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バイクインプレッション2016「FELT FR3」 全方位的に進化した万能型ロードレーサーの意欲作

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 フェルトはドイツのバイクブランド。「FAST=速く、LIGHT=軽く、SMOOTH=乗り心地の良さ」を熱心に追求し続け、創設者のジム・フェルトのバイクへの情熱が製品へ投影されている。今回試乗したのは、Fシリーズが生まれ変わった、2017年ニューモデルの「FR3」だ。ライダーとバイクがエンジンとマシンの様に調和する、現代的なあらゆるシーンでハイパフォーマンスを発揮するロードバイクとして誕生した。

「FELT FR3」(フェルト FR3) Photo: Masami SATOU「FELT FR3」(フェルト FR3) Photo: Masami SATOU

FELT FR3(フェルト FR3)
価格:348,000円(アルテグラ完成車、税抜)
サイズ:430、470、510、540、560
カラー:マットカーボン
問い合わせ先:ライトウェイプロダクツジャパン  https://www.riteway-jp.com/bicycle/felt/2017

スペック

フレーム:Felt Race Road UHC Advanced + TeXtreme カーボン
フォーク:UHC Advanced + TeXtreme カーボンモノコック
変速機:シマノ・アルテグラ(F)&(R)
ギヤ:シマノ・アルテグラ 52×36T、 11-28T(11s)
ホイール:シマノ・WH-RS21
重量:7.65kg(540サイズ完成車実測値)

フレームへの穴あけ加工を最小化することで、フレームのパフォーマンスに影響が少ないよう配慮した Photo: Masami SATOUフレームへの穴あけ加工を最小化することで、フレームのパフォーマンスに影響が少ないよう配慮した Photo: Masami SATOU
シートステ-はブリッジを取り払い、シートチューブの外側を通りトップチューブへ接続。サドルからBBのフレキシビリティは12%向上し、ステーのスペースが広がったことで横方向の剛性も高まった Photo: Masami SATOUシートステーはブリッジを取り払い、シートチューブの外側を通りトップチューブへ接続。サドルからBBのフレキシビリティは12%向上し、ステーのスペースが広がったことで横方向の剛性も高まった Photo: Masami SATOU
リアブレーキをチェーンステー下に配置し、高い制動力を実現。低重心化にも貢献し、振りの軽さを得た Photo: Masami SATOUリアブレーキをチェーンステー下に配置し、高い制動力を実現。低重心化にも貢献し、振りの軽さを得た Photo: Masami SATOU

インプレッション BY 松尾修作・米山一輝

米山一輝 サイクリスト編集部のエースライダー。数多くのトップ選手を輩出した東京の名門クラブチームで15年の選手経歴を持つ元レーサーで、現在は国内レースを取材で転戦中。身長175cm Photo: Masami SATOU米山一輝 サイクリスト編集部のエースライダー。数多くのトップ選手を輩出した東京の名門クラブチームで15年の選手経歴を持つ元レーサーで、現在は国内レースを取材で転戦中。身長175cm Photo: Masami SATOU

米山 万能型の従来のFシリーズの進化版だが、シリーズ名を新しくした意欲作だ。松尾くんはロスで行われたプレスローンチに参加して、いち早く試乗済みだったけれど、印象はどうだった?

松尾 元々、クセがない性能が魅力的なFシリーズでしたが、FRは良い面をそのままにさらにブラッシュアップされていました。性能は高く、価格も魅力的だったので、正直ボクも欲しいなと思ってました。

米山 あらゆる要素が高い次元でバランスしているよね。オールラウンダーとして確実な進化を体感できるからオススメできる。

松尾 具体的には、パワーをかけると“タメ”を持たせながらしっかりと前に進ませる推進力が強くなったこと。また、乗り心地がさらに良くなりましたよね。リア周りのコンフォート性能が高いです。BB下にブレーキを移動させたメリットがしっかりと表れています。リアブレーキがBBに移動したことで、ブレーキタッチが悪くなるかと思いましたが、試乗したバイクは整備状況も良好だったので、タッチは良かったです。

米山 うん。ペダリングの感触も良く、気持ち良く加速する。

松尾修作 Cyclistの新人編集部員。元プロロードレーサーでヨーロッパをはじめ、アジアツアーやJプロツアーのレースを転戦した。脚質はオールラウンダーで、剛性が高いバイクよりはしなやかでも伸びのあるバイクを好む。身長175cm Photo: Masami SATOU松尾修作 Cyclistの新人編集部員。元プロロードレーサーでヨーロッパをはじめ、アジアツアーやJプロツアーのレースを転戦した。脚質はオールラウンダーで、剛性が高いバイクよりはしなやかでも伸びのあるバイクを好む。身長175cm Photo: Masami SATOU

松尾 なかなか良い加速でしたね。軽量バイクにありがちな不安定さもなく、車体重量以上にしっかり感が強く、レースで使用してみたいオールラウンダーです。

米山 レーシーな要素を満たしながらも扱いやすいので、ライダーのイメージ通りの走りをすることができるはず。

松尾 クセがないバランスの良さは先代譲りですね。物理的に軽く、振りも軽快だったので、上りで不快なことは全くありませんし、下りに関しても強化されたフォークが生き、良さしか感じませんでした。バランス良いです!

米山 FR3の完成車は価格と装備もちょうど良いクラスで、初級クラスは卒業して本格的にロードレースを走りたいというライダーに、最適な1台だろう。

松尾 推進力が高まって、レース志向の人には更に注目のモデルへと昇華しました。一瞬“タメ”からの伸びを体感してもらいたいです。

(編集 齋藤むつみ)

Photo: Masami SATOUPhoto: Masami SATOU

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