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バイクインプレッション2014「PINARELLO ROKH 30.12 T2」 ピナレロらしさを存分に味わえるミッドレンジ

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 艶やかなカラーとデザインで国内外でファンを魅了するピナレロは、トッププロからの信頼が厚く、休日にライドを楽しむサイクリストからの人気も高いイタリアのバイクブランドだ。試乗した「ROKH」(ロク)は、「DOGMA 65.1 THINK2」と同じTHINK2を採用して電動コンポーネントに対応し、また整備性の良いヘッドベアリング、DROP-INシステムを採用してブラッシュアップされている。

「PINARELLO ROKH 30.12 T2」(ピナレロ ロク 30.12 T2)「PINARELLO ROKH 30.12 T2」(ピナレロ ロク 30.12 T2)

PINARELLO ROKH 30.12 T2(ピナレロ ロク 30.12 T2)
価格:341,905円(完成車、税抜)
サイズ:43SL、46SL、49SL、52SL、53.5SL、55SL、57SL
カラー:ブラックレッドマット、ホワイトカーボン
問い合わせ先:ピナレロジャパン http://www.riogrande.co.jp/pinarello_opera/

スペック

フレーム:Carbon 30HM12K
フォーク:Onda™ ROKH Carbon 30HM12K 1”1/8 – 1”1/2
変速機:シマノ・105(F)&(R)
ギヤ:シマノ・105 50×34T、11-28T(10s)
ホイール:シマノ・R501-30
重量:N/A

テスターがその性能を高評価するONDAフォーク。波打つようなフォルムは圧倒的な個性を放っているテスターがその性能を高評価するONDAフォーク。波打つようなフォルムは圧倒的な個性を放っている
電動とメカニカルの両方に対応するケーブルルーティングシステム、THINK2電動とメカニカルの両方に対応するケーブルルーティングシステム、THINK2
規格は上位モデルと同様にPF30を採用し、ボリュームのあるBB周り規格は上位モデルと同様にPF30を採用し、ボリュームのあるBB周り

インプレッション BY 松尾修作・米山一輝

松尾修作 Neilpryde - Men's Club Pro Cyclingに所属し、キャプテンを務めるプロロードレーサーで、脚質はオールラウンダー。埼玉県・若葉駅近くでバイクサロン「SAKURAMENT」を経営する松尾修作
Neilpryde - Men's Club Pro Cyclingに所属し、キャプテンを務めるプロロードレーサーで、脚質はオールラウンダー。埼玉県・若葉駅近くでバイクサロン「SAKURAMENT」を経営する

米山 ピナレロのROKHは、他のブランドの105仕様の普及モデルと比較するとやや高価かもしれないね。

松尾 そうですね。アッセンブルされているパーツを見ると価格は高めです。でもフレームの素性が良いですから、走りは好印象でした。ロングライド向けのモデルということですが、フロント周りはしっかりさせつつも、過度に剛性は高くなく、だれでも乗りこなせるバイクです。

米山 わかりやすい剛性感で直進はピタッと決まるし、コーナーはよく切れる。ピナレロといえばONDAフォークを核にフロント周りの安定性の素晴らしさが特徴的だけど、このバイクもそれをしっかり受け継いでいる。

松尾 ええ。フロントフォークはさすがで、前から引っ張られるように進む上に、安定感も抜群なんですよね。この良さをさらに磨くように、自分好みにパーツを変えてカスタマイズを楽しめると思います。

米山 がっしり系でバランスがいい。車体が軽くないので加速が軽いとは言えないけれど、スピードを上げていく楽しさがある。それから、下りが素晴らしいね。下りが苦手なライダーはこのバイクを使えば、下りを楽しめるようになるんじゃないかな。

松尾 同感です。下りの安定感はピナレロならではですね。地面との接地感がライダーによく伝わってきます。上りは重量がありながらも、リヤバックがグイッと押し出してくれる感覚があります。フロント側をアシストするようにキビキビと押し出してくれて好印象でした。

米山一輝 サイクリスト編集部のエースライダー。数多くのトップ選手を輩出した東京の名門クラブチームで15年の選手経歴を持つ元レーサーで、現在は国内レースを取材で転戦中米山一輝
サイクリスト編集部のエースライダー。数多くのトップ選手を輩出した東京の名門クラブチームで15年の選手経歴を持つ元レーサーで、現在は国内レースを取材で転戦中

米山 上りも切れの良いフォークのおかげでダンシングしやすいしね。快適性についても、高剛性で安定した走りは、結果的にストレスを減らすというお手本だろう。

松尾 フレームの造形からはコンフォート性能を狙っていると感じますが、あまり乗り心地でそれを実感しないのはアッセンブルパーツのせいでしょうか。フレームが良いので、お金をかけてカスタマイズして長く楽しめると思います。

米山 ROKHに乗って、ピナレロの良さがよくわかるよ。走りの基本性能が高く、楽しいロードバイクなので、単純にこのバイクの価格に納得できるならオススメだな。

TEXT BY 齋藤むつみ / PHOTO BY 佐藤正巳


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