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バイクインプレッション2015「CANYON ENDURACE CF 9.0」 快適性と走行性能を両立、ロングライドやヒルクライムに最適な1台

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 ドイツのバイクブランド「Canyon」(キャニオン)が、日本でのカスタマーサービス拠点「キャニオンジャパン」を2014年12月よりスタートした。バイクの購入は、従来通りウェブサイトからの通信販売となるが、日本語で電話やメールで問い合わせができるようになったユーザーメリットは非常に高く、ますます注目を集めるブランドの1つとなった。今回試乗するのは、ラインナップの中ではエンデュランス系ロードにあたる、「エンデュレース」。快適さに振りすぎず、高い走行性能が魅力の1台だ。

CANYON ENDURACE CF 9.0(キャニオン エンデュレース CF 9.0)CANYON ENDURACE CF 9.0(キャニオン エンデュレース CF 9.0)

CANYON ENDURACE CF 9.0(キャニオン エンデュレース CF 9.0)
価格:220,599円(完成車、税抜)
   *別途日本への配送、梱包費用あり
サイズ:XS、S、M、L、XL、2XL、3XL
カラー:stealth、meteor grey – cyan
問い合わせ先:キャニオンジャパン http://www.canyon.com/ja/

スペック

フレーム:Canyon Endurace CF
フォーク:Canyon One One Four SL
変速機:シマノ・アルテグラ(F)&(R)
ギヤ:シマノ・アルテグラ 50×34T、11-28T(11s)
ホイール:DT Swiss R23 Spline
重量:7.35kg(Sサイズ完成車実測値)

シートピラーは快適性を求め、ショック吸収の良い2本のスティックを合わせたようなデザインのキャニオン・S14 VCLS 2.0を採用。ヤグラがリンク状になっており、サドルの角度を保ったまましなる。座った段階で動くため、通常より5ミリ程度シート高を上げてセッティングするというシートピラーは快適性を求め、ショック吸収の良い2本のスティックを合わせたようなデザインのキャニオン・S14 VCLS 2.0を採用。ヤグラがリンク状になっており、サドルの角度を保ったまましなる。座った段階で動くため、通常より5ミリ程度シート高を上げてセッティングするという
エンデュランス向けではあるが、ヘッドチューブを極端に長くすることなく、代わりにフォークの肩部を厚くして調整を入れ、アップライトなポジションを実現しているエンデュランス向けではあるが、ヘッドチューブを極端に長くすることなく、代わりにフォークの肩部を厚くして調整を入れ、アップライトなポジションを実現している
流行りのワイドタイヤの仕様にマッチするDT SWISSのホイール。標準装備のタイヤはコンチネンタル・グランプリ4000Sの25Cだ流行りのワイドタイヤの仕様にマッチするDT SWISSのホイール。標準装備のタイヤはコンチネンタル・グランプリ4000Sの25Cだ

インプレッション BY 松尾修作・米山一輝

米山一輝 サイクリスト編集部のエースライダー。数多くのトップ選手を輩出した東京の名門クラブチームで15年の選手経歴を持つ元レーサーで、現在は国内レースを取材で転戦中。身長175cm米山一輝 サイクリスト編集部のエースライダー。数多くのトップ選手を輩出した東京の名門クラブチームで15年の選手経歴を持つ元レーサーで、現在は国内レースを取材で転戦中。身長175cm

米山 キャニオンは2013年に「アルティメットCF SLX」に試乗したね。ものすごくレース向きな走行性能でありながら、意外なほど乗り心地も良くて感心してしまった。相変わらず、シンプルなカラーでまとまっているけど、キャニオンのバイクは潜在的ニーズは高いだろうね。

松尾 今回は一緒に、トッププロも使用している「エアロード」も試乗させてもらいましたが、キャラクターは違えど、キャニオンというブランドの特徴や目指すところが良く感じられたのが良かったです。

米山 エンデュレースはハンドルがやや高めになるけれど、ダンシングもしやすく、テンポ良くで踏んでいくとすごくいい感触で走れた。瞬発的な加速は担当外、その代わりに乗ってすぐに分かる乗り心地の良さはさすがだったね。特に、独特のシートピラーが効果を発揮していた。

松尾 そうですね。フレームは固すぎず、柔らかすぎずなので発進加速は平均点です。フレーム自体は姿勢が立つようなポジションが出せるので、ロングライドには疲れにくく最適だと思います。付属していたシートピラーの振動吸収性が素晴らしく良かったです! 角度の調整に一度フレームから抜かなくてはいけない面倒さはありますが、振動吸収性の良さを感じるシートピラーの中では一番良かったです。

米山 あとは、ピラーの上の方になると太さがあるのでイチバン下までは押し込めない。サドル高が適正値を出せるかどうかは、フレームのジオメトリーも見て確認したほうがいいね。

松尾修作 NAUTS代表兼選手。元プロロードレーサーでヨーロッパをはじめ、アジアツアーやJプロツアーのレースを転戦した。脚質はオールラウンダーで、剛性が高いバイクよりはしなやかでも伸びのあるバイクを好む。身長175cm松尾修作 NAUTS代表兼選手。元プロロードレーサーでヨーロッパをはじめ、アジアツアーやJプロツアーのレースを転戦した。脚質はオールラウンダーで、剛性が高いバイクよりはしなやかでも伸びのあるバイクを好む。身長175cm

松尾 走りは、エンデュランス系なのでもう少しソフトなのかと思いましたが、意外なほどしっかりとキビキビ走りました。フォークの爪の先からリヤエンドまでビシッと統一感があります。上体が立つアップライトなポジションなので、快適にロングライドをこなせでしょう。反面、ロードレースで前傾姿勢を多用するようなシチュエーションでは向かないけど、ヒルクライムではタイムを狙う人にもオススメしたいほどよく走りました。

米山 うん、ヒルクライムには合いそう。ダンシングでもシッティングでもリズムよく上れるでしょう。

松尾 キャニオンのバイクに共通する乗り味ですが、ハンドリングは軽く、若干クイックです。タイヤが路面に張り付いている感じが強く、このバイクもとても安定性は高く感じました。パッケージもとても良いので、オススメしたい1台ですね。

TEXT BY 齋藤むつみ / PHOTO BY 佐藤正巳


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