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9月1日にシンポジウム開催サイクルロードレースのメジャー化を推進 「JrIDE PROJECT」発足、栗村修さんらが参加

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ツアー・オブ・ジャパンの大会副ディレクターを務めるなど、レース運営に携わる栗村修さんツアー・オブ・ジャパンの大会副ディレクターを務めるなど、レース運営に携わる栗村修さん

 サイクルロードレースのメジャースポーツ化を推進する新プロジェクト「JrIDE PROJECT(ジェイ・ライド・プロジェクト)」が発足した。栗村修さん、山本雅道さんら元プロロードレーサーを中心として、子供たちが「スポーツとしての自転車」に触れる機会を提供し、競技の拡大を目指すプロジェクトだ。9月1日には、栗村さんらの講演やプロジェクト概要発表などを行う「子供たちのための自転車環境創造を考えるシンポジウム」が東京都千代田区で開催される。

サッカーや野球に負けないメジャースポーツに

 近年の自転車ブームを追い風に、日本では自転車競技、とりわけロードレースへの関心が高まっている。国内でも宇都宮で開催されるジャパンカップのように、世界の強豪チームが参戦し、10万人以上の観客を集める大きな大会が開催されている。レース参加やロードバイクを使用してトレーニングを楽しむ「アスリート層」は約30万人、サイクリングなどを楽しむ「スポーツサイクリスト層」は約300万人にのぼるという統計もあるという。

 しかし、日本のロードレースは海外、特にヨーロッパに比べ、まだまだ人気・実力ともに遠く及んでいない。他のスポーツと比べても、ロードレース競技を将来の目標とするアスリート候補は少ない状況だ。

「ウィーラースクール」で自転車の乗り方を子供たちに教えているブラッキー中島さん「ウィーラースクール」で自転車の乗り方を子供たちに教えているブラッキー中島さん

 こうした中、ロードレースをサッカーや野球に負けない日本のメジャースポーツに発展させる仕組みを作るため、ジェイ・ライド・プロジェクトが設立された。元プロロードレーサーたちが中心となり、自転車に関連する諸団体、企業が支援を行う。20歳以下の若い世代を中心に、小学生、未就学児までを含んだ将来のアスリート候補たちに、「スポーツ」としての自転車に直接触れる機会を提供していくことで、ロードレースの底辺拡大を目指していく。

「新人発掘」「スポーツ自転車教室」などを展開

シンポジウムでは益子直美さん(右)が栗村修さんと対談。山本雅道さん(左)はパネルディスカッションに登場するシンポジウムでは益子直美さん(右)が栗村修さんと対談。山本雅道さん(左)はパネルディスカッションに登場する

 活動の第一歩として、9月1日には東京都千代田区の毎日新聞社東京本社毎日ホールで「子供たちのための自転車環境創造を考えるシンポジウム」が開催される。栗村さんと元バレーボール女子全日本代表の益子直美さんの対談や、子供向け自転車教室「ウィーラースクールジャパン」の代表であるブラッキー中島さんによる講演を実施。子供や若い世代がスポーツとしての自転車の取り組む方策をさまざまな観点から取り上げ、将来にわたるビジョンを提起する。

 プロジェクトでは今後、人材育成のための「新人発掘トライアウト」や、ロードレースファン拡大に向けての「はじめてのスポーツ自転車教室」などにも取り組んでいく方針で、シクリズムジャポンの浅田顕代表(エキップアサダ監督)らも参画する。活動の概要はシンポジウムで発表される。

 シンポジウムへの参加申し込みは、ジェイ・ライド・プロジェクトのウェブサイトで受け付ける。

ジェイ・ライド・プロジェクト発表会「子供たちのための自転車環境創造を考えるシンポジウム」
日時:2014年9月1日(月)13:00~15:40
開場:毎日新聞社東京本社毎日ホール 〒100-8051東京都千代田区一ツ橋1-1-1
アクセス:東京メトロ東西線「竹橋駅」徒歩1分

「子供たちのための自転車環境創造を考えるシンポジウム」講演内容

講演① 「子供たちとスポーツの係わり」
講演者:元バレーボール女子日本代表 益子直美さん、元プロロード選手/TOUR OF JAPAN大会副ディレクター 栗村修さん
内容:元一流アスリートの2人が、アスリートを目指すことになったきっかけや、子供の頃のスポーツとの係わりに関して、自らの経験を踏まえて対談する。
講演② 「子供からはじまる自転車文化の創造」
講演者:子供向け自転車教室「ウィーラースクールジャパン」代表 ブラッキー中島さん
内容:子供や若い世代の人たちに、自転車に乗ることの楽しみを体験させる機会創出の大切さ、そこから拡がる自転車文化の将来像についてウィーラ―スクールの現状と併せて講演。
講演③ 「子供世代への業界の取り組み」
講演者:(一社)自転車協会 渡辺恵次理事長
内容:子供たちがより楽しく、より安全に乗るための課題と業界の取り組みについて、ハード・ソフト両面から紹介。
パネルディスカッション
テーマ:「子供たちのための自転車環境創造」
パネラー:益子直美さん、栗村修さん、ブラッキー中島さん、山本雅道さん、(一社)自転車協会 大久保薫さん
内容:「子供達のための自転車環境創造」に必要なこと、業界内外に求められる要素、また子供たちや親世代への情報提供について、司会進行者を交えて講演者たちによるパネルディスカッションを実施。

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