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バイクインプレッション2016「DE ROSA IDOL Complete Model」 日本限定の特別なカラーリングで登場したミッドレンジの完成車

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 惹きつけるオーラを放つ、伝統のイタリアンバイクブランド、デローザ。金属フレーム主流の時代から変わらない品格と風格で、カーボンフレームでもその性能と美しさが魅力だ。今回試乗したのは、第3世代となるロングセラーモデルの「アイドル」の、2017年モデルとして限定生産される完成車モデルだ。新コンポーネント、カンパニョーロ・ポテンザと、ミディアムハイトのシロッコ35の好スペックで、完成車限定のフレームカラーとなっている。

「DEROSA IDOL Complete Model」(デローザ アイドル コンプリートモデル)  Photo: Masami SATOU「DEROSA IDOL Complete Model」(デローザ アイドル コンプリートモデル)  Photo: Masami SATOU

DEROSA IDOL Complete Model(デローザ アイドル コンプリートモデル)
価格:420,000円(完成車、税抜)
サイズ:47SL、49.5SL、52SL、54.5SL、57SL、59.5SL
カラー:Black Terra Matt
問い合わせ先:日直商会 http://www.nichinao.co.jp

スペック

フレーム:T1000、T800カーボン
フォーク:カーボン
変速機:カンパニョーロ・ポテンザ(F)&(R)
ギヤ:カンパニョーロ・ポテンザ 50×34T、 11-27T(11s)
ホイール:カンパニョーロ・シロッコ35
重量:7.90kg(49.5SLサイズ完成車実測値)

ブレード状のカーボンフォークの性能がフレームとマッチ。2つのブラックと赤いラインで見た目も美しい Photo: Masami SATOUブレード状のカーボンフォークの性能がフレームとマッチ。2つのブラックと赤いラインで見た目も美しい Photo: Masami SATOU
BB側は絞り、エンドに向かって広くなるチェーンステー Photo: Masami SATOUBB側は絞り、エンドに向かって広くなるチェーンステー Photo: Masami SATOU
大きく面を取ったボリュームのあるBB部。規格はBB386を採用 Photo: Masami SATOU大きく面を取ったボリュームのあるBB部。規格はBB386を採用 Photo: Masami SATOU

インプレッション BY 松尾修作・米山一輝

米山一輝 サイクリスト編集部のエースライダー。数多くのトップ選手を輩出した東京の名門クラブチームで15年の選手経歴を持つ元レーサーで、現在は国内レースを取材で転戦中。身長175cm Photo: Masami SATOU米山一輝 サイクリスト編集部のエースライダー。数多くのトップ選手を輩出した東京の名門クラブチームで15年の選手経歴を持つ元レーサーで、現在は国内レースを取材で転戦中。身長175cm Photo: Masami SATOU

米山 フレームセットで販売されていた「アイドル」が、2017年モデルとして完成車モデルが登場した。イタリアンブランドらしい、カンパニョーロのコンポーネントとホイールで組まれ、そのパーツに合わせて設定されたというフレームカラーがベストマッチだ。

松尾 黒に赤のラインの入り方が絶妙ですね。パッケージで見たとして完成度は高いし、乗り慣れてレースを意識するようになれば、ホイールとタイヤをさらによくできる伸びしろがあるフレームは良いですね。入門機としては価格帯が高いですが、デローザの入口としては、ビギナーにも扱いやすい性能で良いと思います。

米山 完成されたデローザの世界観を演出しているよね。乗り味はスタンダードな、ロードレーサーの王道。加速して速度を上げて、コーナーでは意のままに曲がり、風と大地と一体になる楽しみを味わうことができる。

松尾 トップチューブの剛性はもう少しあったほうが好みかもと思いましたが、過度な剛性はないものの推進力は十分で、使い切れる剛性が丁度いいですね。フレームとフォークとのマッチングも良く、車体バランスは優れています。

米山 イタリアン系バイクのおもしろい点と感じているのは、実際のスピードがさほど上がらなくても、楽しさの感情がわき上がってくるところ。このバイクもそういう一台だと感じた。

松尾修作 Cyclistの新人編集部員。元プロロードレーサーでヨーロッパをはじめ、アジアツアーやJプロツアーのレースを転戦した。脚質はオールラウンダーで、剛性が高いバイクよりはしなやかでも伸びのあるバイクを好む。身長175cm Photo: Masami SATOU松尾修作 Cyclistの新人編集部員。元プロロードレーサーでヨーロッパをはじめ、アジアツアーやJプロツアーのレースを転戦した。脚質はオールラウンダーで、剛性が高いバイクよりはしなやかでも伸びのあるバイクを好む。身長175cm Photo: Masami SATOU

松尾 そうですね。加速はまあまあですが、打てば応えてくれるし、中級者以上のライダーも満足できる性能があります。ただ、デローザのカーボンラインナップをみて、「プラネット」と「ニック」、「アイドル」で使い分けを考えると個性が薄いなと気になります。質実剛健なのは十分承知なのですが、それぞれ走りに個性が欲しいところです。

米山 なるほど。でも、デローザが理想とする性能が明確だからこそとも考えられるね。「アイドル」の完成車は、ファンライドからレースまで、幅広くホビーライダーを楽しませてくれると思う。

松尾 走りに関して言えば文句はありません。デローザらしく直進安定性も確保されています。まずはこのグレードからデローザを知り、ゆくゆくはフラッグシップモデルの「プロトス」までステップアップしてみるのもいいですね! 

(編集 齋藤むつみ)

Photo: Masami SATOUPhoto: Masami SATOU

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