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RENの「自転車のススメ」<19>キャノンデールで佐渡ロングライド210に挑戦 「カズさん&RENのパンク修理講習」も大盛況

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 前回の「RENの自転車のススメ!」で東京湾一周200kmを走り、今回はいよいよ目標の210km、自己最長距離のイベントに初参加です。風、食欲、足の痛み…。色々なものと戦いながら走りました。

佐渡ロングライド名物の「Z坂」。見た目よりも楽に上りました Photo: Kenta SAWANO 佐渡ロングライド名物の「Z坂」。見た目よりも楽に上りました Photo: Kenta SAWANO 

 上越新幹線と船を使い東京駅から4時間程で到着。沖縄本島の次に大きな島を舞台に開催された「2016スポニチ佐渡ロングライド210」にチャレンジします。前回の「RENの自転車のススメ!」の記事、東京湾一周はこの大会の足慣らし。

「MAXとき」に興奮MAXのRENさん。しっかり指差し確認します Photo: Kenta SAWANO 「MAXとき」に興奮MAXのRENさん。しっかり指差し確認します Photo: Kenta SAWANO 
新潟から佐渡島までジェットフォイルでわずか65分でした Photo:REN新潟から佐渡島までジェットフォイルでわずか65分でした Photo:REN

ジェットフォイルで65分の船旅

 早朝から長距離移動。まさに「海上を飛ぶ」ジェットフォイル(水中翼船)が進む! すると前方にとても大きな島が見えてきました。佐渡島です。かなりの距離があるはずなのですが、とっても速い! 新潟港を出発して65分で佐渡島両津港に到着しました。しかもほとんど揺れずに快適に移動できました。

佐渡島に上陸し、「佐渡おけさ」の像と同じポーズを決めるRENさん Photo: Kenta SAWANO佐渡島に上陸し、「佐渡おけさ」の像と同じポーズを決めるRENさん Photo: Kenta SAWANO
到着後、早速佐渡の海の幸で栄養補給 Photo: Kenta SAWANO到着後、早速佐渡の海の幸で栄養補給 Photo: Kenta SAWANO

 早速、大会のメイン会場へ。ここ数年のロングライドブームを表すかのようにビックブランドのテントが並びます。佐渡ロングライドの人気を噂には聞いていましたがとても華やかですね!

ブースでコラボ実現

「カズ&REN」のパンク修理講座は大盛況でした Photo: Kenta SAWANO「カズ&REN」のパンク修理講座は大盛況でした Photo: Kenta SAWANO

 さて私もブースで一仕事!今回、キャノンデールジャパンとモデルRENの初コラボ企画が実現しました! 題して、「キャノンデール山本和弘さん(通称カズ)とRENのパンク修理講習」です。パンクが頻発する方っていらっしゃいますよね? チューブを交換する際にその原因を作っているかもしれないよ!ということで、その対策のお話をさせて頂きました。お陰様で大盛況でした。

 沢山の方にお話を聞いていただけました! ありがとうございます。これからもユーザーフレンドリーなイベントを展開していくとの事。楽しみですね。

 さてイベント当日、朝は冷え込みましたが雲が無く、照りつける太陽で気温が上がりそうな気配。目にもダメージがあるので色の濃いサングラスをチョイスしました。少しでも身体の負担を減らします。

大人気Aコース

一番人気の210kmコース。たくさんのサイクリストがスタートを待ちます Photo:REN一番人気の210kmコース。たくさんのサイクリストがスタートを待ちます Photo:REN

 スタート地点には3350人もの参加者が集まっています。コースはA 210km、B 130km、C 100km、D 40kmの4コースが設定されていて、レベルに合わせて選択することができます。一番人気はやはりAコースの様です。

 このイベントで先行発売となった「C.O.G.」(キャノンデール オーナーズ グループ)の新たなジャージ「C.O.G. EVOジャージ」を身にまとい、210kmの長旅に出発です。コースは佐渡島の外周道路を時計回りにグルっと一周します。

 今回の相棒は2016年モデルのSYNAPSE Hi-MOD DISC ULTEGRA(シナプス ハイモッド ディスク アルテグラ)。エンデュランス向きのロードバイクが私を後押ししてくれるでしょう!

