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ツアー・オブ・オマーン2017 第3ステージ窪木一茂が大逃げで敢闘賞4位に浮上 山頂ゴールはサンウェブのアンデルセンが勝利

by 米山一輝 / Ikki YONEYAMA
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 中東オマーンで開催されている6日間のステージレース「ツアー・オブ・オマーン」は2月16日、第3ステージが162kmで行われ、窪木一茂(NIPPO・ヴィーニファンティーニ)が逃げグループに入り100km以上先行する健闘を見せた。レースは頂上ゴールをソーレンクラーク・アンデルセン(デンマーク、チーム サンウェブ)が制して優勝、総合首位はベン・ヘルマンス(ベルギー、BMCレーシングチーム)が守っている。

オマーン第3ステージを制したのはソーレンクラーク・アンデルセン(デンマーク、チーム サンウェブ)。ルイ・コスタは連日の2位 Photo: Yuzuru SUNADA
窪木一茂(前から3人目)が逃げに入って積極的な走りを見せた Photo: Yuzuru SUNADA

 この日はマスカット市郊外の王立スルタン・カブース大学を、多くの学生に見送られながらスタート。序盤のアタック合戦から、窪木を含む6人の逃げが形成された。

 メイン集団とは最大4分の差を作った逃げの中で、窪木は最初の山岳ポイントを首位で、2つの中間スプリントを2位と3位で通過した。窪木はこの日の走りで、山岳ポイントと中間ポイントの合計で決まる敢闘賞争いにおいて、トップと2ポイント差の4位に浮上した。

リーダーチームのBMCがコントロールするメイン集団 Photo: Yuzuru SUNADA
スタート前のジュリアン・アレドンド(左)と内間康平 © NIPPO Vini Fantini

 メイン集団はリーダーチームのBMCがコントロール。逃げは最後の上りを前に、ゴールから20kmを切って吸収された。最後の上りでは今シーズンに復活を懸ける元ジロ・デ・イタリアの山岳王、ジュリアン・アレドンド(NIPPO・ヴィーニファンティーニ)がまずアタックを見せるが吸収。この後も飛び出しはあるものの完全な独走は許されず、最後はサンウェブの22歳、アンデルセンが有力選手を打ち破って勝利した。

 ステージ2位は前日と同じくルイ・コスタ(ポルトガル、UAEアブダビ)。優勝はならなかったがボーナスタイムで総合首位の差を2秒に縮めた。

●窪木一茂コメント(NIPPOニュースリリースより)

 今日は逃げに乗るよう指示があった。スタート後20分前後で自分たちの逃げが決まり、追走で3人が加わり、合計6人でエスケープを開始。先月、アルゼンチンで行われたサンフアンのレースでは40度の気温のなか、160kmをエスケープしているので、今回のエスケープでは精神的に余裕があった。

 チームカーから今日の山岳ポイント、スプリントポイント2回、計3回の通過が1着ならば敢闘賞のジャージが着られるチャンスだから、頑張れとの指示があった。最初の山岳は1着通過、次のスプリントは2着通過だったため、ダメかと思っていたが、まだ可能性があった。最後の中間スプリントで1着なら、現在のリーダーと同点となり総合成績が上位である自分がジャージを獲得できる。

 最後のチャンスを物にしたくて、最後のスプリントに備えていたが、結果的にはベルギーの選手に競り負けてしまい敢闘賞ジャージを手にすることはできなかった。かなり悔しかったがこれが実力。物にできるかできないか。

 ラスト10kmでメイン集団に捕まり、そこからペースアップとなり集団後方で走り、ラスト3キロの上りで千切れレースを終えた。今日はずっと向かい風でかなり疲れたので、しっかりリカバリーしたい。

第3ステージ結果
1 ソーレンクラーク・アンデルセン(デンマーク、チーム サンウェブ) 3時間53分11秒
2 ルイ・コスタ(ポルトガル、UAEアブダビ) +0秒
3 ベン・ヘルマンス(ベルギー、BMCレーシングチーム)
96 内間康平(NIPPO・ヴィーニファンティーニ) +3分53秒
71 窪木一茂(NIPPO・ヴィーニファンティーニ) +7分05秒

個人総合成績
1 ベン・ヘルマンス(ベルギー、BMCレーシングチーム) 11時間00分15秒
2 ルイ・コスタ(ポルトガル、UAEアブダビ) +2秒
3 ヤコブ・フルサング(デンマーク、アスタナ プロチーム) +10秒
71 窪木一茂(NIPPO・ヴィーニファンティーニ) +10分59秒
130 内間康平(NIPPO・ヴィーニファンティーニ) +14分57秒

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