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「ジャパンカップ」出場チームを発表 “怪童”ペテル・サガンが来日

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 国内最高レベルの自転車レース「ジャパンカップサイクルロードレース」が、今年も10月21日(日)に栃木県宇都宮市の森林公園で開催される。アジア唯一のカテゴリー“超級”ワンデーレースであり、毎年多くのトップ選手が来日している。レースまでちょうど2ヶ月となった8月21日、今年の出場チームと選手に関する記者発表会が都内で行われた。

出場チームと選手が紹介された出場チームと選手が紹介された
あの“怪童”サガンが来日する!あの“怪童”サガンが来日する!

 今回一番の目玉は“怪童”ペテル・サガン(イタリア、リクイガス・キャノンデール)の出場決定だ。22歳の若さながら、初出場した今年のツール・ド・フランスでステージ3勝、総合ポイント賞を獲得するなど大暴れを見せた。優勝時のゴールでのパフォーマンスも話題になるなど、今世界で最もホットな選手の一人と言えよう。ピュアスプリンターの向こうを張るスプリント力と、上りも楽々こなす脚質から、ジャパンカップでも優勝候補の一角に加わるとみられる。

 UCIプロチームは、サガンを擁するリクイガス・キャノンデールに加え、サクソバンク・ティンコフバンク、オリカ・グリーンエッジ、ガーミン・シャープの計4チームが来日する。リクイガス・キャノンデールからは、親日家として知られるイヴァン・バッソ(イタリア)が今年も出場する。日本の別府史之が所属するオリカ・グリーンエッジは、別府のほかにサイモン・クラーク(オーストラリア)など日本でもおなじみの選手が出場予定だ。ガーミン・シャープは昨年のジャパンカップ覇者ネイザン・ハース(オーストラリア)、一昨年の覇者ダニエル・マーティン(アイルランド)、昨年のジャパンカップクリテリウム覇者スティール・ヴォン・フォフがそろって出場する“必勝体制”だ。サクソバンク・ティンコフバンクは日本の宮澤崇史が出場予定となっている。

クリテリウムは2年連続で出場していたが、ロードレースの出場は久しぶりとなる別府史之(オリカ・グリーンエッジ)ジャパンカップのクリテリウムには2年連続で出場していたが、ロードレースの出場は久しぶりとなる別府史之(オリカ・グリーンエッジ)

 UCIプロコンチネンタルチームは、カナダのスパイダーテック パワードバイC10が出場。カナダの往年の名選手スティーブ・バウアーが率いる同チームは2014年のUCIプロチーム昇格を目指しており、今年のツール・ド・スイスにワイルドカードで出場するなど、北米大陸にとどまらない活躍をみせている。元サクソバンクのブリアン・ヴァントボルグ(デンマーク)や、ロードレースとTTで3度カナダU23チャンピオンに輝いているヒューゴ・ホールなどが出場予定だ。

 海外UCIコンチネンタルチームは、アメリカサーキットで活躍するジェリーベリーサイクリングと、オセアニアツアーの強豪として知られるチームバジェットフォークリフツが出場する。まだ世界的に知られている選手はいないが、将来トップチームで活躍する選手が現れるかも。昨年のネイザン・ハースのようなサクセスストーリーに期待したい。

 国内のUCIコンチネンタルチームに関しては、8チーム中5チームが選抜されることになっている。今年9月のツール・ド・北海道終了時点での、アジアツアーにおけるチームランキング上位3チームと、ジャパンカップ実行委員会が指定するレースにおけるJCF基準ポイント合計上位2チームが出場となる。現時点での出場枠順位は、アジアツアーランキング枠の上位3チームがチームNIPPO、愛三工業レーシング、チームブリヂストンアンカー、実行委員会枠の上位2チームが宇都宮ブリッツェン、シマノレーシングとなっている。また必要に応じて、主催者への貢献度が高い1チームが招待されるという。

 ナショナルチームは、日本チームの出場が決まっている。今大会に出場できない国内コンチネンタルチームの強豪選手や、本場ヨーロッパで活躍する選手などで構成された“ドリームチーム”になることが予想される。

ロビー・マキュアンがジャパンカップ限定で復活。クリテリウムに出場する(大会事務局提供)ロビー・マキュアンがジャパンカップ限定で復活。クリテリウムに出場する(大会事務局提供)

