スマートフォン版はこちら

サイクリスト

バイクインプレッション2016「CANYON AEROAD CF SLX 8.0 DI2」 華やかなカラーで登場、2つの顔を持つエアロロード

  • 一覧

 ドイツの「CANYON」(キャニオン)は、世界のトップレースシーンでの活躍と、その優れた性能とデザイン性で、世界中でファンを抱える人気ブランドの1つだ。自転車の開発から組み立て、販売までを自社で一貫して行い、ダイレクトセールスという販売形態で、日本からも日本語対応のホームページからオンラインで購入し、ドイツから直接バイクが届くシステムとなっている。

「CANYON AEROAD CF SLX 8.0 DI2」(キャニオン エアロード CF SLX 8.0 DI2) Photo: Masami SATOU「CANYON AEROAD CF SLX 8.0 DI2」(キャニオン エアロード CF SLX 8.0 DI2) Photo: Masami SATOU

CANYON AEROAD CF SLX 8.0 DI2(キャニオン エアロード CF SLX 8.0 DI2)
価格:489,000円(完成車、税抜)※送料・梱包料別途要
サイズ:2XS、XS、S, M、L、XL、2XL
カラー:ステルス-アスファルトグレー、チェリーペッパー
問い合わせ先:キャニオン https://www.canyon.com/ja/

スペック

フレーム:キャニオン エアロード CF SLX R28
フォーク:キャニオン エアロブレード SLX F30
変速機:シマノ・アルテグラDi2(F)&(R)
ギヤ:シマノ・アルテグラ 52×36T、 シマノ 11-28T(11s)
ホイール:レイノルズ・ストライク SLG カーボン CL
重量:7.2kg(カタログ値)

リヤホイールに沿うような形状のシートチューブ周辺。 Photo: Masami SATOUリヤホイールに沿うような形状のシートチューブ周辺。 Photo: Masami SATOU
オフセット量を調整できる、フロントフォークの「レークシフト」 Photo: Masami SATOUオフセット量を調整できる、フロントフォークの「レークシフト」 Photo: Masami SATOU
エアロ効果を最大限に得るため、タイヤ幅はフロント23mm, リア25mmを採用している Photo: Masami SATOUエアロ効果を最大限に得るため、タイヤ幅はフロント23mm, リア25mmを採用している Photo: Masami SATOU

インプレッション BY 松尾修作・米山一輝

米山一輝 サイクリスト編集部のエースライダー。数多くのトップ選手を輩出した東京の名門クラブチームで15年の選手経歴を持つ元レーサーで、現在は国内レースを取材で転戦中。身長175cm Photo: Masami SATOU米山一輝 サイクリスト編集部のエースライダー。数多くのトップ選手を輩出した東京の名門クラブチームで15年の選手経歴を持つ元レーサーで、現在は国内レースを取材で転戦中。身長175cm Photo: Masami SATOU

松尾 「エアロード」はデビュー後すぐに試乗しましたが、完成度の高いエアロロードバイクです。全体的に剛性が高く、完全にレースで結果を出すために作られた性能は、ホアキン・ロドリゲスはじめ、トッププロがキャニオンのの中でも「エアロード」を選ぶのも納得できます。

米山 新色のチェリーペッパーはまぶしいばかりのレッドで、これまでの黒地に黒ロゴがスタンダードなキャニオンのイメージとは違って、華やかだったね。細部の黒とのコントラストが引き立っていて、見た目は好印象だった。

松尾 「エアロード CF SLX 8.0 DI2」は、ホイールがカーボンクリンチャーの「レイノルズ・ストライク SLG カーボン CL」です。重さを感じさせず、アップダウンも良いフィーリングでした。

米山 剛性が高いフレームで、パッケージも良くて走りは良かったね。これほどのバイクを、直接販売という形態で実現する価格は、梱包料と送料を加味してもやっぱり魅力を感じさせる。今回、松尾くんはフォークのオフセット量を変える「レークシフト」を試していたけど、付け替えは意外と簡単だったね。

松尾 ええ。フォークの先端に付いているパーツを、トルクスレンチのT10で取り外し、ひっくり返して再び取り付けます。でも、“ツメ”の向きに気づかず、左右入れ替えるのを間違えました。絶対間違えるので気をつけて欲しいです(笑)。

米山 「レークシフト」の機構は「エアロード CF SLX」と「スピードマックス CF SLX」にのみ採用されているんだね。デフォルトではSTABLE(安定)で、パーツを差し替えることでAGILE(俊敏)に変えられるけど、2パターンで違いは感じられた?

松尾修作 Cyclistの新人編集部員。元プロロードレーサーでヨーロッパをはじめ、アジアツアーやJプロツアーのレースを転戦した。脚質はオールラウンダーで、剛性が高いバイクよりはしなやかでも伸びのあるバイクを好む。身長175cm Photo: Masami SATOU松尾修作 Cyclistの新人編集部員。元プロロードレーサーでヨーロッパをはじめ、アジアツアーやJプロツアーのレースを転戦した。脚質はオールラウンダーで、剛性が高いバイクよりはしなやかでも伸びのあるバイクを好む。身長175cm Photo: Masami SATOU

松尾 コーナーだけでなく、ダンシングの“振り”から変化をすぐに感じました。より長い時間、加速感を楽しめ、ボクはこちらの味付けのほうが好きかもしれません。オフセットが変わったのでバランスの変化もすぐわかりました。

米山 プロ選手は、普段はAGILEで使用し、パリ〜ルーベ等のいくつかのレースでのみ、STABLEにしているそうだよ。

松尾 STABLEにすると、当たり前ですが直進安定性が上がります。コーナリング性能も安定しますが、若干だるい、アンダーステアな性格になりました。しかし、切れ込むような不安定さはないので、ハンドリングも結構好きですね。下りをハイスピードで下っていたときの安心感に繋がりそうです。数mm分のオフセット量が変化するだけですが、大きな違いを感じることができました。どちらもフレームの剛性にあった走りが可能なので、場面や好みに合わせてセッティングしてみると楽しいでしょう。

(編集 齋藤むつみ)

Photo: Masami SATOUPhoto: Masami SATOU

現在募集中のイベント情報

関連記事

この記事のタグ

30~50万円 キャニオン バイクインプレッション ロードバイク

  • 一覧

新着ニュース

もっと見る

ピックアップ

イベント情報:御神火ライド

ツールド・フランス2017

スペシャル

ソーシャルランキング

インプレッション

インプレッション一覧へ

連載