スマートフォン版はこちら

サイクリスト

おすすめ製品をピックアップ自転車ゴコロをくすぐるブランドが大集合 「フカヤ・サイクルフェア」をレポート

  • 一覧

 自転車関連製品の製造、輸入、卸を手掛ける深谷産業が1月24、25日、取り扱いブランドを一同に集めての展示会「FUKAYA CYCLE FAIR 2017」を名古屋で開催した。幅広いブランドのブースを巡り、それぞれ今シーズンのおすすめの製品を聞いた。

エディ・メルクスは三船雅彦さんがアンバサダー就任

 バイクブランド「エディ・メルクス」(Eddy Merckx)はその名の通り、史上最強と名高い伝説のロードレーサー、エディ・メルクス氏が興したもの。今年から元プロロードレーサーで現在はブルベで活躍する三船雅彦さんがアンバサダーに就任した。三船さんはブルベではロングライド向けの「ムーラン69」、グランフォンドではハイエンドロードレーサーの「EM525」を使用するという。

三船雅彦さんと、エンデュランス向けカーボンロードの「ムーラン69」 Photo: Ikki YONEYAMA

 ムーラン69はセカンドグレードのカーボンロードだが、三船さんは「BB周りが硬めでペダリングがダイレクト。ダンシングが軽くてサクサクとリズムが切り替えられて、それでいて硬すぎない」と超ロングのブルベに向くポイントを挙げた。フレームは太いがフロントフォークが細身で、衝撃を吸収できているという。30cまでのタイヤに対応するので、幅広い使い方に対応できるのも特徴だ。

ロードレース向けのセカンドグレード「サンレモ76」 Photo: Ikki YONEYAMA
バランスを重視したミドルグレードのフルカーボン「サランシュ64」 Photo: Ikki YONEYAMA
15万円(税抜)を切るアルミロード「ブロックハウス67」 Photo: Ikki YONEYAMA

ミノウラは既存製品もブラッシュアップ

コンパクトで静粛性に優れる「クワトロ-C」に新色が登場 Photo: Ikki YONEYAMA

 サイクルトレーナーやスタンドなどを製造するミノウラは、新型固定ローラーのLiveRide(ライブライド)シリーズ「LR961」「LR541」や、ハイブリッドタイプの軽量コンパクトな新型「FG220」が昨年後半に登場したばかり。ブースでは今年前半の製品予定を聞いた。

 まず静粛性に優れた固定式トレーナーの「クワトロ-C」に新色が登場する。従来のレッドに加えてシルバーと、さらに特別色のホワイトとチェレステと彩り豊かになった。また3本ローラーの「ライブロール R720」用の、マグネット負荷ユニットが登場した。ローラー下部に取り付けることで渦電流で負荷を発生させる。負荷はダイヤルで150、200Wの2段階に切り替え可能だ。

「ライブロール R720」用の負荷ユニットが登場 Photo: Ikki YONEYAMA
負荷ユニットはローラーの真下に取り付け、ダイヤルを回す事で負荷を切り替える Photo: Ikki YONEYAMA
バイクタワーのバスケットに、ウッド使用の新型が登場 Photo: Ikki YONEYAMA

 他にはタワー型ストレージのオプションとして、ステンレスバスケットの底板を木製にしたバージョンが登場。またロードバイク用のリアキャリア「RC-1000」に、春発売予定でシートポスト支持のタイプ(現行品はブレーキ台座で固定)が登場するなど、既存製品もブラッシュアップされている。

花粉もシャットアウト ナルーマスク

圧巻のラインナップを誇るセライタリア Photo: Ikki YONEYAMA

 100年以上の歴史を誇るサドルブランド「SELLE ITALIA」(セライタリア)では、ノヴァスシリーズが新デザインになった。またレールを中空合金(チューブラーマンガネーゼ)にして表面皮革の材質も変更しコストパフォーマンスを高めた「TMシリーズ」が、定番のフライト、ノヴァス、SLR、ネパールにラインナップされた。レース系のサドルだけでなく、ツーリング向けの別ブランド「SPORTOURER」(スポーツアラー)、シティ向けの「NET」(ネット)でもユニークな製品を展開している。

