スマートフォン版はこちら

サイクリスト

バイクインプレッション2014「THOMPSON SIRIUS2.0」 カラーオーダーに対応するベルギー生まれの軽量オールラウンダー

  • 一覧

 トンプソンは1921年に創業した老舗のベルギーブランドだ。1942年には、母国のプロ・ロードレース「ツール・デ・フランドル」でトンプソンが優勝バイクとなり、ベルギー国内でその名が広く知られるようになった。現在はロードバイク、クロスバイクに加え、マウンテンバイクの生産も手がける総合メーカーとして、デザインから塗装、組み立てまでの全工程を全て自社で生産し、国内外で販売されている。

「THOMPSON SIRIUS2.0」(トンプソン シリウス2.0)「THOMPSON SIRIUS2.0」(トンプソン シリウス2.0)

THOMPSON SIRIUS2.0(トンプソン シリウス2.0)
価格:425,000円(アルテグラ完成車、税抜)
   280,000円(フレーム、税抜)
サイズ:50、52、54、56、58、60
カラー:ブラック(マット)、シルバー(マット)、イエロー
問い合わせ先:HAMASHO http://thompson.jp/

スペック

フレーム:HMカーボン UD
フォーク:カーボン
変速機:シマノ・アルテグラ(F)&(R)
ギヤ:シマノ・アルテグラ 52×39T、12-25T(11s)
ホイール:FAST FORWARD F6R(試乗車仕様、アルテグラ完成車の場合は異なる)
重量:892g(フレーム)、390g(フォーク)

ボリュームのあるブレード状のフォーク。とはいえ、フォーク、フレーム共に軽量に仕上げられ、上りセクションも軽快に進むボリュームのあるブレード状のフォーク。とはいえ、フォーク、フレーム共に軽量に仕上げられ、上りセクションも軽快に進む
太めのモノシートステーが力の伝達効率を高め、適度な軽快感と加速性能を演出太めのモノシートステーが力の伝達効率を高め、適度な軽快感と加速性能を演出
フレームカラーオーダーに対応し、仕上がりをシャイニーとマットから選択した後、4セクションのカラーを選んでいくフレームカラーオーダーに対応し、仕上がりをシャイニーとマットから選択した後、4セクションのカラーを選んでいく

インプレッション BY 松尾修作・米山一輝

米山一輝 サイクリスト編集部のエースライダー。数多くのトップ選手を輩出した東京の名門クラブチームで15年の選手経歴を持つ元レーサーで、現在は国内レースを取材で転戦中米山一輝
サイクリスト編集部のエースライダー。数多くのトップ選手を輩出した東京の名門クラブチームで15年の選手経歴を持つ元レーサーで、現在は国内レースを取材で転戦中

米山 この連載が始まって以来、初登場のブランドだね。ちょうどカラーオーダーシステム ”Be Creative!”の無料キャンペーンが始まったところだそうだよ。(2014年5月20日から2014年6月30日まで)

松尾 40000パターン以上のバリエーションがありますから、自分だけの色や、所属しているクラブチームのカラーに合わせたバイクカラーを求めている人は注目でしょう。今回試乗したのはセカンドグレードの「シリウス2.0」ですね。

米山 うん。トップモデルがエアロタイプなので、高い空力性能を求めず、汎用性の高さを求めてこっちを選ぶライダーも多いそうだよ。乗ってみてどうだった?

松尾修作 Neilpryde - Men's Club Pro Cyclingに所属し、キャプテンを務めるプロロードレーサーで、脚質はオールラウンダー。埼玉県・若葉駅近くでバイクサロン「SAKURAMENT」を経営する松尾修作
Neilpryde - Men's Club Pro Cyclingに所属し、キャプテンを務めるプロロードレーサーで、脚質はオールラウンダー。埼玉県・若葉駅近くでバイクサロン「SAKURAMENT」を経営する

松尾 フレームの太さを感じさせる剛性感で、バイクを大きく感じる踏み味でした。ウィップする感じがなく、BB周辺の硬さを感じましたが、全体的にも硬めです。月並みですが、カーボンモノコックフレームらしい一体感のある剛性でしたね。

米山 がっしりとした骨太の剛性感だったね。上りではシッティングで大きく踏むイメージで行くと良いだろう。今回、試乗車はディープリムホイールがセットされていたけれど、これが少々重く、加速に関しては損をしている部分があったと思う。

松尾 そうですね。ホイールに足を引っ張られた感じでしたけれど、軽いホイールならもっと良いはずです。

米山 でも、踏み味はダイレクトで、速度が上がってくるとその真価を感じられたね。

松尾 下りでスプリントをしてもブレないので、力をしっかり掛けられました。踏んでからの反応が早いバイクですから、上手なペダリングで走りたいです。また、ヘッドがしっかりしているので、ヒラヒラする感じもなく、ライントレースはしやすく、軽快さというよりはドシッと構えている印象でした。

米山 同感。大柄なライダーが乗るイメージが少し強かったかな。

松尾 フレームの良さが乗っていてわかるので、試乗車にアルミカーボンクリンチャーが付いているのが残念で、軽いホイールならばもっと良いだろうとは思いました。ベルギーのフレームらしく安定感が抜群なので巡航性能も高く、オールラウンドに使用できる1台だと思います。

米山 快適性についても、細かい衝撃を良く吸収していたよね。アッセンブルされているハンドルやシートピラーなどのパーツが、コンポに比べて安価なグレードなので、完成車で購入する場合は、少しずつグレードアップして手を入れていくと良いだろうね。

TEXT BY 齋藤むつみ / PHOTO BY 佐藤正巳


関連記事

この記事のタグ

20~30万円のロードバイク30~50万円のロードバイク

20~30万円 30~50万円 トンプソン バイクインプレッション フレームセット ロードバイク

  • 一覧

新着ニュース

もっと見る

ピックアップ

ショップナビ

スペシャル

ソーシャルランキング

インプレッション

インプレッション一覧へ

連載