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1000人対象に意識調査自転車事故に「遭った人」は3割、「遭いそうになった人」は6割 KDDI調査でリスク浮き彫り

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自転車事故経験者の対象物は「自動車」が自転車や歩行者の2倍以上に

 日常的に自転車に乗る人のうち、実際に自転車事故に遭った人は約3割、遭いそうになった人は約6割に上ることが、「au自転車向けほけん」を提供するKDDIの調査で分かった。また、「車道の左側通行」や「歩道通行禁止」といった基本的なルールについては「知っているが、守っていない」人が多数いることが明らかになった。

若年層に多い事故経験や未遂

 調査は4月6日からスタートする「春の交通安全運動」に先駆け、KDDIが週に1日以上自転車に乗る20歳~69歳までの男女1000人(各年代男女100人ずつ)を対象に実施。自転車事故の発生率や自転車の走行ルールについて調べた。

自転車事故に「遭いそうになった」は約6割。「遭った」は約3割に ©KDDI

 自転車事故(自分が自転車乗っている場合)の経験については「遭った」という回答が31.4%で、「遭いそうになった」人は57.8%。年代別でみると、「遭った」「遭いそうになった」ともに20代で最も高く、若年層での事故経験や未遂が多いことがわかった。

 また、年代が上がるごとに「遭った」、「遭いそうになった」経験は減少する傾向になるが、60代以上のシニアで「遭いそうになった」経験がある人が増加する傾向がみられた。

事故に遭った・遭いそうになった対象物  ©KDDI

 「自転車事故に遭った」あるいは「自転車事故に遭いそうになった」と回答した人を対象に「自転車事故の対象物」をたずねると、いずれも「自動車」が7割を超え、自転車や歩行者の2倍以上に上った。

 対象物が「自転車」「歩行者」の割合は、いずれも「遭いそうになった」経験が「遭った」経験を大幅に上回り、対自転車・対歩行者の事故の潜在性を示唆する結果となった。年代別では、30代男性、40代女性の対歩行者の「遭いそうになった経験」の高さが目立った。

「知っている」と「守っている」に乖離

 「車道の左側通行」は「知っている」が83.1%とトップであるのに対し、「守っている」と回答した人は57.4%と大きな差が見られた。その他に差が大きかったのは「歩道通行の禁止」(※)で、「知っている」が67.9%、「守っている」が35.6%という結果となった。

乗車ルールに「知っている」と「守っている人」の割合に差がみられた ©KDDI

 「飲酒運転の禁止」については「知っている」が79.7%と3番目に高い結果となったが、20代での認知度が他の年代に比べて低い結果となった。60代は他の年代に比べてルールを知っている比率が全般的に高く、一方「守っているルール」については、30代男性、20代・40代女性の低さが目立った。

 近年、自転車利用が活性化する一方、交通ルールの徹底や道路整備などの環境整備が進まず、死亡につながる対人事故が問題になっており、警視庁によると、全国で起きた自転車事故は交通事故全体の2割近くを占めているという。

 調査をまとめたKDDIは、「春の交通安全運動を前に自転車事故や交通マナーへの意識などの実態を浮き彫りにするため調査を企画、実施した」としている。

※「歩道通行の禁止」の例外:道路標識などで指定された場所、運転者が児童 (6歳以上13歳未満) および幼児 (6歳未満)、70歳以上の高齢者、一定の障害を有する身体障がい者、車道または交通の状況から見てやむを得ない場合、道路工事や車の駐車等で左側通行が困難な場合など

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