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旅サイクリスト昼間岳の地球写真館<3>中央アジアの渓谷・ワハン回廊 ヤギ売りの遊牧民から“優しい”おすそ分け

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原始の自然が残るワハン回廊原始の自然が残るワハン回廊

【2014年8月下旬から9月上旬】タジキスタンとアフガニスタンの国境沿い・ホログ周辺

 タジキスタンとアフガニスタンとの国境の渓谷はワハン回廊と呼ばれ、そこからパミール高原へ抜ける道は夏の中央アジアのハイライトになっている。

 標高4000mの高原に未舗装の峠が乱立し、無人地帯が続く。車がほとんど通らない代わりに、ヤギを売りに何日も山を歩いて集落を目指す遊牧民に何度か出会った。彼らの旅の方が過酷なのに、僕を見つけては「困ってないか?」と、自分たちの貴重な食糧のナンやヤギのチーズを山ほど分けてくれようとする。礼を言い、翌日の朝食分だけありがたくいただいた。素朴だがとても優しい味がした。

道路を埋め尽くし村を目指すキャラバン隊道路を埋め尽くし村を目指すキャラバン隊
通学中の子供たち。笑顔で応えてくれた通学中の子供たち。笑顔で応えてくれた

 いい出会いの後は、肺が張り裂けそうになりながら、標高4000mの果てしない峠を目指して、ただただ自転車を押し続けるのみ。自転車旅行者を惹きつけるのはいつもこんな過酷な場所だ。

文・写真 昼間岳

昼間岳昼間岳(ひるま・がく)

小学生の時に自転車で旅する青年を見て、自転車で世界一周するという夢を抱いた。大学時代は国内外を旅し、卒業後は自転車店に勤務。2009年に念願だった自転車世界一周へ出発した。5年8カ月をかけてたくさんの出会いや感動、経験を自転車に載せながら、世界60カ国を走破。2015年4月に帰国した。ブログ「Take it easy!!

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