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バーレーン・メリダも参戦第20回ツアー・オブ・ジャパンの出場チームが発表 ピシュガマンが大会側から排除

by 松尾修作 / Shusaku MATSUO
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 5月21日に開幕する日本最大のステージレース「NTN presents 第20回 ツアー・オブ・ジャパン」(TOJ)の公式記者発表が3月29日、東京・渋谷区のスバルビルで開催された。会見では国内外の出場チームや、新たな大会ロゴが発表。UCIワールドチームはバーレーン・メリダが参戦し、アジアツアーランキング1位のピシュガマン サイクリングチームは過去のドーピングにより大会側から排除された。

総合リーダージャージと、新たなロゴを施したスバル「レヴォーグ」と並ぶ左から栗村修大会ディレクター、鈴木真理選手(宇都宮ブリッツェン)、TOJキッズの服部龍之介君、原田嵩士君、マビックの村上嘉之さん Photo: Shusaku MATSUO

国内外15チームが決定

 TOJに参戦するチームは国内8チーム、海外から8チームの参戦が決定。また、元々ツアーに参戦する予定だったプロコンチネンタルチームのCCC・スプランディ・ポルコヴィツェ(CCC)がキャンセルを表明。空いた1チームの枠を調整中だという。国内チームの出場選考基準は、国際自転車競技連合(UCI)が定めるインビテーショナルランキングによって決定。チームに所属する選手のUCIポイントを1月時点でまとめたもので、国内のコンチネンタルチーム上位7チームが選出された。残りの1チームは日本ナショナルチームとなっている。

TOJ参戦国内チーム
チームUKYO
キナンサイクリングチーム
宇都宮ブリッツェン
ブリヂストンアンカー サイクリングチーム
マトリックスパワータグ
シマノレーシングチーム
愛三工業レーシングチーム
日本ナショナルチーム

TOJ参戦海外チーム
バーレーン・メリダ
NIPPO・ヴィーニファンティーニ
ユナイテッドヘルスケア
タブリーズ シャハルダリチーム
アイソウェイスポーツ・スイスウェルネス
トレンガヌサイクリングチーム
アタッキチームグスト

栗村ディレクター「アジア各国の主催者で連携を」

「UCIを通して、アジアツアーランキング1位チームを排除した」と明かした栗村修大会ディレクター Photo: Shusaku MATSUO

 アジアチームランキング1位のチームは優先的に大会へ出場できる権利があるが、TOJ大会側がこれを排除した。現在1位のピシュガマンサイクリングチームはTOJ期間外に過去1年間で2度、所属選手がドーピング検査で陽性になった経歴がある。栗村修大会ディレクターは「UCIには『大会の名誉や存続を脅かすチームは排除してよい』という明文があり、UCIを通して今回の措置をとりました。昨年もUCIに訴えかけましたが、拒否されています。しかし、今年は我々の強い訴えが通りました。実はこのスキームはタイと台湾が先行して行っています。アジア各国のレース主催者がドーピングに関わる選手やチームを排除したいという声が団結していると感じています」と経緯を説明した。

 発表されたコースの大きな変更点は、第3ステージに「いなべステージ」が開催。フィニッシュのレイアウトが変わり、ラストの1kmは“激坂”でゴールが争われる。美濃ステージは第4ステージでの開催となる。

 また、新たなリーダージャージが発表。ルコック製のシンプルなデザインとなり、袖には大会ロゴや、スポンサーのロゴが入った。ブルーがポイント賞ジャージ、レッドが山岳賞、ホワイトが新人賞ジャージに設定される。大会開催20回目の節目の年に合わせて大会ロゴも変更されている。

新たな個人総合リーダージャージはルコック製となった Photo: Shusaku MATSUO
大会オフィシャルカーのスバル「レヴォーグ」 Photo: Shusaku MATSUO

大手ベアリングメーカーNTNが冠協賛に

 大手ベアリングメーカーのNTNが大会初の冠協賛する。NTNは新幹線の車輪や、飛行機のジェットエンジン内部などの回転部に用いられているベアリングを製造するメーカーで、自転車パーツにも使用されている。2018年で創業100年を迎える老舗メーカーだ。

冠協賛となった国内大手ベアリングメーカーNTNの大久保博司社長 Photo: Shusaku MATSUO

 NTNの大久保博司社長は「自転車はエコの象徴で、なめらかな走りと理念は社として共通のものです。地域社会貢献への意義が大きく、次世代の育成に大会が尽力している姿勢に協力したい。企業文化とも通じます。社員には自転車好きが多く、社員の声からこの取り組みが実現しました。『なめらかな社会』を作っていくための重要な事業です」と説明した。大会会場では「NTN回る学校」を各地で開催。ワークショップや技術体験アトラクションなどを開催するという。

 また、大会をサポートするTOJキッズが今年も表彰台を盛り上げる。ウィーラースクールにも参加し、表彰式では選手へ花束を贈呈するなどして活躍するという。東京ステージのTOJキッズに選ばれた青山学院初等部自転車クラブの原田嵩士君、服部龍之介君は「選手のために頑張りたい」と意気込んだ。

会場に展示されたNTNのベアリングを手に取る鈴木真理選手(左)や、TOJキッズたち Photo: Shusaku MATSUO

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