴールに設けられたお店で買い物ができます。

参加者に配られるチケット。一人ひとり、使えるお店が違うので何が当たるかはお楽しみ Photo: Masami TATSUNO
サイクリストに人気だったという前澤屋のかぼちゃ饅頭 Photo: Masami TATSUNO

 途中のエイドステーションで用意されていた「かぼちゃまんじゅう」が好評だったようで、お土産に買っていく人も多かったといいます。埼玉を走るなら、私はときがわ町をおススメします。次回は10月に開催されるそうなので、ぜひ参加してみてくださいね。

龍野雅美龍野雅美(たつの・まさみ)

「まだ知らない日本の魅力を発掘したい」、「自転車のあるライフスタイルの楽しみ方を届けたい」という思いからライターとしても活動を始める。埼玉県と自転車の魅力を発信するポタガールとしても活動中。「ポタ日和」で情報発信をしているほか、ウェブサイト「Masami’s Library」でも執筆中。

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