 佐渡の道は道幅に余裕があり交通量が少なく安心して走れます。海沿いを進むということで細かなアップダウンはあるものの厳しい山岳コースではありません。

遠くに見えるのが通称「Z坂」 文字通り道路が「Z」の形です Photo:REN遠くに見えるのが通称「Z坂」 文字通り道路が「Z」の形です Photo:REN
「Z坂」を上り切って「Zポーズ」。Zの逆に見えますが…  Photo: Kenta SAWANO「Z坂」を上り切って「Zポーズ」。Zの逆に見えますが… Photo: Kenta SAWANO

下りは落車に要注意

 この大会を紹介するパンフレットによく載っている跳坂(通称Z坂)。目の前に現れると、きつそうな見た目の坂ですが、登り始めるとあっという間に登頂終了。

 このZ坂、最大11%の勾配。ということは反対側の下りも急坂です。落車は下り坂で起こることが多いので注意が必要です。下りのカーブの手前でしっかりと減速。

テレビで見たツール・ド・フランスの1シーンのような風景にRENさんは「英雄達の夏物語…」とつぶやきました Photo:RENテレビで見たツール・ド・フランスの1シーンのような風景にRENさんは「英雄達の夏物語…」とつぶやきました Photo:REN

 まだ序盤ですが、島の最北端にやってきました。大野亀という1枚岩、辺りの木々が少なくなり何処かヨーロッパの景色そっくり!テレビで見るツール・ド・フランスの1シーンの様です。少々マニアックなネタなのですが「英雄達の夏物語…」(ツール・ド・フランスがフジテレビで放送されていた時の有名なナレーション)と呟いてみました。(笑)

夫婦岩の前で「キャノンデール・ジャパンのメンバーとお揃いの「C.O.G. EVOジャージ」を着てポーズ Photo: Kenta SAWANO夫婦岩の前で「キャノンデール・ジャパンのメンバーとお揃いの「C.O.G. EVOジャージ」を着てポーズ Photo: Kenta SAWANO

 今回はキャノンデールジャパンの方々と一緒に走行。元選手であるカズさん。引退後も自転車に乗り続けているのでとても強い! 素人には考えられないパワーで空気を切り裂き進みます。

カズさんと先頭交代

 カズさんにだけに先頭を任せる訳にはいかないので先頭を交代。身体が大きいので私の後ろは無風状態。皆に言われるのですがとても楽だそうです。私も楽に走りたいのですが…叶わないようです。

 平坦区間では「風」という強敵と一緒に戦う仲間が必要です。もし単独で参加したとしても、声を掛け合って一緒に走る事をお勧めします。

CコースのフィニッシュはAコース210kmの中間地点でした Photo: Kenta SAWANOCコースのフィニッシュはAコース210kmの中間地点でした Photo: Kenta SAWANO
100km地点の両津BS(弁当ステーション)ではみんなでしっかり補給しました Photo: Kenta SAWANO100km地点の両津BS(弁当ステーション)ではみんなでしっかり補給しました Photo: Kenta SAWANO

欠かせない「大量補給」

 前回の練習ライドで再認識した自分の燃費の悪さ。エイドステーションごとに大量補給を心掛けます。ですが、やはり自身の最長距離への挑戦は一筋縄ではいきません。

 160kmを過ぎた辺りから左膝がピリピリと痛み出しました。こうなったら無理は絶対に禁物。ペースを抑えて身体を労る走りに切り替えました。

終盤のキツい坂では「悪魔おじさん」が応援してくれました Photo: Kenta SAWANO終盤のキツい坂では「悪魔おじさん」が応援してくれました Photo: Kenta SAWANO

 そこにやってくるコース終盤の山場! 待ち構えているのは7~9%程ある3つの坂です。序盤のZ坂より難易度は上。「これ登るの?」と周りからの落胆の声が…。ですが、自身のレベルに合わせたギアがあれば、必ず登ることが出来るでしょう!

 そして、無事に市街地を抜け、ゴール地点へ。肩を組んで、12時間前に見たゲートを通過しグルっと一周を完了しました!

