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バイクインプレッション2016「RIDLEY FENIX」 石畳レースを走破する実力を備えたフレームがカラー豊富に復活

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 自転車大国のベルギーが誇るバイクブランド、リドレー。スチールフレーム主流だった頃、アルミフレームの必要性を感じ、ベルギーのプロレーサーに活躍してもらう為のフレーム製作を志したことで、ブランドの歴史は始まった。現在は最新鋭の設備と開発、技術力でカーボンやアルミのフレームをベルギーの本社で設計、デザインをしている。今回試乗したのは、数量限定で復活販売となった実力十分、価格が魅力の「FENIX」(フェニックス)だ。

「RIDLEY FENIX」(リドレー フェニックス)  Photo: Masami SATOURIDLEY FENIX(リドレー フェニックス)  Photo: Masami SATOU

RIDLEY FENIX(リドレー フェニックス)
価格:138,000円(フレームセット、税抜)
サイズ:XXS、XS、S、M
カラー:JP16-01As、JP16-01Bs、JP16-01Cs、JP16-01Ds、JP16-01Es、JP16-01Fs
問い合わせ先:ジェイピースポーツグループ  http://www.jpsg.co.jp/ridley

試乗車スペック

フレーム:24ton HM Carbon
フォーク:24ton HM Carbon
変速機:カンパニョーロ・ポテンザ(F)&(R)
ギヤ:カンパニョーロ・ポテンザ 50×34T、 11-25T(11s)
ホイール:FFWD・F4R FCC DT350 JP LTD
重量:7.45kg(Sサイズ試乗車、ペダル抜き実測値)

路面からの振動をいなすように、中央部分に扁平加工が施された細身のシートステー  Photo: Masami SATOU路面からの振動をいなすように、中央部分に扁平加工が施された細身のシートステー  Photo: Masami SATOU
両端の接合部分を増やすことによって剛性を高めている、シェイプが効いたダウンチューブ  Photo: Masami SATOU両端の接合部分を増やすことによって剛性を高めている、シェイプが効いたダウンチューブ  Photo: Masami SATOU
数量限定で復活したフェニックスは、6カラー展開と豊富  Photo: Masami SATOU数量限定で復活したフェニックスは、6カラー展開と豊富  Photo: Masami SATOU

インプレッション BY 松尾修作・米山一輝

米山一輝 サイクリスト編集部のエースライダー。数多くのトップ選手を輩出した東京の名門クラブチームで15年の選手経歴を持つ元レーサーで、現在は国内レースを取材で転戦中。身長175cm Photo: Masami SATOU米山一輝 サイクリスト編集部のエースライダー。数多くのトップ選手を輩出した東京の名門クラブチームで15年の選手経歴を持つ元レーサーで、現在は国内レースを取材で転戦中。身長175cm Photo: Masami SATOU

米山 振動吸収性に優れるフェニックスが、限定数で復活。カーボンフレームを手頃な価格で楽しめる選択肢として朗報だ。廉価版の価格帯のフレームだが、北のクラシックではロットチームの選手も使用してきたというので、その基本性能は折り紙付きと言えるだろう。

松尾 まず、見た目がかっこいいバイクですね! フレーム販売価格が13万台でも、上位モデルに引けを取らないのではないでしょうか。フレーム販売のみということで、載せ替えでなければ、イチからコンポーネントをはじめとするパーツを選ぶことになるのですが、インプレに使用したバイクにはカンパ(ポテンザ)がよく似合っていました。

米山 広報用バイクということで、カッコよく仕上げられていたよね。乗り味としては、バイク全体から感じられるソフトさが印象的な、乗り心地の良いバイクだった。

松尾 そうですね。荒れた路面を走ってみましたが、振動吸収性にもちろん優れてはいるのですが、悪路でも車体の安定性でバイクを前に進ませようとするトランクションが強いことが特徴として感じました。また、「パリ〜ルーベ」で実際に使用されるだけあり、芯を感じられるしっかりとした乗り味も魅力です。

松尾修作 Cyclistの新人編集部員。元プロロードレーサーでヨーロッパをはじめ、アジアツアーやJプロツアーのレースを転戦した。脚質はオールラウンダーで、剛性が高いバイクよりはしなやかでも伸びのあるバイクを好む。身長175cm Photo: Masami SATOU松尾修作 Cyclistの新人編集部員。元プロロードレーサーでヨーロッパをはじめ、アジアツアーやJプロツアーのレースを転戦した。脚質はオールラウンダーで、剛性が高いバイクよりはしなやかでも伸びのあるバイクを好む。身長175cm Photo: Masami SATOU

米山 うん。形状面の工夫が積極的に衝撃を吸収させているようだ。その一方でペダリングしての剛性はしっかり感じられたね。

松尾 ええ。コンフォート性能に振った性格では無いので、パワーロスは少ないと思います。ホイールはディープリムでも、軽量リムでも合いそうなフィーリングです。

米山 実際に使うとしたら、日本は距離の短いレースが多いので、むしろロングライド系のほうが向いていそう。長距離の後半まで体力の消耗を抑えてライドを楽しみたいときに力を貸してくれるだろう。

松尾 加速は良いですし、上りでは軽いギアでクルクルと回して行くのが得意なタイプです。軽快さは上位機種に譲るにしても、車体バランスと推進力は上級者でも満足できるのではないでしょうか。カラーバリエーションも豊富なので、いろいろな角度から楽しみたいバイクでした!

(編集 齋藤むつみ)

Photo: Masami SATOUPhoto: Masami SATOU

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