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動画で納得、今さら聞けない自転車のキホン<4>「宮澤さんが消えちゃった?」 ドライバー目線で気づく自転車走行の注意ポイント

by 後藤恭子 / Kyoko GOTO
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 後ろから近づいた自転車が突如消えた? 元プロロードレーサーの宮澤崇史さんに初めてのスポーツ用自転車のレッスンを受けている女優の佐々木萌詠さんを驚ろかせたのが、自動車の運転席の「死角」。自転車が道路を共有するドライバーからどう見えているか、また、どうコミュニケーションをとるべきかを、実際に自転車や自動車に乗って体験しました。頼もしいゲストも駆けつけ、交通ルールを守るだけでは分かりにくい自転車走行時の注意点に迫ります。

←<3>「こんなときどうするの?」 路上で慌てないための自転車の“心得”

自転車とクルマが路上で共存するために必要なことは? 教習所に集った(左から)宮澤崇史さん、スポーツ用自転車ビギナーの佐々木萌詠さん、特別ゲストの河西啓介さん(場所=京急自動車学校・上大岡校) Photo: Kyoko GOTO自転車とクルマが路上で共存するために必要なことは? 教習所に集った(左から)宮澤崇史さん、スポーツ用自転車ビギナーの佐々木萌詠さん、特別ゲストの河西啓介さん(場所=京急自動車学校・上大岡校) Photo: Kyoko GOTO

自転車とクルマ、双方のエキスパートが指導

萌詠さんが運転席に座り、ドアミラー越しに宮澤さんの乗る自転車の動きを確認 Photo: Kyoko GOTO

 自動車教習所を使って初のロードバイクに乗り始めた萌詠さん。しかし、自転車で実際に車道を走るとなると、‟乗れる”だけでなく自分の安全を守るための乗り方を知っておくことも重要になる。

 引き続き教習所で行われたレッスンにはモータージャーナリストで自転車雑誌「Bicycle Navi 」編集長でもある河西啓介さんが特別ゲストで登場。自転車とクルマ、双方の立場を熟知する2人のエキスパートが指導にあたった。

 「自転車で安全に車道を走るには、ドライバーからどう見えているのかを知ることが大切」という河西さんのアドバイスのもと、萌詠さんは実際にクルマの助手席に乗り、自転車とクルマの間にあるリスクを体験。クルマの後方から自転車で迫る宮澤さんの姿をドアミラーで追っていると、その姿が消えてビックリする事態に…。

アイコンタクトは自転車とクルマとの“会話”

振り返り、クルマの中にいる河西さんと目と目を合わせてアイコンタクト。お互いの存在を確認しあうことで、両者ともに安心して走ることができる Photo: Kyoko GOTO振り返り、クルマの中にいる河西さんと目と目を合わせてアイコンタクト。お互いの存在を確認しあうことで、両者ともに安心して走ることができる Photo: Kyoko GOTO

 交通ルールを守る一方で、大切なのが意思の疎通。河西さんが「アイコンタクトは自転車とクルマとの“会話”」というように、互いの存在を確認し合うことはリスク軽減につながる。

 例えば、ドライバーにとって走行中の自転車を追い越すのは不安なことで、細心の注意を求められる。そんなとき、サイクリストがクルマの接近に気づいて振り返ってやるだけでドライバーはより安心して追い越せるうえ、自転車もスピードを緩めて身を守ることができる。そんなアイコンタクトによる意思疎通を、萌詠さんが再びドライバーの立場になって体感した。

 そして、最後に2人が注意を促すのが、サイクリストの行く手を阻む路上駐停車中の車両との接し方。「停まっているだけなのに危ないの?」と首をかしげる萌詠さんだが、実は自転車走行時の盲点ともいえるほどリスクが潜在している。突然開いたドアやクルマの影から出てきた人と接触する事故が後を絶たない。

 交通ルールを守るだけでは防ぎきれないリスクだけに、宮澤さんは自身の経験をもとに駐停車中のクルマのよけ方やよける際の注意点、危険の察し方などを解説した。

(撮影協力:京急自動車学校・上大岡校

→<5>サイクリングロードで宮澤崇史さんと実践トレーニング

SBAAマークとは

 安全で高品質な自転車を目指し、自転車協会がスポーツ用自転車先進国のヨーロッパのEN規格をベースに、日本の道路事情や日本人の体格に合わせ、2007年に制定したスポーツ用自転車の安全基準。基準をクリアした自転車に貼られるのが「SBAAマーク」だ。2014年7月にEN規格とISOが完全整合され、スポーツ用自転車安全基準(SBAA)も改正され、現在は国際規格のISO4210がベースになっている。

SBAA PLUSマークとは

 一定の実務経験を積み、自転車協会が「十分な技量を有する」と判断する販売者が、協会主催の講習会を受け、試験に合格すると「SBAA PLUS」の認定を受けることができる。また「SBAA PLUSマーク」は認定者がスポーツ用自転車の整備基準に基づいたメンテンスを行うごとに自転車に貼ることができる「メンテナンスマーク」だ。

佐々木萌詠 佐々木萌詠(ささき・もえ)

女優・タレント。神奈川県出身。身長168cm。2013年からNHK Eテレ『Rの法則』にレギュラーメンバーとして出演し、日テレで『私立バカレア高校』と『スプラウト』、映画は『生贄のジレンマ』、『近キョリ恋愛』、『ガールズ・ステップ』などに出演。2017年3月公開の映画「チア☆ダン~女子高生がチアダンスで全米制覇しちゃったホントの話」にも出演。特技はクラシックバレエやヒップホップダンス、ピアノ演奏。

 ※連載「動画で納得、今さら聞けない自転車のキホン」は、安全・安心で環境に優しいスポーツ用自転車の証「スポーツBAAマーク制度」を制定している「一般社団法人 自転車協会」のサポートを受けてお届けしています。

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