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サンケイスポーツ紙面【サイクルナビ】より「ツール・ド・フランスのコースを走りたい」 モデルでヒルクライマーの日向涼子インタビュー

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サンケイスポーツ(大阪本社版)1月31日付紙面よりサンケイスポーツ(大阪本社版)1月31日付紙面より

 愛好者が増え続けるロードバイクの世界で、いま最も輝いている女性が、モデルの日向涼子。各地のサイクリング大会でゲストライダーを務めるほか、自らヒルクライムレースに参戦し、男性顔負けの好タイムを記録する。自転車の魅力や楽しさを満喫している彼女は「今年、ツール・ド・フランスのコースを走りたい」と語った。(サンケイスポーツ)

日本最高峰が舞台の「Mt.富士ヒルクライム」で疾走する日向涼子 =2014年6月1日(撮影・ファンライド 小野口健太)日本最高峰が舞台の「Mt.富士ヒルクライム」で疾走する日向涼子 =2014年6月1日(撮影・ファンライド 小野口健太)
各地のサイクリング大会に引っ張りだこ。ステージイベントでも人気だ =2014年10月25日、「さいたまサイクルフェスタ」各地のサイクリング大会に引っ張りだこ。ステージイベントでも人気だ =2014年10月25日、「さいたまサイクルフェスタ」

ヒルクライムでいきなり入賞!

身長170cm、モデル立ちをすればご覧のような八頭身美人 =東京・大手町(撮影・瀧誠四郎)身長170cm、モデル立ちをすればご覧のような八頭身美人 =東京・大手町(撮影・瀧誠四郎)

 本業はCMや雑誌で活躍するモデル。日向は健康のためにヨガを始め、インストラクターの資格まで取ったが、5年前にスポーツサイクルに出会って一気にのめり込んだ。「ヨガは自分を内観できるけれど、自転車は外に向かって自分を発散できるのが魅力」という。

 最初は街乗り用などに使われるクロスバイクを入手したが、ひとりで東京~小田原往復160kmを走ったりと、どんどん距離を伸ばした。やがて自転車専門誌「ファンライド」で自身の連載をスタート。ユニークなキャラクターとかわいいイラストで人気を集め、“自転車タレント”としてブレークした。

 ロードバイクでは、長い坂道の上りを競う「ヒルクライムレース」で頭角を表した。きっかけは、「順位を競わない大会だと勘違いして出場したのがレースだった」と笑うが、いきなり入賞してやる気がアップ! その後、各地のレースに挑む「ヒルクライマー」、自転車愛好者の言葉で“坂バカ”と呼ばれる存在になっていった。

仏アルプスの山岳イベント「エタップ・デュ・ツール」に挑戦

 なかでも、毎年6月に開かれる「Mt.富士ヒルクライム」には思い入れが深い。

「サイクリングを通じてもっと成長したい」と語る「サイクリングを通じてもっと成長したい」と語る

 富士山の中腹へ駆け上る距離25km、標高差1270mのビッグレースで、男性でも難しい1時間半切りを目標に掲げ、昨年、3度目の挑戦でついに達成。それまでの悔し涙を、輝くうれし涙に変えてみせた。「挫折を克服したからこその喜びがあった」と振り返る。

 「サイクリングを通じてもっと成長したい」と志す日向が次の目標に思い描くのは、ツール・ド・フランスの舞台を走る「エタップ・デュ・ツール」だ。

 毎年7月、ツール期間中にフランスで開催される世界的なサイクリング大会で、今年は7月19日、ツール第19ステージと全く同じコースで開かれる。参加に向けて日程調整するほか、フランス・アルプスの過酷な山岳をイメージし、上りも下りも強い体作りに励むという。

ツール・ド・フランス元王者のグレッグ・レモン氏(右)とも親交を深めているツール・ド・フランス元王者のグレッグ・レモン氏(右)とも親交を深めている
「サイクリングを通じて素晴らしい人たちと出会うことができた」と語る日向涼子(撮影・瀧誠四郎)「サイクリングを通じて素晴らしい人たちと出会うことができた」と語る日向涼子 =東京・大手町の産経新聞社(撮影・瀧誠四郎)

 「自転車のおかげで、自分のことを記事やブログで発信し、たくさんの人とつながることができた。このスポーツの素晴らしさをもっと伝えていきたい」

 自転車の魅力の“伝道師”として、アルプスを目指す。

エタップ2015は距離142km、獲得標高4000m超

 エタップ・デュ・ツールは、ツール・ド・フランス期間中に同じ主催者が開く一般参加型サイクリングイベント。今年で23回目を迎える世界的な人気大会だ。例年、ツールの山岳ステージと同じ厳しいコースが用意される。

エタップ・デュ・ツール2015のコース高低図エタップ・デュ・ツール2015のコース高低図

 今年は第19ステージを踏襲。距離142km、獲得標高(上りの標高差の合計)は4000m超と、富士山の頂上を超える高さを上る。
 サイクリング界のセレブが集まる大会としても知られ、2003年に当時F1レーサーの佐藤琢磨が、2008年には元F1レーサーの片山右京さんが参加したこともある。

日向 涼子(ひなた・りょうこ)
新潟県出身。モデル事務所「シュルー」所属。自転車のほかに、食の知識も豊富で、アスリートフードマイスター・食生活アドバイザー・フードアナリストの資格を取得して活動している。最近は女性のスポーツ活動に役立つ美容・コスメについても関心を深めている。「Cyclist」に連載コラム「日向涼子のサイクリングTalk」を持つほか、ウェブなど各種媒体で自転車のコラムやエピソードを発信している。

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