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自転車の運転ルールいまだ浸透せず自転車で右側通行する主婦が「8割以上」 安全利用促進委員会が調査結果発表

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 交通政策の専門家らで作る「自転車の安全利用促進委員会」が今年9月、主婦を対象に行った自転車の実態調査で、自転車で右側を通行し「逆走する」と回答した主婦が8割以上を占め、そのうち約2割は「頻繁にある」と回答したことがわかった。

道交法改正後1年もマナーは「改善せず」

(イメージ写真)(イメージ写真)

 調査は9月21日(水)から9月30日(金)の秋の交通安全運動に合わせ、自転車走行時のルールやマナーの順守状況、機材としての自転車の安全性・メンテナンスの実態などに関して、自転車を利用する機会が多い主婦400人を対象にインターネットを通じて行われた。

 道路交通法の改正から1年以上が経つなか、世間の自転車運転マナーの改善度の印象についてたずねたところ、「どちらともいえない」「良くなったと思わない」「悪くなったと思う」という回答が78.8%を占めた。

 また、やむを得ない場合のみ通行が許可されている「歩道通行」や、ルールとしての認識が低い「右側通行」などに対する認識については、全体の80.3%が「車道の右側を通行してしまう」と回答。そのうち17%が「頻繁にある」と答えた。歩道通行に関しては、97.1%の主婦が「頻繁にある」「時々ある」と回答し、「原則車道を走行する」という自転車の運転ルールが浸透していない状況が浮かび上がった。

機材面による「ヒヤリ・ハット」事例も

 自転車に乗っていて一瞬危険を感じた経験(ヒヤリ・ハット)の有無や、その原因をたずねたところ、約2人に1人が 「車・歩行者・自転車と追突しそうになった」(53.3%)と回答し、「バランスを崩し転倒した/転倒しそうになった」(37.5%)など、運転技術やマナーなどソフト面によるヒヤリ・ハット経験が多い結果となった。

 一方、「タイヤがパンクした」を経験した割合も約5人に1人(21.8%)、「チェーンが外れた」(8.0%)、「無灯火の自転車に気づかず、接触しそうになった」(7.5%)、「ブレーキが効かなかった」(6.0%)など、ハード面の不備によるリスクも一定数見受けられた。

 自転車ジャーナリストの遠藤まさ子さんは「自転車を選ぶ時は『乗り手にとっての安全性』と同時に、『加害者にならないための安全性』にも配慮する必要がある。安全性が低い自転車の中には、フレームやタイヤ周りの強度が十分でない自転車もある。現状日本では国の定める自転車の安全基準が存在しないため、一般社団法人自転車協会が定めるBAAマークなど、一定の安全基準を満たした自転車を選ぶことが大切」としている。

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