 また昨年同様、ロードレース前日の20日(土)には宇都宮市街で「ジャパンカップクリテリウム」が開催される。宇都宮の目抜き通りを完全にシャットアウトした1.55kmの周回コースを20周する、時速60km/hに達するハイスピードバトルだ。ジャパンカップロードレースに出場する選手のほか、クリテリウムスペシャルチームとしてロビー・マキュアン(オーストラリア)の参加が予定されている。スーパースプリンターとして名をはせたマキュアンは今年のツアー・オブ・カリフォルニアを最後に現役を引退したが、ジャパンカップのために一日限定の現役復帰となる。

 現在発表されているほかにも、数チームの出場が見込まれているという。新たな出場チームは決まり次第、大会オフィシャルホームページにて発表される。

【記者会見詳報】
「モデルガールズ」もフリーランに出走
 ジャパンカップへカウントダウン

ジャパンカップ2012日程

10月19日(金)グランド・オープニング、チームプレゼンテーション
10月20日(土)オープニングフリーラン、チャレンジレース、オープンレース、ジャパンカップクリテリウム、ウィラースクール
10月21日(日)ジャパンカップサイクルロードレース

ジャパンカップ大会ホームページ

ジャパンカップ出場予定選手

【UCIプロチーム】

Team Saxo Bank-Tinkoff Bank(サクソバンク・ティンコフバンク)
・宮澤崇史
(他の出場選手は未定)

ORICA-GreenEDGE(オリカ・グリーンエッジ)
・別府史之
・CLARKE Simon (サイモン・クラーク)
・MEYER Travis (トラヴィス・メイヤー)
・DEAN Julian (ジュリアン・ディーン)
・MEIER Christian (クリスチャン・メイヤー)
・BEWLEY Sam (サム・ベウィリー) *リザーブ
・TEKLEHAIMANOT Daniel (ダニエル・テクレハイマノット) *リザーブ

Garmin-Sharp(ガーミン・シャープ)
・HAAS Nathan (ネイサン・ハース)
・MARTIN Daniel (ダニエル・マーティン)
・VON HOFF Steele (スティール・ヴォン・フォフ)
・MORTON Lachlan David (ラクラン・モートン)
・LE MEVEL Christophe (クリストフ・ルメヴェル)

Liquigas-Cannondale(リクイガス・キャノンデール)
・SAGAN Peter (ペテル・サガン)
・SAGAN Juraj (ユライ・サガン)
・OSS Daniel (ダニエル・オス)
・BASSO Ivan (イヴァン・バッソ)
・DAMIANO Caruso(ダミアーノ・カルーゾ)

【UCIプロコンチネンタルチーム】

SPIDERTECH POWERED BY C10(スパイダーテック パワード バイ シーテン)
・ANDERSON Ryan(ライアン・アンダーソン)
・HOULE Hugo(ヒューゴ・ホール)
・ROTH Ryan(ライアン・ロス)
・PARISIEN Francois(フランソア・パリジャン)
・VANDBORG Brian(ブリアン・ヴァントボルグ)

【UCIコンチネンタルチーム】

JELLY BELLY CYCLING(ジェリーベリーサイクリング)
・HUFF Charles “Brad” (ブラッド・ハフ)
・HAGMAN Alexander (アレキサンダー・ハグマン)
・HAMILTON Nicolas (ニック・ハミルトン)
・VAN DER VELDE Ricardo (リカルド・バン・デ・ヴェルデ)
・DAVILA Luis Lemus (ルイス・レムス・ダヴィラ)

TEAM BEDGET FORKLIFTS(チームバジェットフォークリフツ)
・OBRIEN Mark (マーク・オブライエン)
・CUPITT Michael (マイケル・カピット)
・DAVISON Luke (ルーク・ダヴィソン)
・WITMITZ Sam (サム・ウィトミッツ)
・OCKERBY Luke (ルーク・オカビー)
・WILLIAMS Marc (マーク・ウィリアムス) *リザーブ
・McCARTHY Shaun (ショーン・マッカーシィー) *リザーブ

【クリテリウム・スペシャルチーム】

・Robbie McEwen(ロビー・マキュアン)

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