120周年を記念して復刻登場したクラシックな革サドル Photo: Ikki YONEYAMA
シティ向けの「ネット」。軽量で高耐久性、ファッション性も高い Photo: Ikki YONEYAMA

 イタリア発の「Selev」(セレーブ)は、日本人の頭に合うヘルメットが知られるブランド。ロード向けの定番「マトリックス」を中心にカラーバリエーションが増えたほか、「ウェグ」のベンチレーションに専用設計のカバーを組み合わせた「モーダ」が登場した。

カラフルなラインナップのセレーブ。手前は安全性と快適性を両立した「ドック」 Photo: Ikki YONEYAMA
「モーダ」のカラフルなカバーは付け替え可能 Photo: Ikki YONEYAMA

 スポーツマスクの「NAROO MASK」(ナルーマスク)は、ランニングからウィンタースポーツまで、幅広い対応モデルを用意。生地の厚さや顔のカバー度合いで複数のモデルを展開し、運動の呼吸を妨げずにホコリや花粉などを防ぎ、また防寒や紫外線対策にも有効なアイテムだ。

スタイリッシュで繰り返し使用可能なナルーのスポーツマスク Photo: Ikki YONEYAMA
シディーはロードフラッグシップの「ショット」に、バーレーン・メリダカラーが登場 Photo: Ikki YONEYAMA

バッグはカジュアルと実用性を両立

 「USWE」(ユースウィー)は、マウンテンバイク向けのハイドレーション(ドリンクパック)内蔵バックパックを主に展開する。4本のハーネスを胸の一点で結束するノーモアダンシングモンキー機能により、オフロードでも背中のバッグが踊らず安定するのが特徴。新シリーズとなる「スクランブラー」はキャンバスとレザー生地でファッショナブルな街乗り向けモデルだ。

ユースウィーのバッグは3/9/15Lの3サイズで展開 Photo: Ikki YONEYAMA
抜群の安定感や快適性はそのままに、シックなルックスにした「スクランブラー」 Photo: Ikki YONEYAMA
ティンバック2は「メッセンジャーバッグ」を初めて世に送り出したブランド Photo: Ikki YONEYAMA

 アメリカ発のメッセンジャーバックのパイオニア「TIMBUK2」(ティンバックツー)は、近年デザインにさらに力を入れて、カラーバリエーションや仕様を多く揃える。ファッションアイテムとして注目されながらも、アイデンティティの基盤となるサイクリストにとっての機能性は忘れない。様々な限定コラボモデルも展開する。

 輪行バッグやツーリングバッグで知られるオーストリッチは、「スマートイージーバッグ」を5月頃発売予定だ。欧州のMTB向けに流行している巨大サドルバッグを、国内向けにロードバイク対応としたもので、シートポストが5cm出ていれば使用可能だという。容量は約7リットルで、インナーバッグも装備されていて便利だ。

オーストリッチは輪行袋、サドルバッグ、ツーリング向け車載バッグなど多数展開 Photo: Ikki YONEYAMA
「スマートイージーバッグ」は、バッグの外にも輪行袋やジャケットなどを積載可能 Photo: Ikki YONEYAMA

パナレーサーポンプの新型口金に注目

 国内タイヤメーカーは、パナレーサーとIRCタイヤが出展。パナレーサーはグラベルキングの新サイズ、700x26cがおすすめ。細いながら本格的なブロックパターンで、幅広い路面に対応する。またポンプは昨年登場した新型口金が、ワンタッチでバルブに取り付けられ便利。まだ対応製品は少ないが、今後携帯ポンプなどにも広がる予定だ。

グラベルキングに700x26cが登場。ちゃんとブロックパターンだ Photo: Ikki YONEYAMA
新型口金を採用したワンタッチポンプ。リバーシブルで仏式・米式に両対応 Photo: Ikki YONEYAMA

