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カンチェッラーラは19日朝に来日へ優勝を狙う別府史之「ジャパンカップに合わせてきた」 トレック ファクトリーレーシングが記者会見

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記者会見で大会への意気込みを語るトレック ファクトリーレーシングの別府史之(米山一輝撮影)記者会見で大会への意気込みを語るトレック ファクトリーレーシングの別府史之(米山一輝撮影)

 10月18、19日に開催される「2014ジャパンカップサイクルロードレース」に参戦するUCIプロチーム「トレック ファクトリーレーシング」は17日、滞在先の宇都宮市のホテルで記者会見を開いた。今大会にチームのエースとして臨む別府史之は「勝つための走りをしたい」と意気込みを語った。また、事故により欠場となったファビアン・カンチェッラーラ(スイス)は、19日朝に来日することが発表された。

 トレック ファクトリーレーシングは今大会に別府、ジュリアン・アレドンド(コロンビア)、ヘイデン・ロールストン(ニュージーランド)、ヤロスラフ・ポポヴィッチ(ウクライナ)の4人で挑む。ジャパンカップは5人まで出場できるが、欠場するカンチェッラーラの分は補充しない。この日の記者会見にはルーカ・グエルチレーナ監督、別府、アレドンドが質問に応じた。

別府「僕の走りをしっかり見てほしい」

 ――現在のコンディションは

 別府史之「今シーズンはピークをジロ・デ・イタリアとジャパンカップに合わせてきたので、調子はすごくいい。レースのシチュエーションにもよるが、戦える状態にある」

記者会見で大会への意気込みを語るトレック ファクトリーレーシングの別府史之(米山一輝撮影)記者会見で大会への意気込みを語るトレック ファクトリーレーシングの別府史之(米山一輝撮影)

 ――カンチェッラーラの欠場をどう思うか

 別府「チームにとってマイナスな部分はあるが、ポポヴィッチ、ルールストン、アレドンドと、いいメンバーが来日している。このメンバーで戦えるということを力に変えたい」

 ――警戒している選手は

 別府「実力者であるダニエル・マーティン(アイルランド、ガーミン・シャープ)は注意すべき選手として挙げた。また、10日から14日まで開催されていたツアー・オブ・北京に出場した選手たちを警戒している」

 ――これまでのジャパンカップでのレースについて

 別府「周りの様子を見すぎていて、自分で攻めることができていなかった。(今大会は)勝つための走りをしたい」

記者会見で大会への意気込みを語るトレック ファクトリーレーシングの別府史之(米山一輝撮影)記者会見で大会への意気込みを語るトレック ファクトリーレーシングの別府史之(米山一輝撮影)

 ――日本に帰国する機内で新城幸也と隣の席になった

 別府「なぜか席が隣になった(笑) お互い住んでいるフランスでの生活について、提供された機内食についてなど、いろいろな話ができて、有意義な時間だった」

 ――ファンに向けメッセージを

 別府「ジャパンカップはすごく多くのファンが集まる。普段は海外で走っているので、日本のファンの声を身近に声を聞くことができないけれど、とても温かい声援、力をもらえる。今回は素晴らしいメンバーとともに、優勝を目指す走りができる。ファンのみなさんにはジャパンカップを楽しんで、僕の走りをしっかり見てほしい」

「カンチェラーラはヘルメットが割れるほどのクラッシュ」グエルチレーナ監督

 ――欠場することになったカンチェッラーラの状況は

 ルーカ・グエルチレーナ監督「ジャパンカップを重要なレースとして捉え、カンチェッラーラをメンバーに入れていた。しかし彼はシーズン最後のトレーニングとして⾃宅近くの森のなかでマウンテンバイクに乗っていて、コーナーで落⾞して⽊にぶつかり、頭を強打し、しばらく意識を失ってしまった。ヘルメットが割れるほどのクラッシュで、⾃⼒で帰ることが難しい状態になったため、携帯電話で家族を呼び、迎えに来てもらうという状況だったという」

記者会見に臨むルーカ・グエルチレーナ監督(右)とジュリアン・アレドンド(米山一輝撮影)記者会見に臨むルーカ・グエルチレーナ監督(右)とジュリアン・アレドンド(米山一輝撮影)

 「彼は事故のショックと健康面の損失から失望感が大きかったようだ。『日本のファンの熱心さを知っているので、ファンたちの前でレースをしたかった。心から楽しみにしていたジャパンカップを⾛れないことが非常に残念だ』と話している」

 「頭と首を痛めたことなどから、担当医師の判断を仰いでいた。来日の意思はあったが、72時間は安静にしていなければいけない状態だった。しかし医師から日本への⻑時間のフライトへの許可が出たため、日本へ向けて出発することを決めた」

 「彼を欠くことはレースでマイナスだが、アレドンド、別府はコンディションがよく、エースを務められる」

 ――なぜメンバーを補充しないのか

 グエルチレーナ監督「時差やシーズン後半であることを考えると、急なことなので、(代わりの選手を充てても)パフォーマンスを期待できない」

 ジャパンカップ大会事務局によると、カンチェッラーラはは10月19日(日)の昼ごろに宇都宮森林公園の会場へ到着する予定で、ファンサービスに努めるという。大会事務局は「カンチェッラーラ選手の体調にどうか十分にご配慮いただき、温かい声援とともにジャパンカップに迎えていただくようお願いします」とコメントしている。

「毎年、日本に帰ってきたい」アレドンド

 ――いまのコンディションは

 アレドンド「北京で総合7位で走れた。調子はいい。ジャパンカップは非常に思い入れが強いレース」

ジャパンカップは非常に思い入れが強いレース」と語るジュリアン・アレドンド(米山一輝撮影)ジャパンカップは非常に思い入れが強いレース」と語るジュリアン・アレドンド(米山一輝撮影)

 ――コースをどう思うか

 アレドンド「昨年も、一昨年も4位だった。上りがハードだから自分に向いているし、好きなコース。なによりも、多くの日本のファンが応援してくれるところが好きだ。力を与えてくれる。そこがジャパンカップの魅力」

 ――今シーズンは大きな成功を収めましたね

 アレドンド「昨年と比べて、環境が全く変わった。レース数や移動が多く、家になかなか帰れないのも大変だった。ジロ・デ・イタリアで山岳賞をとれたことがとてもよかった」

 ――来シーズンの目標は

 「ツール・ド・フランスのステージ優勝や山岳賞、それからフレーシュ・ワロンヌを狙いたい。フレーシュ・ワロンヌはずっと走りたかったレース。今年の大会は、ビザの関係で1日前に入ったなかでの11位だったので、来年はさらに高いレベルで戦い、優勝を狙っていく」

「これからも毎年、日本に帰ってきたい」と語るジュリアン・アレドンド(米山一輝撮影)「これからも毎年、日本に帰ってきたい」と語るジュリアン・アレドンド(米山一輝撮影)

 ――ファンに向けてメッセージを

 「NIPPOで走っていたころから、日本のファンが応援してくれたことに感謝している。日本は自転車選手としてのキャリアをスタートした場所だし、いい思い出がたくさんある。これからも毎年帰ってきて、自分のパフォーマンスを見てもらいたい」

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