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新製品情報快適軽量ロード「RL8」、シクロクロス「CX6」が新登場 ブリヂストン・アンカー2013年モデル発表

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 ブリヂストンサイクルのスポーツバイクブランド「ANCHOR」(アンカー)が2013年モデルを発表した。快適・軽量ロードバイク「RL8」と、本格的なレーシングシクロクロスバイク「CX6」の新登場が大きなトピックだ。

ホビーレーサー向けモデルを刷新「RL8」

 新登場となる「RL8」は、2006年に発売されたRFX8の後継モデルだ。軽量性をコンセプトにデビューしたRFX8は、その軽いペダルフィールから、ヒルクライムやロングライドに挑戦するホビーサイクリストを中心に、絶大な支持を得てロングセラーとなった。RL8ではRFX8の特長をそのままに、最新軽量ロードモデルRIS9の設計コンセプトを取り入れ、ラグジュアリー(贅沢)なフォルムと走行性能を目指して再設計がなされた。

「RL8」はホビーレーサー向けバイクを再定義したニューモデルだ「RL8」はホビーレーサー向けバイクを再定義したニューモデルだ
RL8ではワイヤー類は全てフレーム内蔵となった。ヘッド下ベアリングを1-1/4のテーパーヘッドとして剛性アップしているRL8ではワイヤー類は全てフレーム内蔵となった。ヘッド下ベアリングを1-1/4のテーパーヘッドとして剛性アップしている
RL8では乗り心地に優れるモノステーを採用。さらに扁平化することでショック吸収性を向上しているRL8では乗り心地に優れるモノステーを採用。さらに扁平化することでショック吸収性を向上している
チェーンステーにはDi2のバッテリー用マウントが設けられる。電動変速はオプションで提供されるチェーンステーにはDi2のバッテリー用マウントが設けられる。電動変速はオプションで提供される

 RL8ではヘッドからダウンチューブ、チェーンステーまでのペダリングパワーが掛かるラインを太くして剛性を確保。またトップチューブからシートステーに至るアッパーラインを細身にすることで、快適性を演出している。ダウンチューブは極太になるが、プロモデルのRIS9よりも控えめになっており、ホビーレベルのライダーが使用しても足の負担が少なくなるよう作られている。アッパーラインはアーチ形状となり、シートステーを扁平のモノステーとしたことで、乗り心地を向上させている。フロントフォークは、比較的細身に設計されたブレードによって衝撃を吸収すると同時に、シャープなハンドリングも両立する。

 フレーム形状はチューブのラインを強調する形状とすることで、フレーム全体のシルエットが浮き上がる効果を狙っている。ワイヤー類は全て内蔵となっており、シフトワイヤーは小物の付け外しにより機械式と電動式の両対応となっている。ギアと反対側のチェーンステーには、電動用バッテリーを取り付けるためのマウント穴が設けられている。

 重量はRFX8よりも軽量化がなされ、最軽量レースモデルであるRIS9に40g差まで迫るフレーム単体重量980g(480mmモデル、フォーク無し)を実現した。

 現代的な設計コンセプトでホビーライダーのために作られたRL8は、まさに「理想のホビーサイクリスト向けモデル」と言えるだろう。メーカー曰く「マルチロールバイク」の呼び名のとおり、レースからロングライドまで、幅広く活躍してくれるはずだ。

 フレーム単体での価格は180,000円。デュラエース仕様の「RL8」(550,000円)、アルテグラ仕様の「RL8 ELITE」(340,000円)、105仕様の「RL8 EQUIPE」(255,000円)が完成車としてそれぞれ用意される。また女性用モデルの「RL8W」も同時に発売となる。

ついに出た、本格シクロクロスレーサー「CX6」

 「CX6」は待望のピュアレーシングシクロクロスバイクだ。ブリヂストンアンカーのレーシングチームには、シクロクロスの全日本選手権を9連覇した辻浦圭一選手が長く在籍しているが、アンカーのラインアップには長らくレース用のシクロクロスバイクが用意されていなかった。今回ついに満を持しての、レーシングスペックのシクロクロスバイク投入となる。

