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バイクインプレッション2016「KUOTA KOBALT」 スタビリティの高いカーボンモノコックフレームのスマートな入門機

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 「KUOTA」(クオータ)はカーボン素材を熟知し、成形技術に卓越したイタリアのバイクブランド。ツール・ド・フランスをはじめとするグランツールを走るトップチームへのバイク供給の経験を持ち、レースの現場からのフィードバックを生かしたフレーム作りを続けている。今回試乗したのは、初めてのロードバイクに最適と紹介される、カーボンフレームのエントリーモデル「KOBALT」(コバルト)。入門機として抜かりがないパッケージが魅力の1台だ。

「KUOTA KOBALT」(クオータ コバルト) Photo: Masami SATOU「KUOTA KOBALT」(クオータ コバルト) Photo: Masami SATOU

「KUOTA KOBALT」(クオータ コバルト)
価格:248,000円(105完成車、税抜)
   218,000円(ティアグラ完成車、税抜)
サイズ:XXS(407)、XS(437)、S(469)、M(503)、L(522)
カラー:グレー×レッド、グレー×ブルー、グレー×イエロー
問い合わせ先:インターマックス  http://www.intermax.co.jp/products/kuota

スペック

フレーム:カーボンモノコック
フォーク:カーボンモノコック
変速機:シマノ・105(F)&(R)
ギヤ:シマノ・105 50×34T、 11-25T(11s)
ホイール:シマノ・RS010
重量:8.35kg(Mサイズ完成車実測値)

クセのない乗り味を支える、ボリュームのあるカーボンフォーク。重量はカタログ値で470g  Photo: Masami SATOUクセのない乗り味を支える、ボリュームのあるカーボンフォーク。重量はカタログ値で470g  Photo: Masami SATOU
クオータらしいトップチューブから繋がるモノステー構造。ブレーキもダウングレードなく、シマノ・105を装備する  Photo: Masami SATOUクオータらしいトップチューブから繋がるモノステー構造。ブレーキもダウングレードなく、シマノ・105を装備する  Photo: Masami SATOU
ボリュームのあるBB周り。規格はBB386を採用する  Photo: Masami SATOUボリュームのあるBB周り。規格はBB386を採用する Photo: Masami SATOU

インプレッション BY 松尾修作・米山一輝

米山一輝 サイクリスト編集部のエースライダー。数多くのトップ選手を輩出した東京の名門クラブチームで15年の選手経歴を持つ元レーサーで、現在は国内レースを取材で転戦中。身長175cm Photo: Masami SATOU米山一輝 サイクリスト編集部のエースライダー。数多くのトップ選手を輩出した東京の名門クラブチームで15年の選手経歴を持つ元レーサーで、現在は国内レースを取材で転戦中。身長175cm Photo: Masami SATOU

米山 「コバルト」は105仕様とティアグラ仕様から選べる、カーボンモノコックフレームのエントリーモデル。ロードバイクをカーボンフレームから始めたい人や、クロスバイクやアルミロードからの買い替え候補などを考える人にターゲットになるバイクだね。

松尾 クオータらしいスマートな外観が特徴で、エントリーユーザーが必要なポイントをよく抑えたカーボンロードバイクでした。

米山 少しアップライトに乗る方が気分良く走ることができるね。パーツも信頼性のあるパッケージで、一通りのシーンに対応する汎用的な面もエントリーモデルとしては優秀だ。

松尾 そうですね。本当にクセがなく、扱いやすいんです。このバイクからロードバイクを始められれば問題と思います。基本を覚えるのに最適でしょう。

米山 気になったのはホイールの重量もあってか、加速のかかりは少々重めなところ。でも走りに安心感はある。乗り心地もまあまあ良い。

松尾修作 Cyclistの新人編集部員。元プロロードレーサーでヨーロッパをはじめ、アジアツアーやJプロツアーのレースを転戦した。脚質はオールラウンダーで、剛性が高いバイクよりはしなやかでも伸びのあるバイクを好む。身長175cm Photo: Masami SATOU松尾修作 Cyclistの新人編集部員。元プロロードレーサーでヨーロッパをはじめ、アジアツアーやJプロツアーのレースを転戦した。脚質はオールラウンダーで、剛性が高いバイクよりはしなやかでも伸びのあるバイクを好む。身長175cm Photo: Masami SATOU

松尾 このままのアッセンブルではやや重たいので、タイヤとホイールは変えたいところですね。フレーム剛性は高くなく、しっとりとしながらしっかりと進みます。加速は確かにとても優れているわけではないですが、ターゲット層には丁度いいぐらいだと思います。バランスが良いので安っぽさが無いですし、下りではポテンシャルの高さを感じさせましたよ。

米山 うん。フレームはDi2にも対応し、アップグレードの余地もワイドに確保されている。コンポーネントはシマノでしっかり揃えながら、価格も標準的なので、カーボンフレームでロードバイクを始めたい人に良いと思う。

松尾 ビギナークラスであればロードバイクの走行性能に驚くのではないでしょうか。こういうクセがなく、ライダーの意がよく伝わるスタビリティの高いバイクは、ステップアップに最適なバイクです。

(編集 齋藤むつみ)

Photo: Masami SATOUPhoto: Masami SATOU

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