朝6時半にスタートしたゲートを12時間後にゴールでくぐる感動の瞬間でした Photo: Kenta SAWANO 朝6時半にスタートしたゲートを12時間後にゴールでくぐる感動の瞬間でした Photo: Kenta SAWANO 

しなやかな乗り心地

 「自転車で210kmを走った」というのは、やはり特別な響きがありますね。ある程度練習しなければ辿り着けなかったでしょう。そして懐の深いバイクにも助けられました。シナプスは、キャノンデールのロードバイクの中で一番しなやかな乗り心地のバイクというのは伊達じゃない。縦方向の振動吸収性能が高いので荒れた路面で感じるビリビリとした振動を吸収するのを実際に体感できます。

優れた振動吸収性に貢献するシナプス ハイモッド ディスク アルテグラの後ろ三角部分 Photo:REN優れた振動吸収性に貢献するシナプス ハイモッド ディスク アルテグラの後ろ三角部分 Photo:REN

 BB周りはしっかりとペダリングパワーを受け止め、高速巡航。気持ちよくバイクが進むのを感じました。このポイントは距離を走れば走るほどクセになる不思議なバイクでした。ロングライドでSYNAPSEを乗る優位性を感じましたよ。

 また、ディスクブレーキのロードは、キャリパーブレーキと比較すると「踏面の汚れをさらう」チェックの時間が短くて済むので安心出来ました。この日は晴れでしたが、天気が荒れた時に優位性が目立つでしょう。ブレーキの効きが安定していますので怖い思いをしなくて済みます。特に握力の弱い女性や体重のある方に特にお勧めです。

C.O.G. EVO ショーツでライドに集中

お揃いのC.O.G. EVO ショーツは集団でも目立っていました Photo: Kenta SAWANOお揃いのC.O.G. EVO ショーツは集団でも目立っていました Photo: Kenta SAWANO

 サドルにも助けられました。ファブリックのスクープは、以前より筋量がアップしたのか(?)乗った瞬間におしりに馴染みました。今回のロングライドでおしりが痛くならなかったのは、このシンプルなFabricのおかげですね。

 シンプルなデザインは登坂時に座る位置を変えられるので体重が一箇所に集中する事を防ぐ事ができます。スタッフに聞いた話だとこの性能と重量で8500円は驚き! サドルって高い印象があるので嬉しいポイントですね。

「よくがんばった」完走証を手に芝生に横たわりました Photo: Kenta SAWANO「よくがんばった」完走証を手に芝生に横たわりました Photo: Kenta SAWANO

 C.O.G. EVO ショーツもサポートしてくれました。パッドが良い話を聞いていたのでロングライドにSUGOi!というのは聞いたことがあったけど(笑)、実際に日本一のロングライドイベントを完走して納得。パッドがフィットし、不快な擦れが起きず、痛みができることがなかった。ライドの後半で集中できたのはSUGOiのおかげだと思います。

 RENの自転車のススメ!久々の距離へのチャレンジ。ペース配分や補給の事を考えつつ、自分と対話。そして得られる「この距離走ったぜ!」という達成感、やっぱりロングライドって楽しいですね!

RENさん使用バイク・SYNAPSE Hi-MOD DISC ULTEGRA(シナプス ハイモッド ディスク アルテグラ) 

スタート前、SYNAPSE Hi-MOD DISC ULTEGRAと意気揚々のRENさん Photo: Kenta SAWANOスタート前、SYNAPSE Hi-MOD DISC ULTEGRAと意気揚々のRENさん Photo: Kenta SAWANO

●税抜価格:63万円
●サイズ:48,51,54,56
●カラー:Acid Redのみ
●メインコンポ:ULTEGRA
●ホイール:CZero Carbon Disc
●サドル:ファブリック・シャロー
●フレーム:Ballistec Hi-MOD Carbon
●フォーク:SAVE PLUS, Ballistec Hi-MOD Carbon
●ギヤ: Hollowgram Si 50/34 11Speed 11-32
●重量:7.78kg(サイズ56)

小林 廉(こばやし・れん)/REN小林 廉(こばやし・れん)/REN

数々のCM・雑誌・ファッションショーで活躍するトップモデル。08年より本格的にスポーツサイクルに乗り始める。自転車媒体で見ない日はないというほどの“乗れるモデル”。アイアンマン北海道完走。特技はウィリー(映像を見る)。身長188cm、体重74kg。千葉県在住。オフィシャルブログ「REN’s World」。取材のお問い合わせはStudioREN(http://studio-ren.jimdo.com)まで

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