 IRCタイヤは、シクロクロス向け「シラクCXチューブレス」の3モデルに、それぞれ耐パンクガード装備の「Xガード」バージョンが登場。通常モデルと併せて、パンクしやすい後輪のみにXガードを使うなど、細かい使い分けが可能だ。ロードではNIPPO・ヴィーニファンティーニや、キナンサイクリングチームがIRCのタイヤを使用している。

IRC「シラクCXチューブレス」はノーマル、サンド、マッドの3モデル全てにXガード版が登場 Photo: Ikki YONEYAMA
NIPPO・ヴィーニファンティーニに供給されるフォーミュラプロ・チューブレス。雨の日にブレーキ性能が高く好まれるそう Photo: Ikki YONEYAMA
キナンサイクリングチームはクリンチャーのアスピーテプロを使用。耐久性が高くトラブルを回避できるという Photo: Ikki YONEYAMA

シマノ・メトレア専用ハンドルが登場

ダイアコンペは逆レバー「189」を復刻 Photo: Ikki YONEYAMA

 ダイアコンペはブレーキ関連製品を中心に、昔ながらのラインナップを現在も継続する。ツーリング向けを中心に、過去製品の復刻も行っている。

 日東は2020年東京五輪に向けて昨年、カーボン製トラックハンドルを発売。短距離向けのため、とにかく頑丈なのが特徴だ。またシマノのアーバン向けコンポ「メトレア」対応ハンドルも4月発売予定。

日東のカーボントラックハンドル。頻繁な付け外しに対応するため、クランプ部はチタンメッシュで強化 Photo: Ikki YONEYAMA
シマノ「メトレア」対応のハンドル。特殊規格のレバーに対応する専用品 Photo: Ikki YONEYAMA

 スギノは各規格に対応したBBユニットがおすすめ。軽さと剛性、またメンテナンスフリーが特徴。クランクセットは大メーカーのものに比べ、クランク長と、ギアの組み合わせが細かく選べるのが強みだ。オフロード向けのアイテムを扱う「RACE FACE」(レースフェイス)では、MTB用クランクセットの「NEXT SL」がおすすめだそう。クランク単体で360gと超軽量だ。

スギノはきめ細かい製品対応が魅力。キャノンデールのPF30対応BBが新登場した Photo: Ikki YONEYAMA
レースフェイスのMTB用軽量クランクセット「ネクストSL」 Photo: Ikki YONEYAMA

イスラエル発のウェアブランドも

 レースシーンで長い歴史を持つベルギーのスポーツウェアメーカー「Vermarc」(フェルマルク)は、今年もUCIワールドツアーチームのクイックステップフロアーズ、ロット・ソウダルなどトップチームをはじめ、多くのプロチームをサポートする。一般向けにもプロチームのデザインレプリカジャージのほか、受注生産で完全プロ仕様のモデルも用意。レトロチームのレプリカデザインのウェアも展開する。レーサータイプだけでなく、ファッショナブルなデザインジャージも、女性向けを含め充実している。

フェルマルクは完全プロ仕様のウェアも購入可能。レトロチームデザインのウェアも Photo: Ikki YONEYAMA
おしゃれな色合いのウェアが並ぶフェルマルクのコレクション Photo: Ikki YONEYAMA

 いっぽうイスラエル発のウェアブランド「FUNKIER」(ファンキア)は、高品質ながらリーズナブルな価格展開が魅力。意欲的に新素材や新しいアイデアも取り込んでおり、レインジャケットはファスナーを開けば、バックパックを背負っても使用可能だ。

ファンキアのレインジャケットは、ファスナーを開くことで、バックパックを背負ったままでも着ることができる Photo: Ikki YONEYAMA

現在募集中のイベント情報

関連記事

この記事のタグ

IRCタイヤ エディ・メルクス オーストリッチ スギノ ダイアコンペ ティンバック2 ナルーマスク パナレーサー ミノウラ 日東

  • 一覧

新着ニュース

もっと見る

ピックアップ

イベント情報:御神火ライド

スペシャル

ソーシャルランキング

インプレッション

インプレッション一覧へ

連載