本格レース用シクロクロスバイクとなる「CX6」本格レース用シクロクロスバイクとなる「CX6」
CX6のハンガー裏。FDのワイヤー下引きにも対応する。チェーンステーブリッジを付けることでハンガー剛性をアップしているCX6のハンガー裏。FDのワイヤー下引きにも対応する。チェーンステーブリッジを付けることでハンガー剛性をアップしている
CX6のトップチューブには担ぎ対応のために30度の角度で扁平加工がなされているCX6のトップチューブには担ぎ対応のために30度の角度で扁平加工がなされている

 シクロクロスでは転倒する場面も多いことから、フレーム素材には耐久性に優るアルミが選択されている。走行性能においも、ゼロ加速に近い状態を強いられる場面が多いことから、アルミフレームが適しているという。加速性能を高めるために、チェーンステーの根元は角型断面形状を採用し、ロードバイクでは省略されるチェーンステーブリッジも装備している。

 オフロードでの衝撃吸収は、コラムまでフルカーボンとされたストレートタイプのフロントフォークが担う。縦長の断面形状が路面からの突き上げをブレード全体で吸収し、乗り心地を高めている。またフレーム本体もシートステーを内側にベンドさせることで、振動吸収性の向上を図っている。

 シクロクロスバイクとして特筆したいのは「担ぎ」対応だ。バイクを担いで走る場面もあるシクロクロス用ということで、CX6ではトップチューブの左側後方が横方向に扁平加工されている。右肩にバイクを担いだ際にトップチューブが確実にフィットし、安定した持ち運びと肩への負担軽減を実現している。

 CX6はシマノ105仕様の「CX6 EQUIPE」の1モデルのみが販売され、完成車価格は180,000円となっている。価格が抑えられているのは、シクロクロス競技ではレースバイクを複数用意して、レース中に交換することが一般的であることへの配慮もあるだろう。長らく待たされただけあって、トップライダーのアイデアを存分に取り入れた“本気”のシクロクロスバイクになっている。

フラットバーにもロード系パーツを採用

 その他には、「UTILITY」ラインの中間モデルである「UR7」「UF9」「UF7」が刷新されている。クロスバイク的な位置づけになるラインだが、フレームをロードモデルのRFA5をベースにしたものに変更し、パーツもこれまでMTB系を中心に組まれていたものを、ロード系パーツに一新した。これにより、フラットバーモデルもハンドル周りを交換すれば、完全なロードバイク仕様にアップグレードすることができる。パーツをさらに上位モデルに入れ替えていくことも可能だ。徐々にステップアップしていきたいスポーツバイク初心者には、うってつけのモデルだろう。

「UF9」はフラットバータイプだが、ブレーキがキャリパーブレーキになるなど、パーツがロードベースとなった。フレームもロードジオメトリーに変更されている「UF9」はフラットバータイプだが、ブレーキがキャリパーブレーキになるなど、パーツがロードベースとなった。フレームもロードジオメトリーに変更されている
RMZはカラーリングが変更となったRMZはカラーリングが変更となった

 他のモデルはマイナーチェンジとなるが、オーダー対応モデルはペダルが標準装備無しとなったことで、定価が5,000円下がっている。またRMZのレーシングカラーの塗り分けが変更になったほか、RFA5に新色が追加となっている。

 オーダー対応モデルでは、デュラエースとアルテグラ装備のモデルでDi2(電動変速)の選択が可能となった。デュラエースは13万円、アルテグラは8万円の追加料金で電動変速システムを装備できる。105装備のモデルでは電動は選択できないが、タイヤの色が標準のブラック以外にホワイト、レッド、ピンクの3色が選択できるようになり、より細かいカラーコーディネイトが楽しめるようになった。

ブリヂストン・アンカー公式サイト

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