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48歳で表彰台に立つ快挙中込由香里がMTB女子で12年ぶりメダル獲得 アジア大会、男子の山本幸平とともに「銅」

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 韓国・仁川(インチョン)で開かれているアジア大会は9月28日、マウンテンバイク(MTB)のクロスカントリーが永宗島白雲山MTBコースで行われ、男子は前回大会2位の山本幸平(スペシャライズド)、女子は中込由香里(team SY-Nak)がともに銅メダルを獲得した。男子の沢田時(ブリヂストンアンカー)は7位だった。

MTB女子で銅メダルを獲得した中込由香里。48歳で、12年ぶりにメダルを獲得した (Kenji NAKAMURA/JCF)MTB女子で銅メダルを獲得した中込由香里。48歳で、12年ぶりにメダルを獲得した (Kenji NAKAMURA/JCF)

後半追い上げた山本、金メダルには届かず

男子MTBのスタートシーン。山本幸平が先行した (Kenji NAKAMURA/JCF)男子MTBのスタートシーン。山本幸平が先行した (Kenji NAKAMURA/JCF)

 男子は1周4.6kmの周回コースを6周、27.6kmで争われた。スタートダッシュで山本が先行、1周を終える頃には5人の集団を山本が引いた。しかし次の周回ではバラバラになり、山本はしばらく5位で走行。その後に韓国の選手をパスして追い上げ、最終周回ではカザフスタンの選手も抜いて3位でフィニッシュした。(JCF公式サイトより)

レース序盤、集団を引く山本幸平 (Kenji NAKAMURA/JCF)レース序盤、集団を引く山本幸平 (Kenji NAKAMURA/JCF)
7位に入った沢田時 (Kenji NAKAMURA/JCF)7位に入った沢田時 (Kenji NAKAMURA/JCF)
3位でゴールした山本幸平 (Kenji NAKAMURA/JCF)3位でゴールした山本幸平 (Kenji NAKAMURA/JCF)
鈴木雷太コーチ(右)とともに銅メダル獲得を喜ぶ山本幸平 (Kenji NAKAMURA/JCF)鈴木雷太コーチ(右)とともに銅メダル獲得を喜ぶ山本幸平 (Kenji NAKAMURA/JCF)

■山本幸平の話 スタートで引き離すことができず、順位を落としてしまった。最後の1kmぐらいで何とかメダルに滑り込んだ。金を目指していたので今はうれしくはない。(共同)

■沢田時の話 (スタートで)前に出られたが、力が出なくてメダル圏内からは離されてしまった。最初の上りで足が出なかった。課題は1周目の爆発力。(共同)

表彰台で銅メダルを掲げる山本幸平(右) (Kenji NAKAMURA/JCF)表彰台で銅メダルを掲げる山本幸平(右) (Kenji NAKAMURA/JCF)


●男子マウンテンバイク(27.6km)
1 王禎(中国)1時間42分34秒
2 陳振興(香港)1時間43分27秒
3 山本幸平(スペシャライズド)1時間44分12秒
7 沢田時(ブリヂストンアンカー)1時間51分20秒


自分を信じて耐えた中込 2002年大会以来の表彰台

女子は9人でスタート (Kenji NAKAMURA/JCF)女子は9人でスタート (Kenji NAKAMURA/JCF)

 女子は1周4.6kmの周回コースを4周、18.4kmで争われ、9人がスタート。1周目から中国のシ・キンランがトップを独走し、それを同じ中国のヤン・リンら3人と中込が追った。2周目には中込が2人をパスして3位に浮上。そのまま3位をキープしてフィニッシュし、見事に銅メダルを獲得した。中国のシ・キンランは圧倒的な力を見せ、2位に約6分差、中込には13分以上の差をつけた。(JCF公式サイトより)

スタートを待つ中込由香里 (Kenji NAKAMURA/JCF)スタートを待つ中込由香里 (Kenji NAKAMURA/JCF)
下りセクションを攻める中込由香里 (Kenji NAKAMURA/JCF)下りセクションを攻める中込由香里 (Kenji NAKAMURA/JCF)

◇         ◇

 48歳の中込が3位に食い込み、自身12年ぶりのメダルを獲得した。2002年釜山大会で銀メダルを獲得して以来の表彰台に「我慢、我慢で耐えればいけると思った。本当にうれしい」と声を弾ませた。

3位が確定し、ガッツポーズでゴールする中込由香里 (Kenji NAKAMURA/JCF)3位が確定し、ガッツポーズでゴールする中込由香里 (Kenji NAKAMURA/JCF)

 苦手のスタートで出遅れたが、焦らずペダルをこぎ続けた。失速するライバルを尻目に着実に順位を上げ「自分はペースをキープする力はあるので大丈夫、と言い聞かせた」と胸を張った。

 現在は長野県でペンションを経営する。サイン攻めにもあった大ベテランは「若い選手にないところが自分にはあると思う。競技をできる限り続けたい」と意欲的だった。(共同)

■中込由香里の話 メダルがとれてうれしい。日本チーム全体が一丸となって戦った。みんなの後押しがあったおかげでメダルを獲得できた。(JCF公式サイトより)

表彰台で銅メダルを掲げる中込由香里(右) (Kenji NAKAMURA/JCF)表彰台で銅メダルを掲げる中込由香里(右) (Kenji NAKAMURA/JCF)


●女子マウンテンバイク(18.4km)
1 史慶蘭(中国)1時間17分6秒
2 楊玲(中国)1時間23分2秒
3 中込由香里(team SY-Nak)1時間30分29秒

 

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