スマートフォン版はこちら

サイクリスト

バイクインプレッション2016「BIANCHI INFINITO CV」 加速性と快適性が共存するエンデュランスモデル

  • 一覧

 伝統色「チェレステ」で知られ世界中にファンを持つ、イタリアの老舗バイクブランド「BIANCHI」(ビアンキ)。1885年にエドワルド・ビアンキがミラノに自転車店を開いたのが始まりであり、1906年の広告「ビアンキはいつも憧れの的、お気に入り」のフレーズは現在でも変わらず、自転車ファンが憧れを抱くブランドの一つだ。今回試乗したのは、独自の振動除去システム「カウンターヴェイル」を初めて実装したモデル「インフィニートCV」だ。

「BIANCHI INFINITO CV ULTEGRA MIX」(ビアンキ インフィニート CV アルテグラミックス)  Photo: Masami SATOU「BIANCHI INFINITO CV ULTEGRA MIX」(ビアンキ インフィニート CV アルテグラミックス)  Photo: Masami SATOU

BIANCHI INFINITO CV ULTEGRA MIX(ビアンキ インフィニート CV アルテグラミックス)
価格:390,000円(完成車、税抜)
サイズ:47、50、53、55、57
カラー:マットブラック
問い合わせ先:サイクルヨーロッパ http://www.cycleurope.co.jp

スペック

フレーム:CV CARBON
フォーク:FULL CARBON CV
変速機:シマノ・アルテグラ(F)&(R)
ギヤ:シマノ・アルテグラ 52×36T、11-28T(11s)
ホイール:フルクラム・レーシング5
重量:7.65kg(55サイズ完成車実測値)

クラシックレースでの勝利のために開発された「インフィニートCV」は、マテリアル・サイエンス社と共同開発した振動除去システム「カウンターヴェイル」を装備し、ロングライドにも最適なジオメトリーだ  Photo: Masami SATOUクラシックレースでの勝利のために開発された「インフィニートCV」は、マテリアル・サイエンス社と共同開発した振動除去システム「カウンターヴェイル」を装備し、ロングライドにも最適なジオメトリーだ  Photo: Masami SATOU
高い快適性を持ちつつ、高速走行を可能とするように剛性をコントロールしたフレームの形状  Photo: Masami SATOU高い快適性を持ちつつ、高速走行を可能とするように剛性をコントロールしたフレームの形状  Photo: Masami SATOU
振動除去システム「カウンターヴェイル」を始めて装備したのが「インフィニートCV」。振動減衰と共に、路面の追従性とトラクション機能を高め、高い直進安定性を実現しているという  Photo: Masami SATOU振動除去システム「カウンターヴェイル」を始めて装備したのが「インフィニートCV」。振動減衰と共に、路面の追従性とトラクション機能を高め、高い直進安定性を実現しているという  Photo: Masami SATOU

インプレッション BY 松尾修作・米山一輝

米山一輝 サイクリスト編集部のエースライダー。数多くのトップ選手を輩出した東京の名門クラブチームで15年の選手経歴を持つ元レーサーで、現在は国内レースを取材で転戦中。身長175cm Photo: Masami SATOU米山一輝 サイクリスト編集部のエースライダー。数多くのトップ選手を輩出した東京の名門クラブチームで15年の選手経歴を持つ元レーサーで、現在は国内レースを取材で転戦中。身長175cm Photo: Masami SATOU

米山 「インフィニートCV」は、ビアンキのなかではエンデュランスレーシングを銘打ち、振動吸収性に優れ、尚且つロングライドにも向いているといわれるモデル。パッケージは、3大メーカーのハイエンドコンポーネントに加え、アテナ組みと、アルテグラ組みがあり、バリエーションが豊富だ。

松尾 コンフォート系の位置付けですが、柔らかさを感じさせず、コシの強さがあるバイクでしたね。剛性感はまあまあですが、リヤのトラクションが高いです。フレームの各パイプは細めに見えるんですが、乗ると芯がしっかりとある感じでした。

米山 うん。個人的には、よりレーシーな「オルトレ」よりもこちらのほうが乗りやすかった。それほど頑張らなくても軽快に加速するし、バイクも振りやすく扱いやすい。

松尾 振動吸収性にステータスを振ったバイクだと、レーシーな乗り味、ルックスを失いがちですが、「インフィニートCV」はいかにも“走りそうな”容姿なんですよね。で、乗るとトラクションが高いので、初速からガンガン踏んでいけます。

米山 フレームのデザインは各所にベンドやリブがあって複雑で、作り込まれている感じがする。でもカラーリングが落ち着いたマットブラックだったので、クドいとか、奇抜だとかは感じなかった。

松尾修作 Cyclistの新人編集部員。元プロロードレーサーでヨーロッパをはじめ、アジアツアーやJプロツアーのレースを転戦した。脚質はオールラウンダーで、剛性が高いバイクよりはしなやかでも伸びのあるバイクを好む。身長175cm Photo: Masami SATOU松尾修作 Cyclistの新人編集部員。元プロロードレーサーでヨーロッパをはじめ、アジアツアーやJプロツアーのレースを転戦した。脚質はオールラウンダーで、剛性が高いバイクよりはしなやかでも伸びのあるバイクを好む。身長175cm Photo: Masami SATOU

松尾 5、6年ほどでしょうか、ちょっと前に見たようなシートステー形状は、ボク世代にはグッときます。昔、こういう形状は多かったですよね! 踏み込んでも柔らかい感じはなく、剛性も十分。それに、フロントフォークは粘ってくれます。直進安定性は高く、下りも得意です。ハンドリングは倒しこむときっちり曲がりますが、基本的に安定しているので気を使わなくてもいいです。

米山 単にロングライド向きと言って限定しまうのはもったいないくらいで、オールラウンドに使えるバイクだと思った。

松尾 たしかにコンフォート性能は、大小問わず振動、段差に対して強く、ライダーに不快さを伝えませんし、リアタイヤのトラクションを高く感じます。でも「コンフォート」と「レーシー」さを両立しているバイクなので、どちらも欲しいというライダーにはうってつけです。

(編集 齋藤むつみ)

Photo: Masami SATOUPhoto: Masami SATOU

現在募集中のイベント情報

関連記事

この記事のタグ

バイクインプレッション ビアンキ

  • 一覧

新着ニュース

もっと見る

ピックアップ

イベント情報:千葉競輪パワースポーツ講座

スペシャル

ソーシャルランキング

インプレッション

インプレッション一覧へ

連載