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バイクインプレッション2017「CANYON ENDURACE CF SL DISC」 快適性と安定感の高い、長距離系ディスクロードの新定番

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 ドイツのバイクブランド「CANYON」(キャニオン)が、ロードバイクのラインナップにディスクブレーキ搭載モデルを完備した。エンデュレースといえば、「スポーツジオメトリー」を採用する、ハイレベルな快適性と俊敏な反応性、ハンドリング性能を併せ持つ、遠くまで速く走れるバイクとして位置づけされるキャニオンの3本柱の1つ。今回試乗したのは、カーボン素材を採用するエンデュレースの中ではエントリーグレードに当たる、シマノ・105仕様でディスクブレーキ採用のモデルだ。

「CANYON ENDURACE CF SL DISC 8.0」(キャニオン エンデュレース CF SL ディスク 8.0) Photo: Masami SATOU

CANYON ENDURACE CF SL DISC 8.0(キャニオン エンデュレース CF SL ディスク 8.0)
価格:219,000円(完成車、税抜)※配送費用別途
サイズ:2XS、XS、S、M、L、XL、2XL
カラー:STEALTH、STORMGREEN
問い合わせ先:キャニオン https://www.canyon.com/ja/

スペック

フレーム:CANYON ENDURACE CF SL DISC
フォーク:CANYON ONE ONE FOUR SLX DISC F38
変速機:シマノ・105(F)&(R)
ギヤ:シマノ・105 52×36T、11-32T(11s)
ホイール:MAVIC AKSIUM DISC
重量:8.40kg(Sサイズ完成車)

ディスク化により、タイヤ幅に制限をかけることなく、クリアランスを広く取れた Photo: Masami SATOU
このカラーは「ENDURACE CF SL DISC 9.0」の「ICELAND LAVA」。今期のキャニオンはパッケージによってカラーが異なり、色のバリエーションが増えている Photo: Masami SATOU
油圧式ディスクブレーキと160mmローター、前後輪12mmスルーアクスルを採用する Photo: Masami SATOU

インプレッション BY 松尾修作・米山一輝

米山一輝 サイクリスト編集部のエースライダー。数多くのトップ選手を輩出した東京の名門クラブチームで15年の選手経歴を持つ元レーサーで、現在は国内レースを取材で転戦中。身長175cm Photo: Masami SATOU

松尾 松尾 ディスクブレーキを採用する前に試乗した印象では、扱いやすく快適性の高い、まとまりの良いバイクとして、元々性能は良かったのですが、ディスクブレーキになったことで、ブレーキングなどのコントロールが楽になったのが利点として効いていますね。

米山 エアロード、アルティメットとともに、エンデュレースもディスクモデルが登場した。エンデュレースはフカフカとした感覚の乗り心地の良さと安定感がまず印象的なバイク。いわゆるレーサータイプとは異なるジャンルのバイクであると思う。

松尾 ええ。ハンドリングは他のキャニオンのレースグレードと比べると、安定志向です。加速性能や伸びは低速からでも気持ちよいと思えるレベルで、時速25km~35kmまでが軽快に走れるスピード域でした。

米山 うん。安定した走りでゆったりロングを楽しみたい自転車だ。

松尾 フレーム自体の剛性はほどほどで、扱いやすいレベルですね。時速30kmくらいまでは気持ちよく加速します。ただ、ディスクブレーキになったことで、スルーアクスル化し、足下の剛性はかなり高いと思います。

米山 うん。加えて、油圧ブレーキ化したハンドル周り、また太いタイヤなど、やはり若干の取り回しの重さは感じた。

松尾修作 Cyclistの新人編集部員。元プロロードレーサーでヨーロッパをはじめ、アジアツアーやJプロツアーのレースを転戦した。脚質はオールラウンダーで、剛性が高いバイクよりはしなやかでも伸びのあるバイクを好む。身長175cm Photo: Masami SATOU

松尾 ですね。ハンドリングはキャニオンのほかのレースグレードと比べると、安定志向です。足下の剛性の高さと、太めのタイヤが採用されたことで多少路面が荒れていても問題なく、安定性は高いですが、軽快とは言いがたいです。でも、ブレーキングなどのコントロールが楽になったのが効いてますし、太いタイヤを装着できるクリアランスがあるのもメリットです。装着されていたコンチネンタル「GP4000 S II」はグリップが高く、寿命が長いタイヤです。完成車でタイヤのグレードが高いのも魅力ですね。

米山 キャニオンはどの車種も、スタートからハイグレードなタイヤがアッセンブルされているよね。重さも慣れの範囲ではあるから、ゆったりロングライドを楽しむには最適。

松尾 上りでも脚を引っ張るほどの重さではない感じですし、得意な速度域がその使い方にマッチしています。ディスクブレーキやオリジナルの快適性の高いシートポストなど、どのレベルのサイクリストでも、週末のロングライドや、サイクリングを楽しめるまとまりが良いバイクです。

(編集 齋藤むつみ)

 Photo: Masami SATOU

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